KONAMIはグループ創業50周年企画として展開中のクラシックゲームコンピレーション『アニバーサリーコレクション』の第2弾、『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』を5月16日に配信することを発表しました。
『悪魔城ドラキュラ』シリーズは1986年に発売されたファミコンディスクシステム用ソフトを第1作とするゴシックホラーアクションゲームシリーズ。後年では探索型アクションアドベンチャーとしての代名詞ともなり、海外タイトルの『Castlevania』から“Metroidvania”と呼ばれるゲームジャンル名にもなっています。
4月18日に配信を開始した『アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション』ではアーケード版『悪魔城ドラキュラ』が収録されていますが、今回の『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』ではファミコン/NES・スーパーファミコン・ゲームボーイ・メガドライブより8タイトルが収録されています。
『悪魔城ドラキュラ』(ファミコン・1986/93)
鞭を武器とするバンパイアハンター、シモン・ベルモンドが復活したドラキュラを倒す、という内容のアクションゲーム。ボスキャラにはフランケンシュタインや狼男、死神など、映画などでおなじみのモンスターが登場するのも特徴です。今回は1993年に発売されたファミコンROM版を収録。難易度設定が追加されています。
『Castlevania II Simon's Quest』(NES・1988)
日本では『ドラキュラII 呪いの封印』としてリリースされたアクションRPG。ドラキュラの復活の阻止と自らに課せられた呪いを解くためにシモンの新たな試練が始まります。時間経過で昼夜が変わり、敵の攻撃が変化するなどのギミックが追加されています。
『悪魔城伝説』(ファミコン・1988)
15世紀のヨーロッパを舞台にヴラド=ツェペシュ公討伐のため、シモンの先祖、ラルフ・C・ベルモンドの戦いが幕を開けます。初代『悪魔城ドラキュラ』のゲームシステムをベースに、ステージ分岐や主人公の選択などのシステムが追加されています。
『ドラキュラ伝説』(ゲームボーイ・1989)
シモン・ベルモンドの祖先であるクリストファーを操作し、悪魔城へと挑むアクションゲーム。前4面で構成され、武器は鞭のみとストイックな内容となっています。
『ドラキュラ伝説II』(ゲームボーイ・1991)
ドラキュラ復活の生贄となった息子を救うため、クリストファーの新たな戦いが始まります。全7ステージ構成となり、サブウェポンも使えるようになって攻略に拡がりが加えられました。コンシューマ機への移植は今回が初となります。
『悪魔城ドラキュラ』(スーパーファミコン・1991)
第1作のリメイク作。鞭を多方向に打つことができるだけでなく、ボタン押しっぱなしで鞭を振り回せるようになり、攻撃のバリエーションが多彩になりました。スーパーファミコンならではの回転・拡大・縮小機能を活かしたボスキャラも話題に。
『バンパイアキラー』(メガドライブ・1994)
舞台は第1次世界大戦のヨーロッパ、ドラキュラ復活を目論む“エリザベート・バートリー”を討つため、2人のバンパイアハンターがドラキュラ城へ向かう! 巨大なクリーチャーなど、メガドライブの機能を駆使した意欲作となっており、今回(既発表のメガドライブミニをさしおいて)初の移植となります。
『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』(ファミコン・1990)
ドラキュラの息子“ドラキュラくん”(1万9歳)が活躍する横スクロールアクション。コミカルな見かけながらも『悪魔城ドラキュラ』シリーズらしい?骨太な内容に仕上がっています。こちらもコンシューマ機初移植となります。
8本のゲーム以外に、収録作品の未公開資料などを含むボーナスブック(ゲーム内電子書籍)も収録されています。
『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』はダウンロード専売タイトルとなり、PS4、スイッチ、Xbox One、WIndows(Steam)で3,240円で配信予定です。
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