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「シンデレラガールズ U149」廾之先生が大事にするのは"読者の気持ち"―新曲「ドレミファクトリー!」秘話も飛び出した独占インタビュー

Cygamesが贈るマンガアプリ「サイコミ」にて連載中の漫画「アイドルマスター シンデレラガールズ U149(読み:ゆーいちよんきゅー)」作者、廾之先生にインタビュー!

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「シンデレラガールズ U149」廾之先生が大事にするのは
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Cygamesが贈るマンガアプリ「サイコミ」にて連載中の漫画「アイドルマスター シンデレラガールズ U149(読み:ゆーいちよんきゅー)」(以下、U149)。本作は、総勢200名近い『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、シンデレラガールズ)のアイドルたちの中から、年齢層の低い、小さなアイドルたちにスポットを当てた作品です。大手芸能プロダクションの第3芸能課に所属するアイドルと小さな新人プロデューサーの奮闘が描かれます。

今回、インサイドでは、以前にお届けした「アイドルマスター シンデレラガールズ After20」の半二合先生に続き、「U149」の作者である廾之先生にインタビューを敢行しました。これまでに無かったテーマをフィーチャーした「U149」の見所や、本作が『THE IDOLM@STER(アイドルマスター)』作品たる所以は、いったいどこにあるのでしょうか。



――本日はよろしくお願いいたします。サイコミで連載中の「U149」は年齢層の低いアイドルたちの姿を描いた作品ですが、物語を描くにあたって意識されている部分はありますか?

廾之先生(以下、廾之):物語の中心になっているのが小さなアイドルたちですので、彼女たちの成長や直面する問題については、その年齢のものに合わせる形で描くよう気を配っています。大人にとっては小さなことだと感じるようなことでも、幼い年代の子どもたちにとっては大事件だったりすることもありますよね。そういった部分が読者の皆様に伝わればいいな、という気持ちで描いています。

――「U149」では、作中における第3芸能課の世間的な知名度がほぼない、といったところから始まりますが、企画当初の段階で、イチからアイドルたちの成長物語を描く、という形でテーマが決まっていたのでしょうか?

廾之:そうですね。イチから新しく『シンデレラガールズ』の物語を作りたい、というのがありましたので、プロデューサーと第3芸能課のアイドルたちが出会う場面から始めましょうという流れになりました。

――物語の展開としては、第3芸能課全体のお話を描きつつも、ひとりひとりのアイドルにしっかりとスポットが当たっているという印象を受けました。こういった部分もお話を描く当初の段階から決まっていたのでしょうか?

廾之:最初からアイドルひとりひとりにスポットを当てる、と決めていたわけではありません。ただ、せっかく小さなアイドルたちをフィーチャーして描くのだから、このアイドルたちを初めて知ることになる読者の方にも、この子たちがどんな子であるかというのを知ってほしかったのです。「アイドルひとりひとりをもっと好きになってもらいたい」というのを意識しながら、お話を描いています。


――作中に登場するアイドルについて、始めの頃は年少組の子たちが多かったですが、物語が進むにつれて、大人組や、渋谷凛ちゃんといったアイドルも登場しますよね。作中に登場するアイドルはどのようにして決めているのでしょうか?

廾之:「物語のメインは小さなアイドルたち」ということを主軸としていますので、「この子たちを導いてくれそうだな」と感じさせてくれるようなアイドルに登場してもらっています。あとは、ゲームでつながりがあったりだとか、反対にゲームではやりとりがなかったアイドル同士でお話をさせてみたりだとか、そういった部分については意識していますね。

――「導いてくれる」という点で言うと、『アイドルマスター』においてはプロデューサーの存在も大きいですよね。「U149」のプロデューサーは、これまでにないプロデューサー像と言いますか、可愛らしい青年という印象を受けました

廾之:「U149」のプロデューサーについては、第一に、目線が第3芸能課のアイドルたちと一緒であるというところを大切にしたうえで、性格などを決めていきました。最初にイメージしていたのは学校の先生だったのですが、先生というよりは身内のお兄ちゃんにイメージが近くなるように描いています。

――サイコミTVの「U149」特集では、プロデューサーの初期案がいくつか紹介されていましたね

廾之:2、3点紹介しました。最初のA案、B案くらいですが。

――どれほどの試行錯誤があって現在のプロデューサーの姿になったのでしょう?

廾之:本当にたくさんの数の案を描きました。身長など、基本的なキャラクター像が決まった後も、顔やビジュアルが最後までどうしても決まらなくて……「それだったらたくさん描いてみましょう」という話になりまして、その結果50以上描いたのではないかと思います。1案につき3パターンほど、たとえば絆創膏を貼ってみるなど、いろいろ試したりもしましたね。最終的には、「中学生のつもりで描いてください」と言われまして、自分としてはギリギリ高校生くらいのイメージで描いたのですが、それでも少し大人びてしまったかと思います。私の絵ですと頭身が高くなってしまいますので、当時の絵柄で中学生に見えるよう、作画は調節しました。

――「U149」ではプロデューサーもアイドルたちと一緒に成長していきますが、アイドルのお話を描きつつ、プロデューサーについても描くというのは非常に大変なのだろうなと感じました。このあたりはどのようにバランスを取られているのでしょうか?

廾之:イメージとしては天秤とシーソーでしょうか。たとえばアイドル個人のお話を描いた際、そのアイドルが落ち込んでしまうような出来事があったとしたら、プロデューサーの方も少し落ち込むような形で感情が釣り合うようにしています。また、読者の皆様がプロデューサー目線で読んだ時に、感情移入できるよう心がけてお話を作っています。アイドルたちが落ち込んだ時には、プロデューサーが元気にしてあげる、反対にプロデューサーが落ち込んでいる時には、アイドルのみんなが励ましてあげる、といった具合に、バランスを取りながらお話を描いています。

――作中に登場するアイドルが身に着けているような小物なども、先生ご自身がデザインされているのでしょうか?

廾之:はい。作中に出てくるものですと、プロデューサーが持っているものや事務所の中に置いてあるものなどは、スタッフさんと相談して作っています。

――アイドルたちの衣装もデザインされているのですか?

廾之:衣装もそうです。カラーについてはCygamesさんの専門の方に仕上げていただいたのですが、デザインはこちらで作成しました。アイドルとしてはまだまだ下積みの子たちですので、派手すぎず、それでも可愛さは損なわずというイメージで描いています。

――ご自身で綿密に調べ、さらに各所のチェックも経たうえで「U149」の物語は生み出されているのですね。ちなみに、先生ご自身のこともいろいろと伺いたいのですが、先生はもともと『アイドルマスター』のファンだったのでしょうか?

廾之:自分は、アニメ「アイドルマスター」で初めて『アイマス』の存在を知りました。実家の位置的に、『アイマス』に触れることのできる環境が整っていなかった、というのもあるのですが、アニメを初めて観た時に、キャラクターひとりひとりの動きの細やかさや、誰にフォーカスを当てても「アイドルが生きてる!」と実感できるというところに、とても感動したんですよね。そこからは、もうどんどん『アイドルマスター』が好きになっていって、次に『アイドルマスター ミリオンライブ!』を遊びました。『シンデレラガールズ』に関しては、結城晴ちゃんが気になったのをきっかけに、『アイドルマスター シンデレラガールズ』を遊びはじめました。そこからは今にいたるまで、ずっとプレイし続けています。

――廾之先生ご自身としては、『シンデレラガールズ』のどういった部分が魅力だとお考えですか?

廾之:まずシンプルに、アイドルの多さに圧倒されますよね。そして、アイドルがたくさんいるのにそれぞれが個性的で……たとえば、アイドル同士で趣味が同じだったとしても、そのなかで個性が出るようになっているじゃないですか。アイドルの見た目に関しても、目を見ただけでどの子なのかわかる、という点はとても感動しました。これについては『アイドルマスター』全体がそうなのですが、『シンデレラガールズ』はより尖った個性を持ったアイドルが存在しているのが面白いですよね。

それから、自分のプロダクションを作れるというのも面白いです。アイドルの組み合わせが本当に無限大に出てくる。プロデューサーの数だけプロダクションを作れるというのも『シンデレラガールズ』の魅力だと思っています。

――「U149」も初めて読んだその瞬間から「第3芸能課の子たちはみんな、『シンデレラガールズ』のアイドルだな」という印象を受けます。アイドルみんなの顔の描き分けであったり、そういった部分も細部にいたるまでこだわられているなと

廾之:そこはやはり、元々の『シンデレラガールズ』のキャラクターの作り込みが本当にすばらしいというところですね。ネームを描く際、時間がない時などは簡略化してしまうこともあるのですが、簡略化したパーツを描くだけでもどのアイドルなのかがある程度わかるというほどに、キャラクターデザインが完成されているんです。「U149」では自身の画風に多少寄せてはいるのですが、それでもゲーム『シンデレラガールズ』のアイドルらしさが出ているというのは、そういった理由からだと思っています。

――ちなみに先生は、アイドルでしたらどういった子がお好きですか?

廾之:どちらかというと大人のアイドルが好きでしたね。「U149」のプロデューサーじゃないですけど、18歳だとかその年代のアイドルが好きです。個人としてよくイラストを描いていたのは、その年代のアイドルです。

――「U149」の第3芸能課のアイドルのなかでは、どの子がお気に入りですか?

廾之:ちょっと選べないですね……どの子も平等に好きです!

――そういえば先生のTwitterを拝見したのですが、投稿されているのはほぼ『アイドルマスター』についてですね……!

廾之:それだけしか、つぶやいていないかもしれません(笑)

――サイコミで「U149」を更新された際などは、すごい数の反響がありますよね

廾之:そうですね。応援のメッセージをいただけることもありますし、嬉しいかぎりです。

――ちなみに先生のTwitterアイコン、これは恐竜なのでしょうか?

廾之:はい。オレンジ色の恐竜です。学生の時に作ったキャラクターを、そのままアイコンに使用しています。

次のページ:「U149」という作品の魅力に迫る!
《アキナツ》

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