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『FGO』塩川洋介氏がクリエイティブプロデューサーに就任―「ゲーム外を制する者が、ゲームを制す」その意味とは

5月15日、東京都にあるディライトワークスにて、『Fate/Grand Order』クリエイティブプロデューサーに就任した塩川洋介氏による就任説明会が行われ、「FGO PROJECT」のさらなる展開について語りました。

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スマートフォンRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)のクリエイティブプロデューサーに就任したディライトワークスの塩川洋介氏が5月15日、東京都にある同社で就任説明会を開催。『FGO』の魅力を世界中のマスター(ユーザー)に届けるための「FGO PROJECT」のさらなる展開について語りました。

ノーツ、アニプレックス、ディライトワークスの3社による「FGO PROJECT」。2015年7月の『FGO』国内リリースを皮切りに、『FGO』の海外展開、VRドラマ『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』、「Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム 謎特異点I ベーカー街からの脱出」など、様々なプラットフォームで展開し、2.5次元の舞台やアニメ化もされました。


同プロジェクトにおいて、2016年よりクリエイティブプロデューサーとして『FGO』開発・運営に携わってきた塩川氏。今年4月1日よりクリエイティブプロデューサーに肩書きを変更し、『FGO』に加えて同プロジェクト全体のゲーム展開における企画立案や意志決定を行っていきます。

このタイミングでの肩書き変更について塩川氏は、2016年年末の第1部完結、2017年の1.5部と非常に大きな盛り上がりを続けた『FGO』が「2018年より第2部に入ったことで、今後はもう少し長期的なスパンで進むことが想定される。今までと同じことをやっていてもさらなる盛り上がりは難しいと考え、『FGO』を一歩先というよりは2歩、3歩先に飛躍させるためにプロジェクト全体を見る立場に変更させてもらった」と説明。


『FGO』のこれまでを振り返って、Twitterなどゲーム外で話題になったことで新規ユーザーが増えるなど、ゲームの外側で助けられて成長してきた経験から、「ゲーム外を制する者が、ゲームを制す。」をキーワードに挙げ、「ユーザーに遊び続けてもらうことが前提の中で、ゲーム単体のクオリティーも非常に大切ですが、ゲーム以外の部分でどういった付加価値を提供できるかが大事になる。そこを極めようと思っています」と語りました。


今後の展開としては、「“FGOのある生活”をデザインする。」というコンセプトのもと、デジタルやアナログといった様式、さらには遊び方に至るまで一切の制限を設けず、『FGO』を遊んでくれるユーザーに“マスター”としての体験を楽しんでもらえる多様なプラットフォームでのゲームプロジェクトを拡大していきます。すでに発表された7月のアーケードゲーム、8月のボードゲームも話題になりました。

「国内外を見渡してもなかなか見ないレベルのチャレンジだと思いますが、『FGO』は常にチャレンジしてきたゲームなので、これからもチャレンジし続けたい」と熱い気持ちを語った塩川氏。これまでプロジェクトごとに個別に動いていたプロデュース機能を、集約した「FGO PROJECT」総合プロデュースチーム始動、さらに総合プロデュースに興味のある人を対象とした「FGO PROJECT総合プロデュースキャリア相談会」の開催を発表しました。また、新メンバーの募集も行っていくそうです。


最後に塩川氏は「もしTwitterが存在しなかったら『FGO』はこうなっていない」とし、「&TOKYO」のコンセプトにちなんだ「& FGO」の精神を掲げ、「『FGO』を育ててくれたユーザーの皆さん、イベントなどFGOの情報をユーザーに届けてくれるメディアの皆さんに感謝していいます。ユーザー、メディア、これから一緒にやっていく企業やクリエイター、全員で『FGO』を育てていくことが必要だと感じています」と締めくくりました。
《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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