人生にゲームをプラスするメディア

【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった

 

その他 オリジナル
【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった
  • 【レポート】クトゥルフTRPGを現実世界で再現したLARP「生贄たちの挑戦」でSAN値減少 ― 空間、物、奇声、怪物、結末、その全てがリアルだった

◆その行動、SAN値チェックです



物語の舞台は現代の日本にある洋館。集まった9名のPCたちは、それぞれの事情で嵐の中、この怪しげな館に迷い込んできたという設定です。そしてどこからともなく「館の主」と名乗る怪しげな声の男が、「自己紹介でもしながら、くつろいでくれたまえ」と姿を見せずに語りかけてきました。


というわけで、嵐の中に戻るわけにも行かず、PCたちはぎこちなく自己紹介を開始。それぞれが自分の名前に加えて職業と洋館に来た経緯を語っていきました。ちなみに、各自目的を抱えているはずですが、ここではまだ誰も明らかにしませんでした。

■筆者のクラスについて
一般PC用のクラスを使用してしまうとネタバレになってしまうため、筆者は今回の取材のためだけに用意された特別なクラス「記者」をロール。すごくいい表現を使えば、トレジャー・ハンター的なイメージでしょうか。

●表の顔
オカルト情報誌「月刊メー」の記者。取材の途中に洋館に迷い込んだ。

●裏の顔
実は魔法のかかった品々を手に入れて売りさばくためにやってきたというかなり怪しい男。

●スキル
・鍵開け
・オカルト(魔法めいた怪しいアイテムの鑑定や秘められた暗号の解読などができる知識)

館の主に言われるがまま自己紹介をした一行は、言い表せぬ不安を感じながら部屋の探索を開始。すると、すぐさまGMから「ストップ」という号令が発せられました。これはGMが演出を行う時にかけられるもので、その場にいるPCたちは、GMから再開の号令「タイムイン」があるまで動きを止めます。どうやらPCの一人が空けた箱に罠が仕掛けられていたらしく、「あなたは箱から飛び出してきた刃で重傷を負いました」という演出が入りました。


悲鳴を上げるPC。手には傷が……。

負傷したPCの手には出血を現す特殊メイク用の傷シールが貼られ、ダメージ処理を行った後に「タイムイン」。本作には部位ダメージの概念があり、特定の部位に一定のダメージを受けると、痛みで(ゲーム内では)身体が動かせなくなってしまうのです。ちなみにダメージをたくさん受けると死亡し、それ以降は会場の隅に漂う魂(見学者)となるのだとか。


彼をこのまま放置すれば死亡してしまう可能性があるため、「この中にお医者さんはいませんか!?」的なやり取りの後、応急処置のスキルを持った「医者」のPCが部屋にあった救急セットを使って治療。手に包帯が巻かれました。


適当に触った箱で重傷というデッドリーな仕様に驚かされていると、今度はゲーム内で判定が必要な時にかけられる「チェック」の号令が。PCの一人が「謎めいた魔術書」を発見したため、いわゆるSAN値チェックが入りました。

■SAN値チェック
本作では「恐怖チェック」と呼ばれており、失敗すると我壊値(正気)が減少。時には「一時的狂気」と呼ばれるパニック状態となり、様々な症状がPCに3分間発生するというルールも用意されています。

■判定について
多くのTRPGでは判定にダイス(サイコロ)を使用しますが、今回のゲームではトランプを使用します。自分の我壊値以下の数字を引くか、その恐怖に該当するスート(絵柄)を引くことができれば成功です。

今回は判定に成功し、その魔術書を調べることに。どうやらその魔術書は本物であり、読み上げると幾つかの魔法が使えることが判明しました。これは真の目的を達成するために確保しておきたいアイテムですが、盗みのスキルがあるわけではないので、この場で拝借するのはかなり困難……どうにかしなくては。

一旦魔術書の確保を保留し、私も何かを発見しようとアイテムを物色しているところで「フリーズ」の号令。こちらは「突然悪霊が現れた」「床穴が空いた」など、一瞬のうちに変化が起こる事を表現するための号令で、プレイヤーは目を閉じなければなりません。その間は専用のBGMが流れ、小道具の配置が変わったり、NPCが出入りします。そして「タイムイン」の号令と共に目を開けると、私たちの目の前に突然バラバラになった死体が登場し、全員で「恐怖チェック」。幸いにして私は無事でしたが、何名かが判定に失敗し、精神的にダメージを受けてしまいました。


「この部屋は一体何なんだ……危ないけど上手く持って帰ればリッチになれる!」なんてことを考えながら動いていると、またも「フリーズ」。そして「タイムイン」と「ステイ」の号令が。「ステイ」は身体は動かせないけれど、目は開けることができ周囲の状況は見られる状態。TVゲームでいうムービーシーンのようなイメージですね。すると「名状し難い者」が目の前に出現。恐ろしい叫び声と耐え、そして難い異臭を放つその怪異は、なんと我々PCを全員惨殺! なんという初見殺し!!

GMから目を閉じるよう指示され、そのまま待っていると、謎めいた男の声が聞こえてきました。その男は「この儀式が完成の時を迎えられるとは……クックックッ……こいつらに与えられた短い時間で止めることは無理に決まっている……」と満足気に語っているのですが、一体どういうことなのか……死んでしまった我々の運命は!?……と、いったところで一旦休憩&作戦会議タイムに。一旦部屋から出て休憩をとりながら、発見したアイテムや起こったことをおさらいしていきました。
《傭兵ペンギン》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. 1位はキラ…ではない!『ガンダムSEED』人気投票の最終結果発表―アスランのMSで一番人気は「ズゴック」に

    1位はキラ…ではない!『ガンダムSEED』人気投票の最終結果発表―アスランのMSで一番人気は「ズゴック」に

  2. 「ちいかわ」×「チロルチョコ」コラボがパワーアップして復活!パッケージがかわいすぎる「ちいかわちろるちょこBOX」が全国発売へ

    「ちいかわ」×「チロルチョコ」コラボがパワーアップして復活!パッケージがかわいすぎる「ちいかわちろるちょこBOX」が全国発売へ

  3. 『FF7 リバース』ユフィの“引き締まったお腹”が破壊力抜群!人気イラストレーター「はんくり」先生がファンアートを投稿

    『FF7 リバース』ユフィの“引き締まったお腹”が破壊力抜群!人気イラストレーター「はんくり」先生がファンアートを投稿

  4. 食べるの迷っちゃう…!むちゃかわな「ちいかわラーメン 豚」が期間限定でオープン―オリジナルグッズは公式ショップでも販売

  5. ナムコ、コスメとメイク道具が使い放題のプリクラ専門店をオープン

アクセスランキングをもっと見る