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愛知教育大学、今年は「化物語(上)」を教科書に…テクスト分析の方法を習得することが目的

国文学の講義で使用する教科書として、ライトノベル「ソードアート・オンライン」を採用したことで注目を集めた愛知教育大学が、今年度は「化物語(上)」を題材に取りあげることが明らかとなりました。

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国文学の講義で使用する教科書として、ライトノベル「ソードアート・オンライン」を採用したことで注目を集めた愛知教育大学が、今年度は「化物語(上)」を題材に取りあげることが明らかとなりました。

「化物語(上)」が使用されるのは、広瀬正浩先生による「S国文学演習BI」という講義です。「これまでの講義や演習で獲得した知識や経験を生かしながら、現代日本の文学作品の読解を通じてテクスト分析の方法を習得すること」を目標しており、「化物語(上)」の読み込みをはじめ、研究方法や課題に照らし合わせた考察などを行うとのこと。

虚構を通じて現実が照射されることの意味”について考える教材として選ばれた模様です。また本著を読み解く手順として、「作品の読解・問題点の抽出」、「調査・分析・考察」、「研究発表」、「質問や意見の聴取によるテーマの絞り込み」、「テーマについての再考察」を予定。TVアニメ化や劇場版などの発展も遂げた「物語」シリーズの幕開けに当たる「化物語(上)」を学生がどのような考察をし、分析していくのか。実に興味深いところです。

なお、タイトルでも分かる通り「化物語(上)」は前後巻の前編にあたり、「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」が収録されています。それぞれ一話完結型なので、ストーリーの把握などに関しては上巻だけでも問題ありませんが、上巻の内容と密に関係する「なでこスネイク」「つばさキャット」を収めた下巻まで読んでもらえたらと思うファンもいることでしょう。講義を受けた方々が下巻にも興味を持ってくれたら、ライトノベルの世界がささやかながらも更なる広がりを見せるのかもしれません。


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《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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