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【プレイレポ】テスター希望者10万人超えのVRMMO『ソードアート・オンライン ザ・ビギニング』のヤバさにワクワクが止まらない

2016年3月18日から実施されるの「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング」プレス向け体験会に参加してきました。

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【プレイレポ】テスター希望者10万人超えのVRMMO『ソードアート・オンライン ザ・ビギニング』のヤバさにワクワクが止まらない
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◆リンクスタート!



スキャンが完了してアバターが完成すると、いよいよ「ソードアート・オンライン」アルファ版の世界へ。参加者たちとあわせて、リンクスタート!ログイン画面を経由し、仮想世界へダイブするあの演出を味わって降り立った先は……紛れもない「はじまりの街」でした。



「これがSAO、これがVRMMOなのか!」と興奮していると、ナビゲートを担当する謎の物体が登場。それが「コグ」です。声を聞けばわかりますが、中身はどう考えてもあの子。のちに妖精型になるという設定があるとかないとか。


触ろうとするとふわりと回避されるのですが、その動きが可愛くて。
ついつい遊んでしまいました。

コグはプレイヤーのサポートをしてくれるキャラであり、擬似AIという設定。初めてVRを体感するという人でも安心してテストを楽しめるように、VRゲームのチュートリアルを施してくれます。

ゲーム内では「SAO」そのままのデザインが再現されたメニュー画面や説明フリップが表示されたのですが、こういうのは作品の世界にグッと引き込まれますね。このときに思わずフリップをつかもうとしてしまったのですが、掴めなかった事実よりも腕どころか指の動きまでスムーズに反映されていることに驚きました。タイムラグをほとんど感じさせません。



VRに慣れている筆者は彼女の説明を聞きながしながら、降り立った街をキョロキョロ。チュートリアルが終わると、すこしばかり自由に移動できるように。普通に歩くような感じでは靴のセンサーが正しく認識してくれないようで、「行進」するように大きめの動作で動いてくださいと言われましたが、やや強めに足を地面につけるようにすれば認識してくれました。それでもVRの世界を自分の足で歩き回るというのは“非日常”そのものなわけで、ただ歩いているだけなのに無性に楽しくなってきます。

そうやって商店に突撃してみたり、他プレイヤーの姿を見に行ったりしているうちに、自由時間は終了。コグのナビゲートで、転移結晶を使ってダンジョンのなかへ移動します。すると、いきなりボス部屋の前に飛ばされました。



テストは4人一組で行われるようになっており、ダンジョン内ではナーヴギアに用意されているマイクを使ったボイスチャットで、パーティーメンバーとコミュニケーションが取れるようになっています。また、各テスターのモーションも共有されているので、手を振ったり、サムズアップしてみたりと、ジェスチャーによるコミュニケーションも楽しめました。



戦闘についてのチュートリアルを受けると、いよいよボスとご対面。そこにいたのは74層のボス「グリームアイズ・ジ・アンセスター」。ボス部屋の中ではすでに戦闘が始まっており、テスターはボス担当パーティーとして、参加するという設定となっているようです。



ここでふと手元を見てみると、いつ間にか武器が握られており、腕の動きにあわせて攻撃を繰り出すことができるようになっています。しかもそれはアスナが愛用していた「ランベントライト」。



ボスの動きを見ながら、ガード姿勢を挟みつつ攻撃、攻撃、攻撃!ひたすら斬りつけていると、ボスがガード無効の大技を繰り出してきました。「こんなんチートや!ふざけんな!」と心の中で舌打ちをしていると、メニュー画面が開いて、今度はキリトが愛用していた「エリシュデータ」が空中に出現。それを左手で握るとボス戦が再開され、二刀流による連続攻撃で追い詰めてからのソードスキルで止めを指すという展開に。スキルはジェスチャーによる発動となっており、表示されるスキル発動方法をしっかり確認してモーションを入力すれば、派手なエフェクトと共に二刀流の剣技をボスに叩き込む爽快感が味わえるでしょう。

装備は刀や斧なども用意されているようで、どの武器が使えるかは体験してみるまでわからないそう。キリト&アスナの装備を引けたのは幸運でしたね。

インサイド編集者Kがソードスキルを発動する瞬間


ゲームの中ではこんな感じ

さて、今回の体験は限られた時間で1回のみ。何時間もかけてじっくりと楽しみたかったですが、短時間でも得られるものはたくさんありました。特に驚いたのはゲーム内に反映されるテスターの動きで、腕や手の動きをしっかりと反映する正確さを実現しつつも、タイムラグは意識しなければ感じ取れない程度に抑えられています。

今回のアルファ版ほどの規模のコンテンツを複数人で同時に体験しながら、タイムラグによる違和感を感じさせないクラウド技術には「IBM、恐ろしい子ッ」と感服しました。このレベルであればVRMMOだけでなく、いずれはVR格ゲーやVR音ゲーなんかも楽しめそうだなと期待が持てますね。

一方でゲームとして考えると、攻撃をした時・された時の手応えが皆無なところが少し寂しいですし、視野の外に配置されたステータスバーが見にくい位置にあるなど、UIのデザイン面で課題があるように感じましたが、そのあたりはこれから本格的にVRゲームの開発が進められていけば、自然と洗練されていくことでしょう。



また、すでに数百人規模で同時接続が行われる現代のMMORPGと同様に多人数でのプレイも可能になっているそうなので、今回のイベントで体験できるようなVRMMOが一般に出回る“未来”はそう遠くなさそうですね。ちなみに参加者のみに配布される冊子が用意されており、公式サイトで公開されている「プロローグ」とは別の「エピローグ」が収録されています。後日、公式サイト上で公開されるそうですので、イベントに参加できなかった人はお楽しみに。また、テスターには今回のアルファテストで使ったモデルデータを確認できるスクリーンショットとビューワーを設置した特設サイトが用意されており、ゲームの中の自分の姿を見ることも可能です。


今回のテストは「アルファ」となっていることから、「次はベータ、いつやるの?ビーターになりたいよ!」という期待を持ってしまうのが悲しきかなファンの性。テスト終了後にチームスタッフに話を聞いたところ、前向きな姿勢は感じ取れましたが、はっきりとした答えは得られませんでした。



あくまで自社サービスを使えばこんなことができるんだぞという技術デモのイベントとして捉えているようで、製品化の予定はいまのところ無いそうですが、「アレが答え」だと会場内にシレッとおいてあったイスを指し示してくれました。つまり……どういうことなんだ!?
《haruyasy》
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