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『テイルズ オブ ベルセリア』では戦闘が大幅進化!TPやCCに代わる新要素「ソウルゲージ」により、簡単かつ自在な「術技連携」を実現

バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/PS3ソフト『テイルズ オブ ベルセリア』に関する戦闘システムの詳細を明らかとしました。

ソニー PS4
バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/PS3ソフト『テイルズ オブ ベルセリア』に関する戦闘システムの詳細を明らかとしました。

期待を集めるシリーズの最新作であると共に、PS4への進出も果たす形となる『テイルズ オブ ベルセリア』。発売日はまだ明らかとなっていませんが、主人公・ベルベットはもちろん、彼女と共に旅をする面々や、“業魔”をはじめとする世界観・設定などが続々と明かされています。


そしてこのたび、戦闘システムの更なる詳細が到着。LMBSを継承しつつも更なる進化を見せるゲームシステムや、術技の連携に関する重要なポイントなどがお披露目された形となりました。本作が持つ魅力が様々な角度から紐解かれているので、いずれも見逃さずチェックし、『テイルズ オブ』シリーズ最新作の本質に近づいておきましょう。

◆戦闘システム


■Liberation-LMBS(リベレーション リニアモーションバトルシステム)

シリーズで培ってきた戦闘の魅力は継承しつつ、カメラやキャラクター操作にあった制限を“解放”(Liberation)することで、より自由度の高い操作性と術技連携を可能にし、戦闘の爽快感を更に追求。

また“奪い取る”という概念も取り入れ、プレイヤーの操作で攻撃の連携回数が増減する新システム「SG(ソウルゲージ)」を採用。これにより戦術的要素や攻めと守りの緩急が生まれ、誰もが楽しめる操作性はそのままに、何度でも遊びたくなる戦闘の楽しさも同時に追求しています。

■Liberation-LMBSを構成する中心要素
・術技連携 ―より自由度の高い連携を追求した連携システム―
・SG(ソウルゲージ) ―“奪い取る”という概念を戦闘に取り入れた新システム―

■自由に連携を作り出せる“術技セット”と、誰でも多彩な連携を繰り出せる“操作性”

術技の連携は、術技セット画面で自由に連携の組み合わせを作ることができます。これまでのシリーズ同様、術技のセットの仕方次第で、はじめての方でも簡単に術技を連携して楽しめるようになっているだけでなく、操作に慣れれば、従来よりもさらに自由に、臨機応変に術技を連携して繰り出すことが可能となっています。

【術技連携】―術技セット―

■自分のプレイスタイルに合わせて、”自由自在に”術技をセットすることが可能
本作は以下のルールで、術技をセットすることができます。

・セットするのは○×△□の4つのボタン
・それぞれのボタンに対して、4段目まで術技をセット可能
・術技の種類・順番に関係なく、好きな箇所に自由にセットすることが可能

■術技をセットする“ポイント”
セットした術技は、1段目→2段目→3段目→4段目の順に連携するので、連携したい術技の組み合わせや順番を意識しながら、各ボタンにセットするのがポイントです。術技セットは戦闘中も変更できるので、プレイスタイルや戦闘の状況にあわせて自由にセットを変えてみましょう。セットの仕方に縛りはないので、自分に戦闘のプレイスタイルにあったセットの仕方も可能です。

※補足
セット内容を初期状態のままでも、術技の習得にあわせて内容が更新され、新しい術技が自動的にセットされます。術技のセットに慣れていない人でも、ゲームの進行にあわせて、多彩な術技の組み合わせを体感できます。

※補足2
術技を5連携する場合、1段目にセットした術技から順番に発動し、4段目の術技が発動したら1段目に戻って連携が継続します。

【術技連携】―術技の連携―

■○×△□の4つのボタンを使った操作で、誰でも多彩な連携を繰り出すことが可能
戦闘では、○×△□の4つボタンを押してセットした術技を使用します。術技は1段目にセットした術技から発動し、発動中に次に連携したい術技のボタンを押すと連携がつながります。連携可能回数内であれば、どんな術技からでも連携をつなぐことが可能です。

■術技連携の基本
どんな術技からでも、ボタンを押していくことで、セットした術技がどんどん連携していきます。

●例:△にセットした術技を発動させ、その発動中に○×△□いずれかのボタンを押せば、連携をつなげることが可能です。押す順番や組み合わせを変えれば、さまざまなパターンの連携を繰り出すことが可能です。

■連携回数について

連携回数はキャラクターが所持する「ソウル」の数によって決まり、「ソウル」の所持上限が連携回数の上限になります。しかし、まだ未公開の新規要素を駆使することで、この上限を超えた連携回数が可能になります。操作に慣れれば誰でも扱うことができるので、「ソウル」を奪い取ったら、積極的に術技を連携させて一気に攻撃を叩き込みましょう。

■連携補正ボーナスについて
特定の条件を満たして術技を連携すると、さまざまな補正ボーナスが発生します。この補正ボーナスは順番や組み合わせを考えて連携すると、より効果が大きくなります。「ソウル」を奪い取る確率が上がる効果もあるので、操作に慣れてきたら、補正ボーナスを狙って術技を連携してみましょう。

【SG(ソウルゲージ)】
■“奪い取る”という概念を取り入れ、戦術的要素と緩急ある戦いを提供する新システム
従来シリーズにあったTP(テクニカルポイント)やCC(チェインキャパ)とは異なる新たなシステム、それがSG(ソウルゲージ)です。このゲージは「ソウル」と呼ばれるアイコンで表現・構成され、本作ではSGをベースとした以下のルールを前提に戦闘が繰り広げられます。

・戦闘に参加するキャラクターはそれぞれ「ソウル」を所持していている
・「ソウル」を所持している数だけ、術技を連携させることが可能
・「ソウル」は敵から奪い取ることができると同時に、敵に奪われることもある

■「ソウル」について

「ソウル」とは気力・霊力をアイコン化したもので、戦闘に参加するキャラクターは必ず「ソウル」を所持しています。所持している「ソウル」の数は、戦闘中“水色のひし形のアイコン”の数で表現されます。

アイコンの数は、戦闘開始時は3つですが、戦闘中に条件を満たすことで増やすことができます。このアイコンの数は“術技を連携できる数”を表しており、条件を満たすことで“戦闘中に術技の連携回数を増やす”ことができるという点が、今回の戦闘システムの特徴です。

■ゲージとしての役割
SGは連携回数とは別に、ゲージとしての役割も兼ねており、「ソウル」の数が増えればゲージの上限も増えます。ゲージの減少は、所持する「ソウル」の色が水色から赤色に変化することで表現されます。術技には消費するSGのポイントが設定されており、使用した術技に応じてゲージが減少していきます(「ソウル」は1つ30ポイントとして換算されます)。

SGが0の場合でも術技を使用することはできますが、攻撃がはじかれやすくなるなど様々なデメリットが発生します。SGは一定時間経つと自動的に回復するので、ゲージが回復するまでは防御するなど、攻守のバランスを考えてプレイするのがコツです。

■「ソウル」を奪い取るには?
「ソウル」は味方キャラクター・敵キャラクターそれぞれが所持しており、敵から奪い取ることが可能です。また、敵に奪われることもあり、「ソウル」の数は戦闘中常に増減する可能性があります。「ソウル」の数を意識し、状況にあわせて立ち回ることが、戦闘を優位に進めるポイントです。

「ソウル」の所持数の上限は5、下限は1となります(戦闘開始時は基本的に3からスタート)。戦闘開始時のソウル数と上限数は、特定の条件を満たすと増やすことができます。また、戦闘中「ソウル」が増減する条件がいくつか存在します。

■戦闘中、「ソウル」が増える主な条件
・敵を撃破して奪い取る
・敵をスタン(気絶)、もしくは状態異常にすることで奪い取る
・???(今後情報を公開)
・???(今後情報を公開)
・特定のアイテムを使用する、もしくは落ちている「ソウル」を回収する※

※戦闘参加メンバーが戦闘不能になったり、ステップで敵の攻撃を回避することができると、「ソウル」が戦闘フィールドに飛び出すことがあります。

■戦闘中、「ソウル」が減る主な条件
・スタン(気絶)、もしくは状態異常にされ敵に奪われる
・???(今後情報を公開)※

※「ソウル」を失うかわりに、戦闘を有利にする特殊なアクションが存在します。

■「ソウル」を増やす“ポイント”

「ソウル」は敵を撃破することで奪い取ることができますが、ボスなど撃破が難しい敵や単独の敵と戦っている時は、使用する術技の種類や連携の順番や組み合わせによって「ソウル」を奪い取る確率をアップさせることができます。また、所持している「ソウル」の数が少ないほど奪い取りやすくなります。


さらに、奪い取る以外にも「ソウル」を増やす手段があります。ひとつの例が、アラウンドステップで回避行動を成功させたときに、戦闘フィールドに飛び出す「ソウル」を回収することです。状況にあわせて、自分のプレイスタイルにあった戦い方で「ソウル」を増やすのがポイントです。

【戦闘の基本】
■術技
術技とはボタンにセットすることで使用可能な攻撃や魔法のことで、術技を繰り出していくことで敵と戦っていきます。術技はキャラクターごとに異なり、キャラクターがレベルアップしていくことで新しい術技を習得していきます。

術技には、敵をスタン(気絶)させたり、状態異常を与えるなどの効果が付いており、弱点をついたり、繰り出す順番などを考えて出すことで、敵から「ソウル」を奪い取りやすくなります。

■ソウル
気力・霊力をアイコン化したもので、所有している数だけ術技を連携することが可能です。敵から奪い取ることも可能で、逆に奪い取られることもあります。

■ガード
L1ボタンを押すことで、敵の攻撃を防御し、ダメージを軽減することができます。

■アラウンドステップ
L1ボタンを押しながら、左スティックを前後左右に倒すと、倒した方向にステップ移動します。敵の攻撃を回避したり、素早く移動する手段として有効です。また、タイミングよく回避することで発生するボーナスも存在します。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『テイルズ オブ ベルセリア』は、2016年発売予定。価格は未定です。

(C)いのまたむつみ
(C)藤島康介
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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