林氏:『初音ミク -Project DIVA- F 』でスクラッチ操作を導入し、『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』でそれを拡張しました。ただ、ユーザーさんのご意見を伺った中では、少し複雑になりすぎたと感じられた方が多かったので、難しすぎるところは少し整理して、代わりに新しいものを入れることにしました。そこで考えたのが、盛り上がる感じが楽しめる連打機能「ラッシュノーツ」でした。DIVAはパーフェクトを狙ってミスをしないようにストイックにプレイされる楽しみ方──これは「フリープレイ」で引き続きお楽しみいただけるのですが、本作で追加した「ライブクエストモード」ではクリアラインに達してもそれ以上にボルテージを稼げる方式にしています。これはどんどん得点をプラスしていく快感を味わっていただきたいからで、新要素の「ラッシュノーツ」でも、最初の一打さえ入力成功すれば、その後連打しようがしまいがミスにはならず、連打するほどスコアが稼げるという仕組みになっています。ノーツが弾ける演出もそうですが、シンプルに気持ちよさや爽快感を追求したシステムとして考えています。