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【インタビュー】女の子のクズっぷりがたまらない!?DMMが『万引きGメン』を作った理由とは

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【インタビュー】女の子のクズっぷりがたまらない!?DMMが『万引きGメン』を作った理由とは
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何かと有名なDMM.com。ここ最近はアダルト分野のみならず、FXや3Dプリンター、MVNOなど手がける事業を拡大しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

そんなDMM.comですが、2014年より全年齢版のゲームタイトル(いわゆる「ソフト」)も数多く制作、パブリッシングをしています。今回、そんなDMM.comが贈る箱庭系タイトル「万引きGメン」のプロデューサーである花澤氏、ディレクターを務める武内氏にインタビューを実施。本作に込める想い、今後の展開についてお話を伺いましたので、その様子をお伝えします。


―――本日はお時間を頂きありがとうございます。まず簡単にお二人のご経歴を教えてもらえますか

花澤氏:DMMゲームズ第一企画部でゲームを制作しています。私のいる第一企画部としては『ワルキューレ』シリーズ、『フラワーナイトガール』『魔法少女大戦タクティクス』『声カレ』などを手がけています。R18タイトルもそうなのですが、全年齢版のタイトルも多く携わっています。R18だけでなく多くのユーザーが楽しんでもらえるようなタイトルを手がけたいな、と。『万引きGメン』もそのひとつですね。


―――花澤さんはずっとDMM.comにいらっしゃるのでしょうか

花澤氏:いえ、今現在でDMM.comに務めて3年になります。以前は別の会社に在籍していまして、ソーシャルゲームおよびSNSサイトの運営、アバター制作等に携わっていました。元々コンシューマ会社にもいまして、そこでは6年間ゲーム開発を行っていて、GBAやプレステーション等のコンシューマタイトル開発をしていました。DMM.comに移ってからは、ずっとプロデューサーとしてゲーム作りに携わっています。

武内氏:同じく第一企画部でゲーム制作に携わっている武内です。主に『万引きGメン』に携わっていまして、その他に新規で3本のタイトルの制作を手がけています。

―――武内さんはどのようなキャリアでしょうか?

武内氏:最初は、PCオンラインゲームの運営ディレクターをしていました。その後、スマホアプリの開発会社に転職しまして、プランナーとしてゲーム開発を行っていました。

―――DMM.comにはどのタイミングでジョインしたのですか?

武内氏:今年の1月なので、わりと最近ですね。

―――お二人はずっとゲーム業界にいてゲーム作りに携わっているのですね。『万引きGメン』がローンチされて約3ヶ月、ユーザーさんからの反響はどうですか?

花澤氏:おかげさまで思っていたよりも大きな反響がありました。R18版はもっと前からリリースされているのですが、全年齢版の方は最近ですね。DMM.comの中で店舗経営タイトルは少ないという事もあり、長く安定して楽しんでもらえるタイトルに育てたいですね。

―――アメーバピグっぽいと言いますか、『ときめきレストラン』のようなイメージを持ちました。

花澤氏:そうですね。一番近いイメージは『コンビニを作ろう』でしょうか。

―――結構おもしろい切り口だなぁという印象なのですが、本タイトルの着想はどこからきたのでしょうか

花澤氏:もともとelf様のPCゲーム『臭作』というタイトルがあるのですが、そこで使われているカメラを仕掛けて回収して証拠が写ってるかどうか確認するシステムが非常に面白くて僕自身がプレイをした時に非常に感動を覚えました。

それとは別に「箱庭系」って実はあまり好きじゃなかったんですね。「なんで好きになれないんだろう…」と考えた所「体温が上がるタイミング」が少なすぎるのだな、と。

特に男性がプレイする上で勝った!負けた!というものではなく、徐々に大きくなっていくゲームシステムなので「わーいっ!」と喜べるタイミングが分かりにくいですよね。「次はここまで大きくするぞ!」という目標が立てにくいジャンルだと感じていて……。

ですので本作ではちょこちょこ目標をたてられるような仕掛けをしています。「箱庭系」というジャンル自体のロジックはかなりしっかりしているので、そこに「体温の上がるタイミングを入れたら面白いのでは?」と考え、前出のカメラのシステムを合わせれば!という事で制作に至りました。

―――基本的にはR18版を作る前提で制作していたと思うのですが、どのタイミングで全年齢版をリリースしようと考えたのですか?

花澤氏:もともと「箱庭」というコンセプトが一般向けだな、と。また、設定も「コンビニ経営」なのでR18っぽいドロドロした感じではないですしね。それであれは、R18と全年齢版の両方でリリースすると間口が広くなっていいよね、というのが理由ですね。DMM.comでも一般のみを遊ぶユーザーさんもいますので、そういった方が楽しめるようなタイトルを準備したいと思いました。

―――DMM.comさんは一般的にはアダルトのイメージが強いと思うのですが、昨年度からFPSやRTSなどのタイトルを投入していますよね。そういった中で本作もリリースに至ったと思うのですが、社内でも企画はスッと上がったのですか?

花澤氏:実は私が入社した時に作った企画でして…。なので3年位前ですかね。『万引きGメン』以外にも企画は20個くらい持ってきていたのですが、まず初めはきっちりとビジネスになるゲームタイトルを作っていこうという事で採用しませんでした。

当時も勢いがあったカードゲームを基軸としたタイトルを多く手がけていまして、2年くらいたってある程度売上もでてきて、新規タイトル制作の余裕が出てきたということと、DMMゲームズのプラットフォームも大きくなってきて「今のプラットフォームにも無いジャンルも入れていったほうがいいよね」という話がでてきて2年の時を経て『万引きGメン』の構想が復活しました。ですのでスッと実現したタイトルではないですね(笑)


―――開発チームは今何名くらいなのでしょうか?

花澤氏:私達を除くと、今は約10名程度です。

―――R18と全年齢版は同じチームですか?

花澤氏:ほとんど一緒です。R18と全年齢版は、ゲームシステム自体は特に変更している点はありませんので。過激なシーンがあるかないかの違いですね。全年齢版は万引きした女性たちを事務所に呼んで「メッ!」と言って説教して終わる感じです。

―――R18版はちょっと違うんですか?

武内氏:そうですね。結構違う部分もありますね。シナリオについてはかなり作りこんでいます。

―――シナリオは社内で考えているのでしょうか?

花澤氏:バックグラウンド(全体設定、助手の玲奈の性格など)の部分は僕が、キャラクター個々のエピソードは担当の方が頑張ってくれてます。


助手の「玲奈」という女性がいるのですが、この子もいろいろなバックグラウンドがありまして…。最初は気さくなかわいい女性なのですが、お客さんの女性が万引きした途端、いかなる理由があろうとも、全て「情状酌量の余地無し!」とばかりに態度が豹変するのです。話を進めていくうちに「なぜ、万引き犯にそこまで厳しいのか」という部分も徐々に明かされていきます。結構重いストーリーなのですが、そのあたりはぜひゲームをプレイして確かめてみてください。

―――基本的には、放置ゲームに近い形でしょうか?

花澤氏:放置ゲームといいますか、基本的な遊び方は店舗経営のゲームシステムですので販売するものを設置して、店内にお客さんがきますので、設置した商品を買っていってもらって、ゴールドを貯めていき、店舗を拡大していくゲームになります。また女の子によって好きな商品は変わってくるので、お気に入りの子を見つけたら、その子が好きな商品を仕入れればお店に来店しやすくなるといったシステムも盛り込んでいます。その代わり万引きしやすくなっちゃうんですけどね。そこで、店内にカメラを設置して女の子の犯行現場をおさえるという感じです。

―――なるほど。プレイする側も結構考えながらプレイしないと難しいですね。

花澤氏:そうですね。賛否両論あるシステムですが、その部分も楽しんでもらえればと。様々な性格の女の子がいるので、来店する女の子の中にはクズっぷりがたまらないキャラクターも存在するんですよ。

―――と、いうと?

花澤氏:すごく仲良くなって、お店にもよく来店してくれていろいろお話をしたりしている子が、万引きを見つけた途端キツイ態度に豹変したりする子が居るんです。こちらとしては「あれあれあれー…?」といった複雑な気持ちになりますね。

―――ゲーム自体のゴールはどこでしょう?

花澤氏:ゴールはないですね(笑)。強いて言えば、「玲奈」の心を溶かしてあげることでしょうか。

武内氏:店長レベルというものがありまして、そのレベルを上げていくと「玲奈」との会話イベントが多く発生します。その中で彼女の過去の話であったり抱えている闇などが見えてきますので、頑張ってお店を大きくして、店長レベルを上げて「玲奈」との心の距離を近づけてもらえればと。

―――本作のターゲットはどういったユーザーになるのでしょうか?個人的には女性ユーザーも全然プレイできる内容だなと感じていますが。


花澤氏:そうですね。私もそう考えて制作しました。箱庭系ゲームが好きなユーザーさんって一定数いらっしゃると思っています。どこのプラットフォームでも箱庭タイトルってひとつは必ずあって、ユーザーさんからも支持を得ています。であれば、DMM.comのプラットフォーム内にもそういったユーザーさんはいるだろうと。あとは、一般版のタイトルも作りたかったというものがありますね。

―――男性の割合がやはり多いのでしょうか

花澤氏:弊社のプラットフォームということもあり、男性の方が割合としては多いですが、昨今一般版プラットフォームも盛り上がっているので、ありがたい事に女性も増えてきました。本タイトルは、弊社の他ゲームタイトルと平行してプレイしてほしいという気持ちもありますね。他のバトルゲームの体力待ちの間に『万引きGメン』を少しプレイしてもらってほのぼの(?)してもらうとか。このタイトルをメインでやって頂こうという気持ちはそこまで強くはないです。

また、つい先日いろいろなデータを見ていたのですが、R18版も意外に過激なシーンを見ずにプレイしているユーザーさんが多くてびっくりしました。みんな店舗経営好きなんだな、と(笑)。

―――マネタイズのポイントはどこでしょうか?

花澤氏:基本的には、ダイレクトメール(ガチャ)ですね。お店の近くに女子校や女子寮があるのですが、そこにダイレクトメールを送って、来店する女の子の数を増やしていく形になります。

武内氏:あとは、店内に設置する「カメラ」でしょうか。感の鋭い女の子は普通のカメラですと気付かれてしまうので「高性能レンタルカメラ」「超高性能レンタルカメラ」などを設置して万引きシーンを押さえていく形になります。

―――登場するキャラクターの人数は何名程度ですか

花澤氏:すずかけガールズアカデミー、美好女学館、ニッコー女子寮と3つありまして、女の子の数は現時点では全部で60人くらいですかね。それぞれ性格も違いますし、バックグランド(万引きする動機)も違います。

―――お二人のなかで、好きなキャラクターっています?


武内氏:三宿 千紗子ちゃんですかね。女子寮に住んでいるOLなのですが、キャリアウーマンタイプの女性なんですが、万引きをしてしまうんです…。気に入っている理由としては、コンビニにこの子がいるだけで、会社の後輩が「千紗子さーん!」といってたくさんの後輩が集まってきたりするなど、すごい慕われている優しい子なので、とても気に入っています。

―――課金しなくても、遊びきれますか?

武内氏:課金しなくても、店舗経営自体は楽しむことはできます。ただ、レア度が高い女の子はお店には来店するのですが、万引きシーンを抑えにくくなってきますので、おしおきがしにくい状況にはなりますね。より女の子と楽しむためには課金を少しする必要がありますが、無課金でも十分楽しめますので、無理して課金する必要はありません。登録してくださっているユーザーさんの数は20万程度ですが、ユーザーさんの継続率は非常に高いですね。ただ、みなさまお金はあまり使わずにゆるーく店舗経営を楽しんでくれているようです。

―――さきほどもお話にでましたが、他のタイトルをプレイしている合間に本作をプレイしているユーザーさんが多そうですね。

花澤氏:はい、そうですね。息抜きにプレイして頂ければと。

―――タブレット、スマフォ対応の予定はありますか?

花澤氏:いまはまだ考えてないですね。あとはFlashなので、移行する場合ちょっと時間がかかるかもしれません。

―――今後のイベント、更新情報はありますか

武内氏:3月末に新しい「アルバイトシステム」というものが実装されました。いままでお店に訪れて万引きした女の子がアルバイトとして働いてくれるようになるシステムです。ゲーム内で時間が経つと、店内にゴミが散らかっていきます。今までですと、ひとつひとつプレイヤーさんがクリックしてゴミの撤去を行う必要があったのですが、アルバイトシステムを活用するとそういったゴミ拾いや商品の補充などを女の子たちがこなしてくれるようになります。他にも随時イベントも開催していますので、楽しみにしてもらえると。


―――はじめてプレイするユーザーさんに向けて、攻略のコツといいますか、効率よく店舗経営を行っていく方法を教えてもらえますか

武内氏:序盤はゴールドがなかなか貯まらない印象を持たれるかと思いますが、利益率の良い商品もなかにはありますので、そこをうまく見極めて陳列していくとどんどんゴールドが貯まっていきます。いろいろな商品を陳列する、というよりはひとつの商品のレベルと高めていくと効率良くゴールドを稼ぐことができますね。

――序盤で「これは仕入れておけ!」というものはありますかね

武内氏:ずばり「冷凍チャーハン」「ショートケーキ」あたりですかね!好みの女の子を見つけた場合は、アルバムからその女の子の好みの商品が分かりますので、その商品に重きを置いて陳列をすると来店率がアップします。

花澤氏:あとは1週間くらいゲームをプレイしていると「釣り堀」が開放されますので、釣りをしながら店舗経営を楽しむことができます。

―――最後にひとことづつ読者に向けてのメッセージをお願いします

武内氏:お気に入りの女の子を見つけて、その子と話すことを目的に商品陳列をしていったり、商品をうまく売ってお金を稼いでいったりと、地道なゲームシステムではあるのですが、一回流れを作ったり目標ができると結構グイグイ進んでいけるようなゲーム内容になっていますので、まずはお気に入りの女の子を見つけてみてください。

花澤氏:まずは気合いを入れないでプレイしていただきたいです(笑)。途中で止めてもらっても大丈夫です。本タイトルをきっかけに、DMM.comの他タイトルを楽しんでもらえれば嬉しいです!

―――ありがとうございます。

花澤氏・武内氏:ありがとうございました。


今までのDMM.comタイトルとはひと味もふた味も違う『万引きGメン』。これを機会にぜひ一度プレイをしてみてはいかがでしょう。
《森 元行》

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