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マーベラス、平成27年3月期第1四半期決算を発表 ― スマホ『剣と魔法のログレス』が貢献するも 20.2%減の純利益4億2400万円

マーベラスは、平成27年3月期 第1四半期決算を発表しました。

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マーベラス平成27年3月期第1四半期決算スクリーンショット
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マーベラスは、平成27年3月期 第1四半期決算を発表しました。

売上高47億5800万円(前年同期比 7.9%増)、営業利益6億5500万円(前年同期比 22.8%減)、経常利益6億4900万円(前年同期比 25.9%減)、純利益4億2400万円(前年同期比 20.2%減)となりました。

マーベラスは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPを中核としたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進。話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んできたとのことです。

オンライン事業では、PCブラウザゲームにおいて、サービス開始から5周年となった『ブラウザ三国志』が根強い人気を維持しながら、堅調に推移。その他の定番タイトルについては、ほぼ計画通りに推移しました。また、モバイルブラウザゲームは、『一騎当千バーストファイト』がサービス開始から2年が経過しましたが、なお好調を継続しました。スマートフォンアプリへの市場シフトの中でも、モバイルブラウザゲームは、既存タイトルが底堅く推移。PCブラウザゲームと同様に、既存タイトルへの注力を継続していくとのことです。ネイティブアプリに関しては、平成25年12月にリリースした『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が好調に売り上げを伸ばしており、収益に大きく貢献しました。今後は更なるプロモーション強化を図っていくとのこと。一方で、将来の収益性が不透明な3タイトル(海外向け1タイトルを含む)の開発を中止。それに伴う仕掛開発費の一括償却を行っています。好調なタイトルを更に育成、強化しながら、新規タイトルの開発も厳選したものにリソースを集中させていくとしています。

コンシューマ事業は、自社販売部門の新規タイトルの発売はありませんでした。アミューズメント部門については、キッズアミューズメント筐体『ポケモントレッタ』に加え、新たな機種として、平成26年6月26日より、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのIPを使用した『パズドラZ テイマーバトル』のサービスを開始しています。音楽映像事業では、音楽映像制作部門において、プリキュアシリーズのTVアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」の音楽・映像商品化を行ったほか、前期に放送したTVアニメ作品「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の海外番組販売や配信等の2次利用収入が堅調に推移しました。ステージ制作部門は、「ミュージカル テニスの王子様」が合計66公演分の実績を計上し、関連DVDを1作品発売。また、前期公演の「ミュージカル 薄桜鬼 HAKU-MYU LIVE」のDVD化、「舞台 弱虫ペダル」関連DVDのリピート販売とともに好調に推移しました。
《さかまきうさろーる》
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