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【E3 2014】全米を股にかけたMMOレースゲーム『The Crew』プレイレポ

ソニー PS4

【E3 2014】全米を股にかけたMMOレースゲーム『The Crew』プレイレポ
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「MMOレースゲーム」という斬新なゲームコンセプトをかかげ、昨年のE3で衝撃デビューをはたした『The Crew』。UBIソフトから11月11日に海外で発売され、対応ハードはPS4/Xbox One/PCです。E3 2014のUBIブースではソロプレイ向けのムービングシート筐体と、マルチプレイ向けのコンソール出展が行われましたので、内容をチェックしてきました。

本作を理解するにはMMORPGとの比較がわかりやすいでしょう。アバターに相当するのが自動車で、パーツの交換で「street」「perf」「dirt」「raid」「circuit」という、5つのクラス(スペック)が選択できます。「street」は街乗り向けのスタンダードな車体で、「perf(=perfect)」はスーパーカー。「dirt」はラリー仕様でジャンプやショートカットなども得意。「raid」はゴツい車体やタイヤを備え、テイクダウンに絶大な効果を発揮します。「circuit」はレース場向けのGTカーです。




ゲームはソロプレイとマルチプレイがシームレスに融合しています。バトルに相当するのが各種のチャレンジで、8台までのレースや、特定の車を追いかけて追突し行動不能にするテイクダウン、パトカーの追跡を振り切るエスケープなどがあります。それぞれソロプレイでも、マルチプレイでも楽しめます。フレンド同士でチームを組んで参戦することもできます。

チャレンジをクリアしてリワードがたまったら新しいパーツを購入し、カスタマイズしてきましょう。パーツにはマフラー、燃料、ターボ、サスペンション、ブレーキ、タイヤ、デファレンシャルギア、軽量化などがあり、それぞれにレベルがあります。パーツの組み合わせで5つのスペックに進化していき、いつでもカスタマイズしなおせるのは言うまでもありません。なお、こうした仕様にもかかわらずBMWやランボルギーニなど数々の実車が登場し、驚かされます。グラフィックは美しく、十分に感情移入が可能です。



デモプレイでは4人一組となり、「BATTLE for Bayon」が試せました。マイアミの海岸地帯を舞台にdirtカーを運転してBayonという車を追いかけ、テイクダウンさせるもので、追突順で報酬がもらえます。カメラはリア視点・ドライバーズ視点・フロント視点などが選択でき、ドライバーズ視点では運転席の様子もリアルに再現されています。ギアはオートマでしたが、カスタマイズでマニュアル車が運転できるかもしれません。

コースはアスファルトあり、ダートあり、砂浜ありの混合タイプで、慣れないうちは運転に戸惑い、海に水没させてしまったことも。Bayonの巧みな運転技術に翻弄され気味で、あとちょっとのところですり抜けられ、悔しい思いもしました。もっとも比較的カジュアルでアーケードライクな運転感覚ということもあり、気がつけばテイクダウンを達成。レースゲームが好きなプレイヤーなら、それほど迷うことなく楽しめるでしょう。



ちなみに本作のもう一つのウリが、アメリカの主要道路を網羅したという巨大なマップ。本当に全ての街を網羅しているのかは不明でしたが、スクリーン上では大きく西海岸、東海岸、西武山岳地帯、南部などにブロックが分かれており、マイアミ・ニューヨーク・ロサンゼルス・デトロイト・ラスベガスなどの主要都市が表示されていました。フレンド同士でチャレンジに挑戦する時は、いつでも呼び出して別の街に車を集結させることができます。いわばマップ画面が巨大なロビーというわけです。

デモプレイの後半ではマイアミの街をクルージングしてみました。しかし道路には他のCOMカーがいっぱいで、衝突しないように気を配らねばならず、とてもドライブを楽しむ感じではありません。そこでマップを頼りにハイウェイに出たところ、やはりここでもCOMカーの群れが・・・。逆に中西部では「行けども行けども対向車に遭遇することなく、風景もほとんど変わらない」という状況が再現されるのでしょうか? ロサンゼルスでE3会場の周辺も走ってみたいですね!



本作の日本発売は未定ですが、そのスケール感から次世代機のベンチマークになりそうな一作です。開発スタジオは仏リヨンのIVORY TOWERで、2007年に設立され、本作が処女作ながら『Need for Speed』『Test Drive Unlimited 』『V-Rally』といった有名レースゲームの開発経験者が多くそろっています。その実力に期待しましょう。
《小野憲史》

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