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【ニコニコ超会議3】ニコニコ超会議に吸水スポンジ?どうしても気になるブースを直撃取材 - 意外な出展理由とゲームとのつながり

大盛況のうちに閉幕した「ニコニコ超会議3」。筆者がどうしても気になって仕方なかったのが、「AION超吸水」と目立つPOPと、スポンジが積み上げられたブースでした。なぜニコニコ超会議にスポンジ?ホントに売れている?気になる疑問を直接ぶつけてみました。

ゲームビジネス その他
通販番組さながらに、吸水力の高さを実演してくれました
  • 通販番組さながらに、吸水力の高さを実演してくれました
  • 超会議限定の可愛らしいスポンジも
  • 【ニコニコ超会議3】ニコニコ超会議に吸水スポンジ?どうしても気になるブースを直撃取材 - 意外な出展理由とゲームとのつながり
  • 気になってしかたなかったAION超吸水
  • 壁面のボードはユーザーのコメントで溢れていた
  • マスコットキャラクターの“アイちゃん”
  • ブースの様子
大盛況のうちに閉幕した「ニコニコ超会議3」。多数の企業が出展していましたが、筆者がどうしても気になって仕方なかったのが、「AION超吸水」と目立つPOPと、スポンジが積み上げられたブースでした。なぜニコニコ超会議にスポンジ?ホントに売れている?気になる疑問を直接ぶつけてみました。

スポンジが印象的なブースを出展していたのは「アイオン株式会社」。PVAスポンジ(≒非常に吸水性・保水性の高いスポンジ)を開発・販売している企業です。ビジネス向けの商品が主力ですが、ホームユースの商品群も手掛けているということで、今回の超会議では、家庭で使えるスポンジやタオルを展示、実演販売していました。

とはいえ、他のブースのようにアニメやゲーム、ニコニコ発祥のコンテンツなどはブースに皆無。良くも悪くも来場者に媚びない姿勢に惹かれ、ブース担当者に色々と質問をぶつけてみました。早速、「なぜ出展したのか?」という直球の質問をしてみたところ「弊社の主力製品の1つに「超吸水スポンジ」というがあるんですが、「超」と被っていたので出展することにしました」とのこと。意外な出展理由に若干戸惑ってしまいましたが、その後も矢継ぎ早に色々と質問してみました。

今回の出展は女性ばかりの商品開発プロジェクトチームが音頭をとり決めたとのこと。これまでは一般ユーザー向けイベントへの出展経験もなく、超会議が初めての試みだそうです。ちなみに、ニコニコについては1名詳しい方が社内にいらっしゃるようですが、現在勉強中といういこと。

そして気になる売上については、出展前は本当に売れるかどうか不安だったそうですが、想像以上の結果になったとのこと。PVAスポンジの技術を活用したコースターは完売したということで、ユーザーの反応は上々だったようです。壁面は同社ブースを訪れたユーザーのコメントで埋め尽くされていました。

また、今回のプロジェクトを仕切る新企画推進室長にもお話を聞くことができました。今回の出展は「社内の女性チームが中心となっている企画の1つ」であるだけでなく、実はゲーマーにも同社ブランド/製品を認知させたかったとのこと。「吸水・保水性に優れており、油汚れにも強い製品を作っている」ということで、培ってきた技術を有効活用しながら、上手くPCゲーマー向けの製品を作っていきたいと話していました。製品化についても色々と検討しているそうです。

一見、「なぜスポンジ?」とクエスチョンマークが浮かぶブースではありましたが、明確な意図と、今後の展望についても伺うことができました。一体ゲーマー向けにどのような製品が開発されるのか気になるところです。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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