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【そそれぽ】第91回:無茶を本気でやらせる、それが良質高難度アクションだ!『覆面闘士』をプレイしたよ

ソニー PS3

大統領の娘を救えるのは自分しかいない!
  • 大統領の娘を救えるのは自分しかいない!
  • 「ルチャドール」となって、敵を倒す!
  • デッドワールドと・・・
  • リビングワールドを行き来して難所を突破
  • 数々のライバルたちとの激闘
  • さまざまなアクションを取得
  • アクションを使いこなせば爽快感アップ
  • 敵に合わせて技を繰り出せ
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第91回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

世の中の人って、けっこうテレビで格闘技番組、観てるじゃないですか。筆者はどうも「痛そう」という感情が先に来てしまって、観るのが少々苦手だったりします。でもゲームとなると「格闘」が嫌いじゃないという不思議。やっぱり現実とゲームって線が引かれますよね。ゲームの中だからこそ、バシバシ暴れ回りたい!

というわけで、今回プレイするのはスパイク・チュンソフトのPS3/PS Vitaダウンロードソフト『覆面闘士(マスクド・ウォリアーズ)』です。

『ファイプロ』(往年のプロレスゲーム)のおかげで、「ルチャ」はなんとなく知ってました。しかし「ルチャ」のレスラーを主役にした1本のゲームが発売されるとは思ってもみませんでした(笑)。元となった洋ゲー『Guacamelee!』は海外で高い評価を受けており、満を持して日本語版の登場。「ルチャ」で暴れまくってやろうと思います。それでは、早速プレイしていきましょう。


◆『覆面闘士』ってどんなゲーム?


■横スクロール2Dアクション
ストーリーはさらわれた女性を助ける、操作は移動とジャンプと攻撃を組み合わせ、という超王道2Dアクションゲームです。プロレス的な独特の要素であるつかみ技(投げなど)ができるときは、敵にダメージを与えているうちに頭上にボタン表示が出てくれるので、タイミングが非常にわかりやすくて安心。主人公であるルチャドール(メキシコ式プロレスの覆面レスラー)の「フアン」らしい独特の攻撃操作も、特に違和感なく入ることができました。

方向キーと左アナログパッドが同じ役割なのですが、筆者は断然方向キーの方がプレイしやすかったので、方向キーでプレイしました。また、PS3版とPS Vita版で操作の違いによる不都合も特に感じませんでした。

■探索し甲斐があるフィールド
巨大なひとつのフィールドが、いくつかのエリアに分かれて存在しているのが本作の全体マップ。エリアごとに特徴があり、行ける場所はゲームを進行するほど広がっていきます。また、意外にも探索要素が強く、ステータスアップや技の習得に必要なお金も、ちょっとわかりにくい隠された宝箱から一気に入手できるケースが多いです。アクションが目立つ本作ですが、アドベンチャー的な探索要素も強いです。

■クロスセーブが便利
PS3/PS Vita、どちらか一方を購入すれば、もう片方もダウンロードできるので、お得感がすごいです。しかもクロスセーブに対応しているので、いつでもどこでも、PS3からPS Vitaへ、PS VitaからPS3へ、プレイ環境を移動することが可能。筆者も、日中はPS3で大画面プレイ、ベッドに潜ってからはPS Vitaでちまちまプレイと、シチュエーションでハードを使い分けることができ、非常に助かりました。

クロスセーブは、PSNのアカウントさえあれば、本当にポーズ中のオプションメニューからいつでもでき、いつでもロードすることが可能なので、思っていた以上に手軽で便利でした。両ハードを所有している方にはオススメです。

■ところどころに任○堂オマージュ
ゲーム性の本質はオリジナリティあふれる独特のものですが、ところどころに任○堂のゲームへのオマージュやリスペクトが感じられる点にも注目。そもそも、フィールド探索の感覚自体がどことなく『○トロイド』っぽいとも言えます。というか「鳥○像」にしか見えない「像」をぶっ壊して、新技を手に入れたりします(笑)。と思ったら、「斧」を手にしたら、床が崩れて溶岩に敵が落ちたりもしますし(笑)。ギリギリなネタのぶっ込みは、ゲームファンなら見逃せませんよ!


◆高難易度は褒め言葉


■徐々に上がる難易度
序盤は正直楽勝です。序盤は。・・・終盤は手汗が止まりません(真顔)。筆者はおそらく人よりもゲーム中に出る手汗の量は少ない方だと思われます。レースゲームとかやっていても、そこそこに難しい緊張感のあるアクションゲームをやっていても、ほとんど手汗はかきません。そんな筆者が、本作では中盤以降、手汗びっしょびしょになります(笑)。

敵の攻撃、必要とされるアクションの難易度、落下などの緊張感、とにかくハンパないです。ただし、失敗したとき・敵にやられたときのリスタートがその直前だったり、「このあと死ぬよ!」という場所の手前にセーブポイントがあったりして、ありがたい限り。それでも、緊張感が拭えないってことは、本当に難しいってことです、はい。

■プロレス技とか関係なくなってくる
ゲームを進行すると、アクションのメインはプロレス技ではなく、ほぼ「超能力」になってきます(笑)。「スペシャルムーブ」と呼ばれる特技にの中には、表裏一体である現実世界「リビングワールド」と宿敵の住む死者の世界「デッドワールド」を行き来する能力や、壁をどこまでも駆け上がる能力、ニワトリに変身する能力、更には空を飛ぶ能力など、何でもありです。最終的に、プロレスはエッセンス!!

■無茶を本気でやらせる、それが良質高難度アクション
そして、それらの能力を巧みに使いこなさないと進めない難所がかなり存在します。隠し宝箱を取ろうとしようものなら、ヤバいです。何度も試行錯誤して、何度も死にましょう(笑)。すべての能力を素早く的確に使いこなして、難所を突破した時の快感こそ、本作の醍醐味かもしれません。


◆気になったところ


■技が増えるほどボタン操作が複雑に
技や能力が各ボタンに割り振られていたり、方向キーとの組み合わせで発動したりするので、増えるほど複雑になっていきます。特に終盤は、瞬時に技や能力を必要とされる場面も多く、プレイヤー自身の指が混乱すること必至。なので、新しい技や能力が解放されても、使いこなせるようになるまで慣れが必要です。もう少しシンプルかつ直感的に出せたら良かったですが・・・これだけの技・能力を使い分けるアクションゲームともなると、これ以上シンプルにするのは厳しそうですかね・・・。

■高い難易度をどう受け止めるか
筆者のようにゲームに慣れている人は問題ないと思うのですが、本作はその「絵柄」や「キャッチーな雰囲気」、「ルチャ」というちょっと変わったゲームのテーマなど、必ずしもゲームの上級者ばかりがプレイするようなゲームには見えないと思います。アクションゲームが不得意な人がプレイしたら、序盤はともかく、中盤以降絶望してしまうのではないでしょうか?(笑)初心者向けの救済措置がもう少しあっても良かったのかなあと思いました。

■町や施設やエリアの名前だけアルファベット
・・・これはなぜなのでしょう?ほかのローカライズは完璧なのに、これらだけアルファベット表記で、やや違和感を覚えました。日本語に直したり、新たに名前を付けたりすると不都合な点があったりしたら仕方ないのですが、特に問題がないようなら、これらもカタカナ表記や日本語名に変えてほしかったです。


◆総評


中盤以降は手汗が止まらない難所の連続!
それでもやめられない魅力と面白さ!


しつこいほど書いていますが、とにかく中盤以降の難易度が高いです。しかしながら、本作ならではルチャによる独特の雰囲気や、何度もチャレンジしたくなる中毒性、難所を突破したときの爽快感にハマります。「プロレスゲーム」を求めていると拍子抜けする、高難度アクションアドベンチャーゲームです。

唯一、最後まで活きるプロレス要素は「つかみ」から「投げ」のアクション性。これを上手く使うことで、大量の敵を巻き込んで一掃するといったことも可能です。

ゲームを進行するほど増えるアクション、その豊富なアクションの使い分けを極められれば、ゲームの楽しさが倍増していきます。強敵も上手く倒せるようになるし、難しいステージギミックも突破し易くなるはず。これらに加えて探索のやりこみ要素もかなり量が存在するようなので、2Dアクションゲーマーはプレイしないテはありません。

【こんな人にオススメ】
・『ロックマン』シリーズなんか余裕だぜ
・『魔界村』シリーズなんか余裕だぜ
・『メトロイド』系探索アクションが好きな人

正直、万人にはオススメできません(笑)。逆に、ある程度アクションゲームが好きな人、しかもライトなアクションゲームではなくて、難易度が高いアクションゲームが好きな人には、強く強くオススメしたいと思います。名作です。意味不明な理不尽さで死んじゃうような、昔のゲームみたいな、違った意味での難しさではないのでご安心あれ(笑)。

筆者は1周クリアして、一応エンドロールを見ることができました。その上で、筆者がこれまでプレイしてきたアクションゲームの中でも難易度は上位だと感じています。プレイするアクションゲーマーの方々は、ぜひ心して挑んでほしいと思います!

ちなみに、本作のプロモーション映像も公開されているので、あわせてぜひご覧ください。


YouTube 動画URL:http://youtu.be/69Py80yjjeQ


【そそれぽ】第91回、いかがでしたでしょうか?あまり意識していなかったのですが、最近【そそれぽ】ではアクションゲームを取り上げる機会が多いですね。もちろんアクションゲーム以外も取り上げていきたい次第なのでご期待ください!次回もどうぞお楽しみに!


『覆面闘士(マスクド・ウォリアーズ)』は、好評配信中で価格は1,428円(税抜)です。

Guacamelee! (C) 2014 DrinkBox Studios Inc. All Rights Reserved. Developed and Published by DrinkBox Studios Inc. DrinkBox, DrinkBox Studios, the DrinkBox Studios design, 'Guacamelee!' and any and all associated design(s) are trademarks and/or registered trademarks of DrinkBox Studios Inc.

■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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