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『俺の屍を越えてゆけ2』一族から抹消される運命を背負う新職業とは

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS Vitaソフト『俺の屍を越えてゆけ2』の最新情報を公開しました。

ソニー PSV
『俺の屍を越えてゆけ2』一族から抹消される運命を背負う新職業とは
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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS Vitaソフト『俺の屍を越えてゆけ2』の最新情報を公開しました。

生涯がたった2年ほどで過ぎ去ってしまう「短命(たんめい)の呪い」と、人同士では子孫を残せぬ「種絶(しゅぜつ)の呪い」を受けた一族を育成し、生と死を乗り越えて敵と戦い、呪われた宿命に立ち向かう物語を描く『俺の屍を越えてゆけ2』は、前作の魅力を正統進化させ、更なる新要素を多彩に加えたRPGです。

一族に呪いをかけ、全ての元凶を生み出した「阿部晴明」(あべのせいめい)の存在や、一度は滅びた一族を、その命を投げ打って蘇らせた「夜鳥子」(ヌエコ)など、本作の物語に深く関連する要素などがこれまでに明かされてきましたが、このたび更なる新情報が発表されました。

まず明かされたのは、新たなアート「海の向こうの新たな国へ」。船に乗り、海原へ挑み、他国へ遠征する主人公一族が力強いタッチで描かれています。霞んで見える他国では、自国とは異なる発展を遂げた街と、これまで経験したことのない戦いが主人公一族を待つことでしょう。新たな出会いと未知の冒険が、海の向こうにも用意されている本作。その拡がりも、進化のひとつと言えます。

◆新たな登場人物

■田鶴姫(たづひめ):声 加藤 英美里さん
「晴明、討つべし! あなた方だけが 私の希望です」

一族の数少ない理解者は、帝の孫娘。阿部晴明が帝を傀儡(かいらい)とすることに危機感を抱く。有言実行、国と祖父を思って奔走するお姫様であり、阿部晴明を倒す為、主人公一族のもとを訪れる。

■力丸(りきまる):声 白熊 寛嗣さん
「姫様から大切な話がある。平伏して聞くがよい」

力丸は、帝の孫娘である田鶴姫の誕生より今日まで、彼女を従者として支え続けてきた警護役。一族に肩入れするお姫様を案ずる一途な青年だが、田鶴姫が阿部晴明を倒す為に、力丸ではなく主人公一族に頼ったことを良く思っていない。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

主人公一族が立たされた苦境を思えば、味方の存在は嬉しい限り。帝の孫娘である姫という影響力も心強くありますが、汚名を着せられた一族を信じてくれるその心の在りようこそが、何よりの味方と言えるでしょう。ですが、従者であり警護役の力丸は、この状況に不満を抱いているとのこと。うまく折り合いがつくことを祈るばかりです。

物語に深く関わる予感を覚える新キャラクターが明かされましたが、今回判明した情報はまだまだあります。前回に引き続く形となる職業紹介や、前作には登場していない新職業の判明、また一族が拠点を置く「街」に関する多彩な要素なども公開されており、どれも要チェックの内容ばかりとなっています。

◆職業紹介

■薙刀士(なぎなたし)
前列で、敵前列を一気に薙ぎはらう。後列からも、敵前列一体を攻撃できる。
防御力の高い防具も装備できるため、使い勝手がよい。

■壊し屋(こわしや)
前列で、敵前列一体に必殺の一打を与える。
攻撃力と空振り率(攻撃が敵に当たらない確率)は全職業で最高と、運要素もある攻撃的な職業。重防具を装備できるが、術にやや弱い。

◆新職業 鬼頭

■鬼頭(おにがしら)
戦闘力は高いが、命令ができない狂戦士。物語が進行すると「鬼頭」という道具が手に入る。この「鬼頭」を当主が指名した一族男子が装備することで就くことができる。(生まれつき選択できる職業ではない)

「鬼頭」になると名前を失い、家系図からも抹消されてしまう。体力が減っていくと、攻撃力が上がる。戦闘中の進言も行わず、術を使えない。また武器や防具を装備できないという極端な特徴を持っている。

人を捨てることによって子も残せず、家系図からも抹消されることと引き換えに得る能力は、圧倒的な破壊力。大切な家族を鬼頭に指名するのはとても辛い選択だが、死期が迫った者でも大きな力を得ることが出来る。今の代で成すことを確実にするため、苦渋の選択を迫られる場面も出てきそうだ。

◆街に関する新情報

主人公一族が拠点を置く街。街に存在する商業施設などの各施設には、投資による成長要素が存在する。投資は施設ごとに行う為、プレイヤーごとに様々な街に育つ。遠征によって他国を訪問した際には、自国との成長の違いを楽しむことができるだろう。

【新規紹介施設】
■雑貨屋/ 薬屋
雑貨屋では、一族が装備できる装飾品や道具類、後述の「お供え」で使用できるアイテムなどを購入できる。薬屋では回復アイテムなど、戦闘に役立つアイテムを購入できる。

■娯楽施設
・温泉宿
討伐隊全員が1ヶ月間のみ、戦闘時の攻撃力が上昇したり、攻撃の命中率が上昇するといった特殊効果の恩恵を得ることができる。 温泉宿に投資して施設が成長すると、利用可能な温泉の種類と、同時に付く特殊効果の数が増える。

・幻灯屋
一族の家族写真を撮影できる。写真のフレーム数は、娯楽施設の成長度合いによって増えていく。一族の思い出写真を様々なフレームで残していこう。他の一族と結魂(けっこん)した時は、自分の一族に迎えたキャラクターとの思い出の写真を残すことができる。

・送迎屋
PS Vitaのカメラを使用してQRコードに記録された一族キャラクターや「特注装備」を取り込むことができる。(「特注装備」については後述)送迎屋には他にもお楽しみ要素があるので、乞うご期待。

■神社
神を祭ることによって、神の恩恵を受けることができる。投資で神社を成長させれば、最高4柱まで神を祭ることが可能。例えば、火の神様を祭ると火の属性の武器などが販売され、街の様子も属性に合わせて変化する。

また遠征によって他国を訪問している際には、その国の神様と「交神の儀」(こうしんのぎ)を行い、子を成すことができる。訪問時、自国で交神できない好きな神様も、他国では交神できる可能性がある。

-神の恩恵効果-
・祭った神様の属性が付いた武器、防具が販売されるようになる。
・祭った神様の属性の災害による街の被害が減る。(災害については後述)
・祭っている神様の属性によって寺社の屋根や鳥居、幟などの色が変わる。

【災害】
街は災害の発生により被害を受けると、特定の土地(施設)のレベルがリセットされてしまう。災害と神社で祭っている神の属性が一致するものに対しては減災(被害が減少)する。(例:火の被害は、火属性の神で減災など)

【街の成長要素】
所持金を使い、街の施設に投資を行うことで、施設が成長しレベルが上がり、それに応じた効果を得て利用することができるようになる。施設ごとに投資できるため、プレイヤーごとに成長の異なる、個性ある街が発展していく。

なお、街の土地は有限であり施設の成長には限りがあるため、全ての施設を最大のレベルに成長させることができない。自国と異なる成長を遂げ、自国よりも成長した施設が他国にあれば、それを使用することができる。他国の施設を上手く借りることが、一族成長の近道となる。

■施設と成長効果
・武器屋 / 防具屋 / 雑貨屋 / 薬屋
効果:商品の種類が増え、性能の高い商品が入荷する。
商品の入荷数が増加する。
商品の販売価格が低下するなど。

・娯楽施設
効果:幻灯屋の写真フレーム追加。
温泉効果追加など。

・神社
効果:神社の数が追加され祭れる神様が増える。
武器屋、防具屋に属性装備入荷。
「交神の儀」で祭った神様の必要な奉納点減少。

【特注装備】
「所有者」以外は装備することができない、特別な装備。武器屋と防具屋から発注を行うことができる。武器屋、防具屋への投資額により、特注装備の種類が変化する。「所有者」が死亡した場合、形見分けというシステムによって他の一族キャラが継承することができる。

継承した特注装備は、継承を続けることで成長するし、新たな効能を得て強くなっていく。
全ての武器と装備(PSP版は刀のみ作成できた)で作成可能となり、特殊効果が付与されることがある。特注装備は一族キャラクターと同じくQRコードにでき、他のプレイヤーが取り込むと、自国の街でその装備が一定期間販売される。お気に入りの装備が作成できたら、全国のプレイヤーに自慢し使ってもらおう。

【屋敷での新要素「お供え」】
花や酒、餅など、「供物」(くもつ)カテゴリのアイテムを、定期的に神様に捧げていると、 戦闘中に一定確率で神様の加護が発生。「好きな神様に供物を供えると、お礼に助けてくれる」という神様とのやり取りが楽しめる。

◆新規神様

・荒吐鬼 ペコ(アラハバキペコ)
「どんと、おらに任せとけ」

・黄金ノ二荒(オウゴンノフタラ)
「ここも 戦場と心得よ」

・華厳大仙(ケゴンタイセン)
「あまり近づくと、濡れてしまうよ」

・入谷 朝近(イリヤトモチカ)
「お早うございます、お姫さま」

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『俺の屍を越えてゆけ2』は、最新携帯ハードとなるPS Vitaにリリースされます。場所を選ばずどこでも一族を育成できる手軽さと、最新機による美麗な描写、その両面を存分に満喫することができるので、これも本作の嬉しい魅力のひとつと言えるでしょう。あなたの手の中に、一族の命運が委ねられるその日を、どうか楽しみにお待ちください。

『俺の屍を越えてゆけ2』は2014年夏発売予定。価格は、パッケージ版・ダウンロードともに未定です。

(C)Sony Computer Entertainment Inc.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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