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【BitSummit 14】『ボコスカウォーズ』のラショウ氏が手がける新作はのらいぬシミュ『野犬のロデム』のリメイクだった

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【BitSummit 14】『ボコスカウォーズ』のラショウ氏が手がける新作はのらいぬシミュ『野犬のロデム』のリメイクだった
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本日ピグミースタジオは、PlayStation Mobile向けの「のらいぬ」シミュレーションゲーム『野犬のロデム』をBitSummit 2014にて公開しました。

本作は『ボコスカウォーズ』のクリエイターであり、イタチョコシステムにて奇っ怪な作品を次々と生み出したラショウ氏が実に26年振りに手がける新作扱いのタイトルで、マッキントッシュ向けに発売された『野犬ロデム』のリメイクタイトルとなっています。

イタチョコシステムは1994年より続くラショウ氏がヘッドのデベロッパー。不可思議な世界観の中で弁当の配列を考えてお客さんに売る『あの素晴らしい弁当を2度3度』や、眠り込みそうな女性が小人とたわむれる『むづかしい本を読むとねむくなる』といった奇妙なタイトルを発売し続けてきており、しかしどのタイトルもラショウ節としか言うようのない常軌を逸した世界観と、どこか哀愁を帯びたグラフィックが特徴となっています。

今回公開されたPlayStation Mobile向け『野犬のロデム』の開発を担当するのはピグミースタジオ。CEO兼プロデューサーの小清水 史(こしみず ひさし)氏は、同作は『野犬ロデム』のリメイクとして開発が予定されていたものの、ラショウ氏が本気になり始め新作のような扱いとなり、『ボコスカウォーズ』のナイトに似た幼稚園児がロデムに殴り込みをかけるなど、過去作の集大成となったような作品に化したと伝えています。

■幼稚園児の集団に殴り殺された犬がサナギになって魚に生まれ変わるゲーム

昨年1月のiOS版『あの素晴らしい弁当を2度3度』から続き、PlayStation Mobileにて復活することとなった『野犬のロデム』。プレイヤーは「小自然(森などの大自然ではなく近所にありそうな小さな自然)」に放たれた野犬ロデムを操作してさまようことになり、一応は餓死や幼稚園児の集団に殴り殺されるといったここ最近のタイトルで言う『Don't Strave』的なサバイバル要素があり、最大1万日まで生存日数をカウントするものの、敢えて言うならばそのジャンル名通り野犬ロデムとなってその生き様をシミュレートしていくことが目的となります。旧作のキャッチフレーズにもあるように「大自然は厳しい。しかし小自然も厳しいのだ」という哲学を感じ入るのです。

今作のロデムは旧『野犬ロデム』と同様に顔をクリックしたりドラッグ操作をすることで様々なアクションが可能。クリックすると顔が5種類の表情に変化し、それぞれ食べるや攻撃するといったアクションが行えるように。またお尻を上から下方向に撫でてやるとお座りし、さらに下げると食べた食料をウンチしたりします。ちなみに食べた食料が胃の中を通ってウンチになる様子は常にインターフェイスで確認可能で、溜まったら出してやらないと悪臭ガスが発生します。

他にも頭から植物のような「パラサイト」が生え、例えばなにかを食べたり特定の場所へ行くといったロデムの各行動によってアイテムが生まれだすという要素も存在。生み出されたアイテムはブックに収録される一種のアンロック要素となっており、何をすれば良いかわからないという人はこちらをプレイしてみると良いでしょう。

なお小清水氏によれば、フォーカスしても思うように動かない、『ボコスカウォーズ』のように引っかかって動かない、例えばロデムが「あいきょう」の顔で仲間にした他の野良犬が勝手に動くような、自身が操作しきれない部分を残す「半オート」な味付けも本作では残されているとのこと。

さてここまでお伝えしたものの、正直読者の方々は「よくわからないゲーム」だなあと思ってる方が大半だと思われますが、太陽と名乗る謎の物体が落とした何かを食べると頭から植物が生えてくるとか、3人組の幼稚園児に殴り殺されたらサナギになり魚に生まれ変わるといったシーンを、よくわからないと思いながらその奇妙さを楽しむのが恐らく『野犬のロデム』の最善の楽しみ方の1つでしょう。

リメイク版『野犬のロデム』は4月から5月にPlayStation Mobileにてリリース予定。好評であればPlayStation Vitaでの発売も検討するとのことで、旧来からのラショウファンも、奇妙な世界観のインディーゲームを探し求めているユーザーも今後の情報を楽しみにしておきましょう。
《ishigenn》

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