フジテレビ系列の人気バラエティ番組「ゲームセンターCX」を題材としたゲームは、これまでニンテンドーDSで2本リリースされており、多数収録されるゲームinゲームの完成度の高さや、レトロな雰囲気を醸し出しながらも良好な操作性などから、大きな反響を呼びました。
そのシリーズ最新作となる第3弾『ゲームセンターCX 3丁目の有野』は、これまでのゲームinゲームのスタイルを踏襲しつつも、ストーリー面の大幅な強化や、様々な場所へ出かける要素などが加わり、大きくパワーアップしています。
そんな本作の魅力を更に掘り下げる新情報が、公式サイトで公開されたので、こちらでも紹介させていただきます。まずは前述したストーリー面に関して、更なる詳細が明かされました。
主人公は、懐かしい80年代の街に暮らしており、友だちの「有野少年」と共に散策していきます。例えば、オモチャ売り場にゲームショップ、ゲームセンターに駄菓子屋と、当時のゲーム事情に欠かせないスポットの数々が登場し、それらの場所で発生するイベントを次々とクリアすることで、ストーリーが進行していきます。
各地で巻き起こるイベントをクリアするには、与えられた課題をゲームinゲームで達成する必要があります。特定のゲームを「○○までクリアする」といったものから、やり直し不可の一発勝負イベント、そしてアドベンチャー仕立ての謎解きまで、様々な課題が用意されており、それぞれに応じて攻略の要点が変わってきます。
また、一定のイベントをクリアすると時間が経過していき、ストーリーの進行に応じて街並みにも変化が訪れます。それに伴い、80年代中盤になると学校の指導でゲームセンター出入り禁止になったり、ゲーム専門店が出現するなどの、実際に起きた当時のゲーム環境の流れを追体験できます。
ストーリー仕立てによる進行も大きなポイントのひとつですが、シリーズ初となる通信機能を用いた2人プレイによる協力や対戦プレイが可能となった点も見逃せません。例えば、既に発表されたゲームのひとつ『ルーミーと魔法のホウキ』では、力を合わせて敵を倒す協力プレイが可能。対戦を楽しみたい方には、『ブレイクシュート!』などが用意されています。
更に今回の更新で、新たなゲームinゲームも3つ公開されました。『ブレイクシュート!』の元祖となる、ブロック崩し風対戦ゲームの『DEFLINE』、ハイドモードを使いこなしてコインを集める面クリア型アクションゲーム『ソーマの秘宝』、落ちてくるブロックを利用してひたすら上へ登っていく『登郎』。どれも、シンプルながらも味わいがあり、クセになりそうな予感をひしひしと覚えます。
現在判明しているゲームinゲームは、今回の発表を合わせて7種類。7つのゲームが遊べると思えば多彩にも感じますが、まだ予定収録数の半分にも達していません。今後も、ゲームinゲームの新たなタイトル発表などの続報が続くことと思われるので、本作が気になっている方は楽しみにお待ち下さい。
『ゲームセンターCX 3丁目の有野』は、2014年1月23日発売予定。価格は、通常版が5,480円、限定版が7,480円です。
(C)FUJI TELEVISION / ガスコイン・カンパニー
(C)2013 NBGI
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