人生にゲームをプラスするメディア

学生が制作するゲームを世界規模で販売するプロジェクト始動!専門学校HALの意欲的な試み

専門学校のHALは、学生が制作したゲームを国内外に向けて広く販売するというプロジェクトを、ローカライズ事業を行うアクティブゲーミングメディアと共同で行うと発表し、学生による1回目の企画プレゼンテーションが先日行われました。

その他 全般
公式サイトショット
  • 公式サイトショット
専門学校のHALは、学生が制作したゲームを国内外に向けて広く販売するというプロジェクトを、ローカライズ事業を行うアクティブゲーミングメディアと共同で行うと発表し、学生による1回目の企画プレゼンテーションが先日行われました。

HALは、毎年個性的なTVCMを公開したり、実際にオンエアされる番組オープニングムービーを学生が制作するなど、活動的なことでも知られており、今回のプロジェクトも大胆ですが実にHALらしい企画です。

「企画を立ち上げ、デザインし、プログラミングを組み、テストプレイで確認する」といった制作だけに留まらず、自分たちが作ったゲームが実際に「販売」というプロセスを経てリリースされていく経験は、学生の身ならずとも、貴重かつ恵まれたものと言えるでしょう。同じ夢を追いかける者からすれば、喉から手が出るほど欲しいチャンスに違いありません。

実際の販売に関しては、アクティブゲーミングメディアが運営するインディーズゲーム販売サイト「PLAYISM」を通じて、日本国内はもちろん、ローカライズを施し世界に向けて行われます。

販売ルートまでしっかり確定された今プロジェクトの第1回プレゼンテーションには、PLAYISMの担当者と、作品が米「TIME」誌に取り上げられたHAL卒業生の天谷大輔氏など4名の現役ゲームクリエイターが来校。学生らが発表した案に対し「ゲームの本質的な面白さを追及している?」「ゲームの世界観が確立しているか?」「期間内にプログラムが組める?」「意外な落とし穴」など、厳しい講評をひとつひとつ丁寧に語りました。

なお作品は、2013年8月末に完成を予定しており、その後「PLAYISM」にて販売されます。今後のゲーム業界を支える若い力が、どのような意欲作を産んでくれるのか。まだ姿を表していない未知の才能が、その片鱗を見せてくれるのか。新たな教育とゲームの方向性に、期待せずにはいられません。


(c) HAL ALLRIGHTS RESERVED.
(c)2012 Active Gaming Media Co. Ltd. All Rights Reserved.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. マクドナルドが『ドラクエ』とコラボか?なじみ深い「はい」「いいえ」のメッセージウィンドウで匂わせ

    マクドナルドが『ドラクエ』とコラボか?なじみ深い「はい」「いいえ」のメッセージウィンドウで匂わせ

  2. 漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」最終巻直前までの全話無料キャンペーン開催!12月17日0時より48時間限定

    漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」最終巻直前までの全話無料キャンペーン開催!12月17日0時より48時間限定

  3. 目力凄まじい強烈VTuber「わたがしうのう」誕生!キャラデザは「鈴原るる」らのママ・さいねさん

    目力凄まじい強烈VTuber「わたがしうのう」誕生!キャラデザは「鈴原るる」らのママ・さいねさん

  4. 「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄の草むしり検定証カードホルダー新登場!裏面には漫画エピソードをデザイン

  5. 岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開

  6. 期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」

  7. シャリア・ブル専用「緑のたぬき」誕生!「ガンダム ジークアクス」×「マルちゃん」コラボ発表ーシャア専用「赤いきつね」と並べるとM.A.V.の文字

  8. 『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」

アクセスランキングをもっと見る