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グリー、健全化に関する取り組みを公開 ― 超過課金者1118人に2433万円を返還

グリーが公開した2013年6月期第3四半期 決算概要にて、健全化に対する取り組みについて触れられています。

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グリー、健全化に関する取り組みを公開 ― 超過課金者1118人に2433万円を返還
  • グリー、健全化に関する取り組みを公開 ― 超過課金者1118人に2433万円を返還
グリーが公開した2013年6月期第3四半期 決算概要にて、健全化に対する取り組みについて触れられています。

「未成年のお客様に対する利用金額制限設定時に発生した障害の解消のご報告」という項目では、「障害対応の詳細」と「超過課金の返還状況」が載っています。

■障害対応の詳細
・フィーチャーフォン向け「GREE」における楽天Edyによる決済
  →2012年8月21日に解消
・フィーチャーフォン向け「GREE」におけるクレジットカードによる決済
  →2012年9月7日に解消
・他社決済システムとの接続における仕様上の不具合
  →2013年1月18日に解消
・「GREE」の月額コース
  →2013年2月28日に解消

超過課金の返還状況については1,118人、2433万155円の返還が行われました。

今後の対策として、以下の組織を設立し組織体制の強化を図ります。

■ビジネスオペレーション本部の設立
・プロダクトの品質・健全性の向上を図る
・利用者からのフィードバックを通じた利用環境向上、あんしん・あんぜんの実現を目指す

■コンプライアンス部の設立
・グリーの強みであるクリエイティビティやスピードを維持しつつ 、 自律分散型の リスク管理体制の構築を目指す

また、利用環境向上に向けた取り組みとして以下が行われます。

■24時間365日のGREEパトロール体制
・24時間365日体制でのシステム及び目視による投稿監視
・首都圏、北海道、沖縄に、約450名体制のGREEパトロールセンターを設置

■利用者の認証と年齢別の機能制限
・端末認証、電話番号認証等を行い、違反ユーザーの再登録を防止
・GREEの登録年齢情報に加えて、フィルタリング利用情報及び携帯電話事業者の年齢情報等を活用した年齢認証
・より確実な年齢認証に基づく年齢別の機能制限(メール送受信・ユーザー検索等の制限)の実施

■禁止行為の周知
・利用規約において禁止事項(出会い行為、個人情報投稿、なりすまし行為、わいせつ投稿等)を明示
・サービス上での啓発及び注意喚起の徹底
・青少年向けの啓発・注意喚起アプリの提供

■第三者機関による認定
・「EMA」(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)による初の認定サイト
・「EMA」基準以上の管理体制を維持し、継続的・定期的に実施される審査に通過

■社内外での推進体制
・代表取締役社長が委員長を務める利用環境向上委員会の設置
・外部有識者から意見・評価を受けるアドバイザリーボードの設置
・「JASGA」(一般社団法人ソーシャルゲーム協会)の設立

■利用者対応体制
・カスタマーサポート体制の拡充
・電話窓口の設置
・消費者関連機関との連携・情報提供・意見交換

■サービスの適正利用の推進
・社内ガイドラインの設置とチェック体制運用
・未成年のお客様向けに、利用上限額の設定、注意喚起の徹底
・利用金額通知サービスの提供

■アイテム換金行為の禁止徹底
・ゲーム内でのアイテム交換等の機能制限
・サービス外でのモニタリング
・アイテム換金行為に対するペナルティ強化

■サイト内における啓発活動
・GREE内において各種サービスから啓発ページへ導線を設置
・啓発アプリ「まなぼう!あそぼう!インターネットルール」を年齢別サービスとして提供
・安心ネットづくり促進協議会推進「もっとグッドネット」に加入し、GREE内において「もっとグッドネット」公式アカウントを提供

■サイト外における啓発活動
・教育機関・自治体等向けに、パトロールセンターの公開、グリーの取り組みに関する講習など、啓発活動を継続的に実施
・安心ネットづくり促進協議会等、民間団体・公共機関と連携し、各種啓発イベントに積極的に参加

今回公開された取り組みには、当たり前と思えることから、新たな試みまで幅広くありますが、全体的に見て課金に関すること以外にも、サービスの安全・安心性やRMTといった禁止行為など、幅広い運営にまつわる内容となっています。これにより少しでもトラブルが減るといいですね。
《栗本 浩大》

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