つまり通話機能も重視したということで、本体サイズは196.6×120.1×10.4mm、340gと片手での操作を考えて薄型軽量設計。さらにデュアルマイク搭載でノイズを軽減するほか、ネットワークはWi-Fi(802.11 b/g/n)だけでなく下り最大21MpsのHSPA+に対応している。
OSはAndroid 4.1(Jelly Bean)。ディスプレイは7インチのIPS HDパネル(1280×800)でバックライトにはLEDを使用。内臓ストレージは8GBと16GBから選択可能で、ASUSのWebstorageを5GBまで無料で使用可能。RAMは1GBとなっている。
フロントカメラは120万画素、リアカメラはオプションとなるが300万画素のオートフォーカスカメラ。4270mAhの大容量バッテリーを搭載し、9時間のバッテリーライフを実現したとのこと。32GBまでのMicro SDカードにも対応した。カラバリはTitanium Gray、Champagne Goldの2色。249ドルから販売予定。
こちらの端末は、操作性やブラウジングなど基本性能は問題ないが、「PadFone Infinity」と比べるとやや個性に欠け、コンセプトも少し弱い印象を受けた。ASUSは通話もインターネットもこれ1台で済ませれば通信料が節約できるともアピールするが、これを1台持ちにするのは少し勇気がいるかもしれない。競争が激化している小型タブレット市場で果たして存在感を示せるか。ASUSが同じく発表したオープン・クラウド・プラットフォームとの連携が鍵になってくるだろう。
【MWC 2013 Vol.41(動画)】9時間のバッテリーライフを実現した7インチTab「ASUS Fonepad」
《白石 雄太@RBB TODAY》編集部おすすめの記事
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