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【あぴゅレビュ!】第2回 『ファイナルファンタジー オール ザ ブレイベスト』が背負う350円の価値

.寒さが厳しい冬、駅のホームで耐え切れず120円のホットドリンクを何気なく買ってしまう。そんな行動を日常的にしていても、スマートフォンの有料アプリに85円を払うのには躊躇してしまっています。

モバイル・スマートフォン iPhone
ドット絵とアプリの相性はバツグンです
  • ドット絵とアプリの相性はバツグンです
  • プロローグ
  • 『FF』おなじみのグラフィックに心踊ります
  • たくさんの歴代ボスが登場
  • ジョブ配置などは完全ランダム、時にはこんなことも
  • FacebookかTwitterに投稿しよう
  • たまには一人だけタッチして16HIT9999ダメを楽しんだり
  • 追加キャラはランダムです
.寒さが厳しい冬、駅のホームで耐え切れず120円のホットドリンクを何気なく買ってしまう。そんな行動を日常的にしていても、スマートフォンの有料アプリに85円を払うのには躊躇してしまっています。

なんでこんな話をしたかというと、今回はスマートフォン向けアプリである350円(税込)の『ファイナルファンタジー オール ザ ブレイベスト』(以下、FF ATB)について語りたくなってしまったからです。

ディザーサイトが公開され、そのシルエットにさまざまな憶測が飛び交いました。大勢のせんしたちが入り乱れる戦闘シーンが発表されると一気に話題となりましたが、本作はバトル要素に期待すると完全にびっくりさせられることになります。

レベルをカンストしました。追加キャラクターも買ってみました。追加マップもモチロンやってみました。結果、『FF ATB』は完全なる「おふざけゲー」として楽しむことが求められることがわかったような気がします。「えらばれた せんしたちは おもいのほか おおぜいいるのだった」というプロローグの一文がこのゲームにとってこんなにも重要なことだったなんて!!

■行き着いた先はお米を研ぐようにスクラッチ
本作は『FF』シリーズで実際に登場した世界を舞台に、大勢のおなじみのキャラクターでなつかしのモンスターと戦闘を行うことができます。楽曲もそのままの質感で流れてくるのが嬉しいですね。戦闘は『FF』シリーズでおなじみのアクティブタイムバトル(ATB)が採用されていて、ゲージが溜まったキャクターをタッチすることでモンスターが攻撃できます。

『FF ATB』最大の個性である、大勢のせんしたちによるフルボッコは見た目も派手で楽しい。しかしながら、ATBの感覚が短いので大勢のせんしたちはすぐにゲージが溜まり、選んでタッチしていくというよりは画面をスクラッチし続けるほかなくなってきます。さらには、ジョブ配置は完全ランダムでターゲットの選択などもできませんので『FF』を期待するプレイヤーにとってはここで初めての「?」が浮かぶことになりそうです。

■Game Centerのランキングが楽しさのキモに
せんしたちは、戦闘を通してレベルアップすることで人数やジョブが増えていきます。ほかにもSNSのサービスで『FF ATB』についてつぶやくとご褒美に1人分メンバーが追加されるので、それらを駆使してMAXの40人を目指していきましょう。

こうして大勢の戦士たちが勢揃いすれば、注目となってくるのが3時間に1回訪れる待ち時間なし攻撃し放題のフィーバーモード。OS内蔵の「Game Center」を利用したランキングでは、フィーバーダメージのカテゴリがあり効率よくこすって上位を目指したいところ。これは、画面を4本の指でお米をとぐようにスクラッチするのがオススメです。

■有料コンテンツをどう楽しんでいくか
敵から攻撃を受けるとせんしたちは1発退場となります。これは85円(税込)の有料キャラでも同じ条件で、戦闘能力が高いゆえに戦闘序盤で退場となるとちょっとさみしい・・・。ポリゴンや3Dのキャラがドット絵に落とし込まれるのはやはり嬉しいものです。ほかにも『FFVI』に登場したセッツァーがブラックジャック号で全体攻撃をしてくれるのを見て、あのキャラクターはどんな演出で『FF ATB』で活躍するんだろう?と再び買ってみたくなります。

350円(税込)で購入できる追加マップは『FFVII』『FFX』『FFXIII』と、ドット絵で見てみたい世界観を持つ魅力的なタイトルが並んでいます。こちらは通常の敵より体力が多く、通常マップで通用したボスとの戦闘を切り上げて、レベル上げと装備を入手してサックリ倒すということができなくなってきます。ここで時間によって仲間が補充されるシステムとフィーバーモードが活きてきて、アイコンに表示されるメンバー数を確認したり、フィーバーモードのプッシュ通知に「おっ」と思ったりアプリを起動していない時の楽しみが発生してくるのです。

■『FFIV』フェイズのおかげで『FF ATB』がわかった気がした
ふと見たモンスター図鑑、フェイズの説明を見ていろいろ腑に落ちました。ただ一言、「顔が怖い」と。そうか、確かに顔は怖い。こうして、完全なる「おふざけゲー」と確信し楽しんだ部分もあったんですが、『FF』シリーズを遊んできた身にとっては少々さみしいアプリでもあるなと思ったのは事実です。

■まとめ
基本無料で遊べる優良なアプリが蔓延するなかで、350円の価値を背負わされた『FF ATB』が登場したことに私は魅力を感じました。2013年各ゲームメーカーがスマートフォン市場に本格的に参戦することが予想されますが、コンシューマ機と同じ作りこみをしてしまえばスマートフォンの画面には少々うざったいようで、あまり流行らなかったモノも見かけてきました。

今回は『FF』シリーズが持つグラフィックがスマートフォンと相性がバツグンによいのはもちろんのこと、「操作はシンプルだけど画面は乱戦」という新しい遊び方を提示してもらったような気分でクリアをしました。これまでの延長線でも原点回帰でもなく、輪廻転生のようなスマートフォンアプリが出てきたのならきっとみんなが当たり前のようにホットドリンク約3個分でゲームを楽しむ日が来るのではないかと思わせてくれたアプリでした。

なまえ:ファイナルファンタジー オール ザ ブレイベスト
ぶんるい:なつかしみ乱戦ゲーム
1回のプレイ時間:約10分
対応OS:iOS
ねだん:350円(税込)
ひとにつたえたい度:2(5点満点中)

今日の一言「ギルの使い道がわかった人がいたら教えて下さい」

それではまた来週!!

FINAL FANTASY ALL THE BRAVEST - SQUARE ENIX

(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
《きゃんこ》
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