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Wii U体験版には制限あり・・・一足お先に『Rayman Legends』の体験版を遊んでみた

日本でのWii U発売前に編集部で購入した北米版のWii U。日本版発売と同時にその役目を終えたかと思いましたが、今回は北米版のニンテンドーeショップで配信されている『Rayman Legends』の体験版を遊ぶという重要な任務が課せられました。

任天堂 Wii U
残り起動回数は30回との表示が
  • 残り起動回数は30回との表示が
  • 絵の中に飛び込むとゲームスタートです
日本でのWii U発売前に編集部で購入した北米版のWii U。日本版発売と同時にその役目を終えたかと思いましたが、今回は北米版のニンテンドーeショップで配信されている『Rayman Legends』の体験版を遊ぶという重要な任務が課せられました。

先日のNintendo Directで、日本では任天堂から発売されることが決まった『Rayman Legends』は、ユービーアイソフトのマスコットキャラクターである「レイマン」を主人公にした2Dの横スクロールアクションゲームです。12月13日より北米で体験版の配信が開始されました。

『レイマン』シリーズは海外での人気が非常に高い作品ですが、日本での知名度、評価は海外のそれに比べると芳しくはありません。シリーズ作品や外伝作品など多くの作品がリリースされていますが、日本版は一部の作品のみのリリースとなっています。最近ではニンテンドー3DS/PS3/PS Vita向けに『レイマン オリジン』が発売されましたが、本作はその直接的な続編となっています。

気になる作品の紹介の前に体験版をダウンロードするまでの情報をお伝えします。体験版は全てWii Uのニンテンドーeショップから行われます。日本では、まだ体験版の配信は行われていませんが、映像を見たり、ソフトを購入するのと同じ容量で体験版をダウンロードすることができました。

インストール時間は1分程度で、早速起動すると「残り起動回数は30回、本当にプレイしますか?」という警告が表示されました。先日お伝えした情報では『FIFA 13』の起動制限は10回となっていたので、海外での報道通り、メーカー側が起動回数を制限できる仕様になっているようです。

さて、肝心のゲーム内容は・・・かなり面白いです。非常にシンプルな横スクロールアクションで、英語版&説明書なしでも簡単に簡単に遊べる操作性は非常に快適です。また、Wii U独占タイトルということもあり、Wii U GamePadを使った仕掛けもたくさん登場します。Nintendo Directでも岩田社長が語っていたように、Wii Uに向けて作られた作品であるということを強く感じさせてくれる内容です。

ギャラリーに飾られた絵に飛び込んでそのステージをクリアしていくという内容でしたが、どのステージもユニークなギミックが盛りだくさん。ジャンプなどを駆使して道中にいるラムを回収しつつ、とらわれた妖精を解放するのが目的となっています。『マリオ』シリーズの土管よろしく、大木の中にはラムがたくさんいる隠しマップもあり、やり込み要素も満載です。

また、ステージを進めていくと、妖精を操作する場面も出てきます。ステージはCPUが自動で進んでくれますが、敵を妨害したり、ロープを切ったり、岩を移動させたり、滑車を回したりと妖精として攻略をアシストしていきます。これらの操作は全てGamePadのタッチスクリーンを使用したり、GamePadそのものを回転させたりしなくてはなりません。本当に良くできていて、筆者の印象としては、今まで遊んだWii Uの作品の中でも1番と言っていいほどにGamePadの仕様をシステムに落とし込めている印象です。

ゲーム性のみならず、独特で美しいグラフィックも見所で、水中の描写なども非常に魅力的。『スーパーマリオ』シリーズなどの横スクロールアクションゲームが好きな方には、ぜひオススメしたい作品です。

『Rayman Legends』は日本版が2013年春発売予定で、価格は未定。北米版は2月26日、欧州版は2月28日発売予定です。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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