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【そそれぽ】第53回:おっさんだけど全力で『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』をプレイしたよ!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第53回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

任天堂 3DS
マイルームでは自分もオシャレできちゃいます
  • マイルームでは自分もオシャレできちゃいます
  • ファッションもメイクも自由自在
  • 徐々に増えていく施設たち
  • お店にはさまざまなお客さんが訪れます
  • 好みのアイテムを提案するのがカリスマ店長の使命!
  • 展示会でいろいろ仕入れておくことも重要
  • バシっと決まってくれたようです
  • お買い上げあざーっす
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第53回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

早くも年末に向けてゲーム市場が盛り上がってきた気配を感じています。基本的に筆者は「積みゲー」しない主義なのですが、100時間レベルで長く楽しめる大作が沢山発売される状況にヒィヒィ言ってます。楽しみなタイトルが多いだけに、計画的かつしっかり楽しめるように、有意義なゲーム時間を確保していきたいものですね。

というわけで、今回プレイするのは任天堂のニンテンドー3DSソフト『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』です。

まず、はじめに言っておきましょう。おっさんがプレイしても、前作(DS『わがままファッション ガールズモード』)は超面白かったよ!・・・なので、その続編である本作は非常に期待しています。アイテムの種類をはじめ、ハードが3DSになって、さまざまな要素がパワーアップしているそうです。おっさんがガッツリ楽しめるほどの包容力を、本作は秘めているのでしょうか。それでは、早速プレイしていきましょう。

※ちなみに筆者はダウンロード版でプレイしています。基本的に同じ内容ですが、プレイにおける細部の挙動などがカード版とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
※画像はiPhoneで無理矢理ニンテンドー3DS本体画面を撮影したものです。



■序盤は店員としてチュートリアル
開始直後は、ショップの店員としてゲームの基本を学んでいきます。ショップにおける声かけ、仕入れ、在庫管理・・・って、店、任されすぎじゃないっすか(笑)。カリスマ店長のお店の店員ということで、その潤沢なお店のお金を湯水のごとく使う・・・かどうかはプレイヤー次第ですよ(使いました)。

基本的には「展示会」でアイテムを仕入れ、ショップで販売という流れ。ただし、お店に訪れるお客さんの好みに合わせたアイテムを提案するというのが本作をプレイする上での最大のポイント。いろいろなアイテムを仕入れてオールレンジな店を目指すか、店の雰囲気などを固定してディープな店を目指すか、これもまたプレイヤー次第だったりします(セレブなファッションでガッポリ)。


■3日ぐらいで店長に
基本的なことをこなしていくとストーリーが進行。プレイヤーが自分のお店を持つことになります。筆者の場合、ゲーム内の日数にして3日ぐらいで店長デビューでしたが、ド素人がこんなに早くいろいろ任されてしまって良いのでしょうか(笑)。

細けぇことは気にせず、まさにここからが本番。これまでのプレイで学んだことを活かして、今度は自分のお店を切り盛りしていきます。湯水のごとくお金を使うわけにもいきません。・・・とは言え、所持金を細かに気にしなければならないほど切羽詰まったゲームバランスではないので、基本的には自分の好きなことを、好きなように楽しめばOKです。


■ハッピーを貯めて新要素を開放
ゲーム内では何か行動することで時間が流れ、1日ごとに区切りがあります。お店で服を売ったり、誰かとコミュニケーションしたり、自分や周りがハッピーになる行動を取っていくと、1日の終わりに「満月」が訪れ、翌朝はできる行動が増えたり、新しいブランドが増えたりと良いこと尽くし。ハッピーを貯めまくって、ゲームをどんどん充実させていきましょう。


■ストーリーなんてオマケです
というと、製作者の方に怒られてしまいそうですが・・・(笑)。やはりストーリーを進行することに固執するよりも、ゲーム内で自由にファッションやコーディネートを楽しむのが本作の醍醐味。アイテムの数も前作から大幅に増え、公式サイトによると約12000点もあるそうです。しかもメンズまで増えて・・・。その約12000点のアイテムを駆使してコーディネートを考えるわけですから、「自由」なんて表現じゃ物足りません。もはや「センス」ですよ、ええ。


■店長にいろんな格好させちゃうという楽しみ方
プレイヤーの分身である店長は、お店に入荷したアイテムのサンプルやコンテスト景品のアイテムを自由に身につけることができます。店長の服装によって、お店の評価やお客さんの傾向も多少左右するようですが、基本的には気にせず好きなファッションを楽しんでしまえばOK。

条件を満たせば、学生服っぽいのやコスプレっぽいものまで手に入れることができるので、店長にいろんな格好をさせて遊ぶのも、本作の楽しみ方のひとつだったりします。完全に学校帰りのバイトみたいな店長が、超セレブなお客さんを相手に接客している図は、ぜひ一度見てもらいたいです(笑)。


■髪型・髪色やメイクもすごい種類
ゲームスタート時にキャラクターメイクがあるのですが、顔のパーツそのもの以外、つまり髪型・髪色やメイクなどはゲーム中でもどんどん変えることが可能です。というか、ゲーム中にもどんどん増えていきます。ファッションに合わせたり、気分で髪型やメイクを変えてみるのも良さそうです。

自分がおっさんのせいで、正直、化粧品の微妙な色の違いまではなかなか理解できないのです・・・。女性がプレイされる場合は、化粧品の、特に微妙な色の違いが豊富に用意されていることに好感を持たれるのではないでしょうか。


■店内の見た目や自分の部屋のインテリアまで思いのまま
店内の内装・外装パターンやBGM、更には自室のインテリアなどまで細かに変更することができます。お店に関しては、店長の服装同様にお客さんの傾向などにも影響があるようなので、できるだけどんなお店にしたいか妄想した上で変更を楽しみたいところ。

一方、自室のインテイアはほとんど自己満足なのです。本作にはゲーム内に写真を撮る機能があるので、服のコーディネートとあわせた部屋作りなどを楽しんでも良さそうです。


■ガールズモールの使い勝手がイマイチ
オンラインで他の人のお店に行ける「ガールズモール」ですが、ショップコードの入力などがかなり面倒です。「いつの間に通信」を利用したお知らせで限定ショップの話題が来ても、ゲーム内で直接そのお店に飛べる仕様ではなく、そこに記されたショップコードを手入力しなければなりません。また、「ガールズモール」のネット接続自体が重く感じ、全体的にもう少し使い勝手が良くなれば、もっと他の人のお店を気軽に見に行けるのになあと思いました。


■総評:「よくばり宣言」に偽りなし!ライト層もヘビー層も充実の内容
あえて表現すれば、ジャンルは「経営シミュレーション」なのでしょうが、お店の経営の手応えは遊び方によってさまざま。その点にあまり重きを置かなくてもゲームは普通に進行できます。逆に重きを置いて、いかにお店に儲けを出すか、いくらを目指すか、ということを考えたプレイも可能で、懐の深いタイトルであるのは前作同様で安心しました。

コンテストで高い評価を得たりするための服の組み合わせなど「ゲーム的な答え」はある程度存在するように感じますが、店長である自分の服装を楽しんだり、あるいはオンラインの「ガールズモール」のマネキンに着せる服の組み合わせを考えたりする部分には、明確な答えは存在しません。まさにプレイヤーのセンスが問われてきます。

トントン拍子で進むストーリーは賛否ありそうですが、色んな服を集めて自由な経営を楽しみたい筆者は特に問題なく、むしろスムーズに進んでありがたかったです。

【こんな人にオススメ】
・服やアクセサリーの組み合わせを考えるだけでも楽しい人
・ファッション雑誌を眺めるのが好きな人
・『シムシティ』のような経営SLGが好きな人
・自キャラの女の子を着せ替えてニヤニヤしたい人

ひとつでも該当する人は、公式サイトや『ニンテンドーeショップ』、店頭の冊子などをぜひチェックしてみてください。


■そそれぽ読者さまにショップを公開!
インサイドも任天堂も非公認!(笑)そそれぽ読者の皆様にガールズモールにてショップを公開致します!良かったら遊びに来てくださいね。

ショップコード:PJP052068


本作は、本当に内容が充実し過ぎて、紹介しきれてない点も多々あって申し訳ない限り。ウチの店長は制服やら部屋着みたいな服を着ながらセレブなドレスを売ったり、とにかくカオスなことになってますが、それも『ガールズモード』の魅力なのです!!


【そそれぽ】第56回、いかがでしたでしょうか?今回から「こんな人にオススメ」コーナーを設けてみました。これからも【そそれぽ】は「どんな人に向いているか」という視点でプレイレポートをお届けしてまいります。次回もどうぞお楽しみに!


『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』は、好評発売中で価格は4,800円(税込)です。

(C)2012 Nintendo/syn Sophia


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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