ブースのスタッフによると、「タイムシフトを使っているユーザーに意見を聞くと、番組が溜まっていくばかりで実際に見る番組は10~20%という報告結果が出ています」とのこと。そこで東芝は、録り貯めた膨大な番組のなかからユーザーにとって有益な番組だけをテレビが自動的にチョイスしてくれる「ざんまいプレイ」を新開発した。
「ざんまいプレイ」を使うと、いま話題になっている番組を急上昇ワードから検知したり、普段自分が見ている番組と似ている番組などを自動的にリストアップしてくれる。また、帰宅後に毎日テレビを見ている人にとって便利なのは「いつもの番組」機能。これはユーザーの日々の行動をテレビが記憶し、いつもと同じ番組を自動選択してくれるというもの。
「Z7」シリーズは10月24日発売予定で、42、47、55型がラインナップされている。なお、HDDは搭載されていないため、別途専用HDDかUSB HDDを用意する必要がある。HDDの搭載をやめた経緯をスタッフに聞くと、「タイムシフト機能はユーザーの使い方によって必要なHDD容量が大きく異なる。そのため、HDDの容量を自分で選びたい人が増えてきている」からだそうだ。
さらに東芝ブースでは4Kテレビを参考出展。新開発の「レグザエンジンCEVO 4K」が使われており、高解像度と高画質を両立。この製品にはレグザエンジンCEVOをベースにした高画質化処理クアッドコアCPUと、リアルタイム映像処理用デュアルコアCPUが搭載されている。
ブース内で行なわれたデモンストレーションでは、4Kのソースを再生させるだけでなく、ブルーレイに収録された既存の映像やテレビゲームをアップスキャンし、より高精細な映像として映し出していた。アップスキャンには「4K微細テクスチャー復元」と「4K輝き復元」のふたつのテクノロジーが使われているとのことだ。
【CEATEC 2012 Vol.27】東芝、4Kテレビを参考出展……「ざんまいプレイ」搭載の「Z7」シリーズも
《佐藤隆博@RBB TODAY》編集部おすすめの記事
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