人生にゲームをプラスするメディア

ネクソン、ソーシャルゲーム国内最大手グループスを365億円で買収・・・モバイルゲームに本格参入

韓国のオンラインゲーム大手、ネクソンは日本のソーシャルゲームデベロッパーのグループス(gloops)を100%子会社化すると発表しました。創業者の梶原吉広氏らから全株取得し、総額365億円。

ゲームビジネス その他
東京ゲームショウのブース
  • 東京ゲームショウのブース
  • 東京ゲームショウのブース
  • 東京ゲームショウのブース
  • 東京ゲームショウのブース
  • 東京ゲームショウのブース
  • グループス
韓国のオンラインゲーム大手、ネクソンは日本のソーシャルゲームデベロッパーのグループス(gloops)を100%子会社化すると発表しました。創業者の梶原吉広氏らから全株取得し、総額365億円。

グループスの平成24年6月期の業績は売上高237億5500万円、営業利益58億5500万円、経常利益58億8700万円、純利益30億9700万円でした。売上高は平成22年度の1億500万円、23年度の40億4800万円、24年度の237億5500万円と急成長を遂げた企業で、国内ソーシャルゲーム専業では最大手の一角と考えられます。

ネクソンは主にオンラインゲーム市場で成長を続けて、昨年には東証一部に上場しました。しかしモバイルゲーム市場には出遅れ感もあり、グループスの買収により本格的な参入を果たすことになります。ネクソンでは「株式会社 gloopsは、日本のモバイルゲーム市場において革新的なゲームを制作することができる開発会社であり、業界の最大手企業として位置付けられております。同社が当社グループの持つユーザー基盤、ゲーム運営力、パートナーネットワークを活用し、国内だけでなく、グローバルに事業展開することで、当社グループとのシナジーを最大限に享受することができる」と述べています。

グループスは2005年にグローバルメディアソリューション(GMS)として創業。当初は広告代理店業務が主力でしたが、2009年にモバイル向け本格RPG『渋谷クエスト』をリリースしたのを皮切りにモバイルゲームに参入。2010年以降、ディー・エヌ・エーがオープン化した「Mobage」向けタイトルで急成長。直近では海外戦略も強化していました。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲームコントローラーの市場規模、2027年に29億7350万米ドル到達予測─技術的進歩や新型コロナの影響で

    ゲームコントローラーの市場規模、2027年に29億7350万米ドル到達予測─技術的進歩や新型コロナの影響で

  2. 【Autodesk×Unity】マトリックスが自社ブランドに挑戦~Androidの『Ragdoll』

    【Autodesk×Unity】マトリックスが自社ブランドに挑戦~Androidの『Ragdoll』

  3. 【CEDEC 2012】ハンソフト、カプコンへプロジェクト管理ツール「Hansoft」を提供

    【CEDEC 2012】ハンソフト、カプコンへプロジェクト管理ツール「Hansoft」を提供

  4. アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載

  5. ゲーム会社の総合力とソーシャルの融合・・・躍進するKONAMIのソーシャルコンテンツ(1)

  6. OPTPiXはこうして生まれた!ウェブテクノロジ設立物語(後編)・・・「OPTPiXを256倍使うための頁」第4回

  7. 『マインクラフト』生みの親ノッチの声明全文 ― MS買収のMojangを去る理由とは

  8. マリオファクトリー南柏店レポート

  9. シンガポールが新しいゲームレーティング制度を導入

  10. 任天堂、ロゴを変更?

アクセスランキングをもっと見る