人生にゲームをプラスするメディア

テイクツーが2012年度決算を発表、赤字転落も今期は『Max Payne 3』『GTA V』『BioShock』『Borderlands』など主力が揃う

「2K Games」「Rockstar Games」などのブランドを傘下に持つ米テイクツー・インタラクティブが発表した2012年3月期の業績は、売上高が8億2580万ドルで、前年の11億3690万ドルを下回り、営業損失8420万ドル、純損失は1億0770万ドルとなりました。

ゲームビジネス 市場
「2K Games」「Rockstar Games」などのブランドを傘下に持つ米テイクツー・インタラクティブが発表した2012年3月期の業績は、売上高が8億2580万ドルで、『レッド・デット・リデンプション』があった前年の11億3690万ドルを下回り、営業損失8420万ドル、純損失は1億0770万ドルとなりました。

前期の主要タイトルでは『L.A. Noire』、『NBA 2K12』、『Duke Nukem Forever』などがありました。デジタル分野の売上は他のパブリッシャーと同様に増加していて、全体売上の13%となっています(前年は9%)。

CEOのStrauss Zelnick氏は「業績は残念なものでしたが、『L.A.Noire』など業界のスタンダードを築く作品を送り出すことができた」と振り返り、今期については「『Max Payne 3』の成功から始まることは間違いなく、テイクツーの歴史上最も良い一年になるのではないか」と述べています。

今期の主要タイトルは米国で6月1日に発売される『Max Payne 3』のほか、『Spec Ops: The Line』(6月26日)、『Borderlands 2』(9月18日)、『NBA 2K13』(10月2日)、『XCOM: Enemy Unknown』(10月9日)、『BioShock Infinite』(2月26日)、『Grand Theft Auto V』(今期)、『XCOM』(2014年度)となっています。売上高は1億7500万ドル~1億8500万ドルと主力タイトルが揃うことから今期を大きく上回る計画です。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

    「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  2. 「管コレ」を手かげるマッドサイエンティストJHに突撃インタビュー!その思想と原点を訊いた(前編)

    「管コレ」を手かげるマッドサイエンティストJHに突撃インタビュー!その思想と原点を訊いた(前編)

  3. マリオの1コインは370万円の価値あり!? ドルより強いゲーム通貨

    マリオの1コインは370万円の価値あり!? ドルより強いゲーム通貨

  4. 任天堂の山内相談役、京都大新病棟に70億寄付

アクセスランキングをもっと見る