「jAction」は、HTML5で登場した“Canvas”を使って、Flashのような動的コンテンツを作成するための制作エンジン。現時点では、スマートフォンをターゲットにしていますが、GoogleCromeで動作確認やデバッグを行えるため、PC上での開発が容易になっています。
「jAction」には、「ImageClass:画像1つを読み込むためのクラス」「imageObj:複数の画像を一挙に登録するためのオブジェクト」「layer:jAction内にすでに生成されている画像オブジェクトや描画オブジェクトを格納する配列。配列の順番に描画される」「hitObj:複数の物体の重なりを判定するオブジェクト」といった、スマートフォン向けゲームを制作するために使える基本的なメソッドが、自由にダウンロード、利用可能となっています。
またゲームを制作していて分からないことがあれば、jActionで募集することもできます。HTML5に精通している人がプラグインを投稿してくれるかもしれません。逆にjActionを応用してプラグインを開発して共有することもできます。「いいね!」がたくさんついたプラグインは「オフィシャル」としてリリースし、ダウンロードサイトに追加されるとのことです。
サイトにはチュートリアルおよびリファレンスも用意されています。今後、2012年春ごろにβ版を公開、サイトのSNS化によりユーザー間のコラボレーションを促進するとともに、その1か月後にSNS機能の安定運用を確認し、正式版とする予定とのことです。
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