人生にゲームをプラスするメディア

【そそれぽ】第21回:3分間で最高の「カノジョ」を撮影!『NEWラブプラス 体験版』をプレイしたよ!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。第21回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

任天堂 3DS
  • 振り向きの愛花さん
  • 上目づかいもイイよイイよー
  • 正面。正統派すなぁ
  • 紗が掛かりつつの見下ろされ
  • 凛子さんのこの目線がイイって人いらっしゃいませんかー
  • …からの、柔らかい表情ですよ
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。第21回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

年末商戦が激化しております。ニンテンドー3DS『マリオカート7』は3DS発売以来最高のソフト初週売上を記録。本体はアップデートされ、体験版のプレイや動画撮影も可能になり、『モンスターハンター3(トライ) G』も発売。更に来週にはPlayStation Vitaの発売と、ゲーム業界は近年稀に見る盛り上がりを見せております。しかし、レースやアクション、あるいは格闘大会や殺人事件などなどガッツリ重いタイトルも多い中で、やはりサクっと遊べる癒しのゲームで息抜きも必要ですよね。

というわけで!今回はKONAMIのニンテンドー3DSソフト『NEWラブプラス 体験版』をプレイします。

編集部の方にこう言われたのです。「カノジョ持ちだとどうしても3人を公平に見ることが出来ないんだ!頼む、シリーズ未プレイのキミが、公平な目線でプレイレポートを届けてくれ!」と・・・。そうです。最低限の知識しか持ち合わせていない、それぞれのカノジョたちにまだ思い入れが芽生えていない筆者こそ、今回のプレイレポートに相応しいということなのです。

現在は東京23区内のセブン-イレブンのみでしか配信されていない体験版。期待を胸に膨らませている全国の「カレシ」さんたちのためにも、しっかりとレポートをお届け出来たらと思います。それでは早速、体験版ということで気軽にプレイしていきましょう。


■データ作成中は正座待機
起動回数制限は30回。またスタート時には「追加データの新規作成」のためにACアダプタをつなぐよう注意文が表示されます。万が一データ作成中に電池切れにならないように、ちゃんとACアダプタを用意しましょう。実際にデータ作成には5~10分程度は掛かったので(使用しているSDカードの種類など環境によって違うと思われます)、電池の残量には十分注意してください。また、フリーズしたように思えるほど待たされてもちゃんと動いている場合があるので(筆者はデータ作成の最後、画面が真っ白の状態で2分程度待ちました)、途中で無理矢理電源を落としたりしないようにしてください。

データ作成中は、上画面で『NEWラブプラス』の舞台である「十羽野(とわの)市」の観光案内をしてくれます。初心者にはありがたいバックボーンの説明です。データ作成が終わったら、いざスタート。


■体験版ではおなじみの3人を「撮影」します
体験版では、おなじみの「高嶺愛花」「小早川凛子」「姉ヶ崎寧々」の3人のキャラクターから1人を選択し、声をかけたりしつつ「カノジョ」の気分を盛り上げながら、カメラで撮影していきます。制限時間は3分間、一度に撮影できる枚数は20枚までです。撮った写真はなんとSDカードに出力まで出来てしまいます。尚、写真は合計で100枚まで保存でき、それを越えると撮影できなくなります。その場合は古いデータの削除などを行わなければならないのでご注意を。


■愛花さんを撮影するよ!
■凛子さんを撮影するよ!
■寧々さんを撮影するよ!
Lボタンを押しながら移動、ジャイロセンサーで方向、そして声をかけて気分を盛り上げつつ、ベストショットを狙います。ベストショットとはもちろん、「自分にとってのベストショット」です。細かいことは言いません。ぜひ筆者なりの今回のベストショットたちをご覧頂ければと思います。
※画像参照、SDカード出力からPCに取り込んだ写真たちです。

また、「カノジョ」たちの機嫌を損なうような行動を取っていると撮影は即時中止とされてしまいます。まさか下から覗き込もうなんてしませんよね!?3分間、純粋な気持ちでファインダーごしの「カノジョ」を見つめてあげましょう。


■カメラのフィルターの種類が
こんなにあります。「体験版」の仕様なので、「製品版」とは異なる可能性ももちろんあります。これらを使いこなして「カノジョ」たちのベストショットを写真に収めることこそ今回の「体験版」における「カレシ」に与えられた使命なのです。

・カメラフィルターなし
・ソフトフォーカス 大
・ソフトフォーカス 小
・被写界深度強調 大
・被写界深度強調 小
・HDR強調 大
・HDR強調 小
・トイカメラ 明るい緑
・トイカメラ 暗い緑
・トイカメラ 明るい黄色
・トイカメラ 暗い黄色
・インスタントカメラ:標準
・インスタントカメラ:黄み強調
・インスタントカメラ:青み強調
・インスタントカメラ:赤み強調
・アンティーク:明るいセピア
・アンティーク:暗いセピア
・アンティーク:明るい白黒
・アンティーク:暗い白黒

更に、カメラにはズーム機能もあるので、出来上がる写真は文字通り無限の可能性を秘めています。「カノジョ」たちとコミュニケーションを取りながら、奇跡のショットを目指してとにかくパシャパシャ撮りましょう。

各種フィルターを使いこなすのはなかなか難しく、撮った後でしかフィルターの掛かり具合がわからないのがちょっと厳しかったです。せめて撮影前に確認出来れば良かったかなと思いました。


■思い通りに動けないもどかしさ
操作方法は頭で理解してはいるのですが、思ったような位置取りや角度を付けることが、どうしても瞬発的に上手く出来ませんでした。「ああ!今この角度から撮りたいのに!」という瞬時の対応が出来ない部分は、ちょっともどかしかったです。それが「ゲーム性」と言われてしまうとそれまでなのですが。より直感的に、スムーズに「自分」が移動出来たらなあと感じた場面が何度もありました。

また、タテ、ヨコなどの持ち替えに対して反応が遅く感じました。カメラを構えるとタテ、ヨコの切り替えは出来ず。写真を撮るか、構えを解くか、しなければなりません。このあたりにも若干のもどかしさを感じました。製品版では、タテ・ヨコの持ち替えがよりシームレスになるように、ぜひ改善してほしいですね。


■総評:撮影だけでここまでやりますか
この体験版は、製品版の「一部」であると電子説明書にも記載されているので、これが本当に「一部」であるならば、ものすごい破壊力のあるタイトルなんだなあと素直に思いました。当初の筆者の目的である「息抜き」なんてとんでもない、むしろこの「体験版」の撮影だけでかなりの奥深さです。作品(=撮れた写真)の評価を決めるのは自分自身。操作の不親切さは多少感じましたが、その気になればこの体験版の機能だけでずっと遊ぶことも出来るわけです。
(※ソフトを終了させなければ起動回数にカウントされません!)

この「体験版」のバックに、「カノジョ」たちとの日々の生活が存在するのが「製品版」なのだとしたら、どこまで踏み込んだタイトルになるのでしょうか。3DSの機能を活かすことで、更にバーチャルともリアルとも言い難い領域へ入っていった、新しいゲームの可能性と言っても過言ではありません。

シリーズのファンの方は「カノジョ」たちの魅力はわかりきっていると思うので、この3分間、20枚の「撮影」だけでは、むしろ物足りないのではないでしょうか(笑)。逆に、これまで『ラブプラス』シリーズに興味を持っていたけどプレイして来なかった方、「3DSにはこんな使い方もある!」という前衛的な部分を体感したい方にオススメしてみたいと思います。

3分間・20枚の撮影で、「カノジョ」たちの魅力をほんの一部ですが知ることができます。体験版の起動回数が増えている頃には、きっとあなたはもう立派な「カレシ」さんです。


【そそれぽ】第21回、いかがでしたでしょうか?この記事を書いている現在、東京都の気温は2~3度みたいです。こんなに寒くて暗い時間帯に『ラブプラス』にはしゃいでいて、ご近所さんすみません。次回もどうぞお楽しみに!


『NEWラブプラス』は2012年2月14日発売予定。価格は通常版が6,980円(税込)、「NEWラブプラス NEWマナカデラックス」「NEWラブプラス NEWリンコデラックス」「NEWラブプラス NEWネネデラックス」が23,980円(税込)です。

東京23区内のセブンイレブンで実施されている「セブンでDS」での「体験版」配信は、12月21日までの期間限定です。

(C)Konami Digital Entertainment


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

    『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

  2. 『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

    『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

  3. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

    衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

  4. 『スマブラSP』これさえ読めば超初心者も戦える!大乱闘の基本を5項目でチェック

  5. 【特集】『スーパーマリオ オデッセイ』小ネタ12選!知ればマリオの旅がもっと楽しくなる!?

  6. 『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

  7. 元ドット職人が教える『あつまれ どうぶつの森』マイデザインお役立ちテクニック!描き方の初歩から独特な「なめらか補正」まで幅広く解説

  8. 『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説

  9. 新しいクソリプも追加されっぞ!配信者育成ADV『NEEDY GIRL OVERDOSE』スイッチ版発表―ハードを跨いで轟けインターネットエンジェル

  10. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

アクセスランキングをもっと見る