そうしたインディーゲームの祭典として、毎年GDCと同時開催されるIndependent Games Festival(IGF)というものがサンフランシスコで開催されています。世界の優秀なインディーゲームを展示、表彰します。そのアジア版がIGF ChinaとしてGDC Chinaに合わせて発表されました。
今年で3回目となるIGF Chinaはアジア太平洋地域のインディーゲームが集い、本家IGFへの登竜門的な位置付けにもなるようです。中国はもとより、日本・韓国・台湾・シンガポール・インドネシア・タイ・オーストラリアなどの国から応募があり、優秀な作品が表彰されました。
プレゼンターは世界のGDCを統括するSimon Carless氏やthatgamecompanyのJenova Chen氏、日本のアーティストであるBaiyon氏らが担当しました。
■Student Game Award(学生部門)
優秀賞: Pixi(Digipen Institute of Technology Singapore)
ドット表現が面白い2Dシューティング。
優秀賞: Robotany(MIT GAMIT Game Lab Singapore)
AIが搭載された多数のクリーチャーで遊ぶアクション。
大賞: Void(Digipen Institute of Technology Singapore)
Source Engineを使ったという本格的FPS。テクニカル部門も受賞。
学生部門はDigipen強し!といったところ。Digipenはシアトルにあるゲーム専門大学です(任天堂も出資している)。本家も指導レベルの高さには定評がありますが、シンガポール高も優秀な人材を集めているようです。MITのラボもシンガポールでした。面白いです。
■Main Award
オーディオ部門: Super Sheep Tap
羊をタッチしまくるアクション。音楽だけじゃなくゲームもオモシロそうです。
ビジュアルアーツ部門: Pocket Warriors
スマホの本格アクションRPG。ビジュアルの凄さが伝わってきました。
テクニカル部門: Void(Digipen Institute of Technology Singapore)
モバイルベストゲーム: Line HD
線を動かしてステージをクリアしていくパズルアクション。完成度も高そう。
ベストゲーム: Pixel May Cry
2.5Dのアクション。『DMC』と『ベヨネッタ』に敬意を表して、とのこと。
各タイトルとも、どれもなかなか面白そうでした。YouTubeなどに動画があるのでは・・・と思ったのですが、ここ中国ではアクセスできずでしたので、すみませんが検索していただければと思います。
日本からの作品が無かったのは残念でした。東京ゲームショウのSense of Wonder Nightなどを見る限りでは入賞レベルの作品は多いはず。ということで来年は日本からも入賞があることを期待しています。
IGFとしては、サンフランシスコの豪華絢爛でド派手な演出とは比べるべくもありませんが、ここ中国でもインディー熱が高まっているのが伝わってきました。GDC ChinaのIndependent Games Summitもかなりの集客がありました。この分野でも近い将来、中国勢がどんどん名乗りを上げて来ることになるんじゃないでしょうか。
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