これは、同社の画像認識型AR(Augmented Reality:拡張現実)アプリケーションを、企業パートナーがプロモーションやキャンペーン向けに手軽に提供できるソリューションだ。画像認識エンジンに、KDDIと資本提携を発表したTotal Immersion S.Aの「D’fusion」を採用。二次元バーコードなどの専用マーカーを介さずに、画像を直接認識できるトラッキング技術によって、認識精度や安定性に優れたARアプリケーションをつくれるという。
たとえば、雑誌広告やパンフレット、ポスターや看板・チラシといった既存の資産を認識対象とし、それらの画像にスマートフォンをかざすだけで、スマートフォンの画面上に3次元CGコンテンツを浮び上がらせることが可能だ。スマートフォンを動かして、様々な角度からコンテンツを眺めたり、画面の中にあるキャラクターなどをクリックして動き回らせたり、インタファクティブ性に富んだコンテンツを楽しめるようになる。また3次元CGコンテンツだけでなく、位置情報の利用やWebへの連動など、モバイルならではのARコンテンツも構築できるそうだ。
実際に同社の展示ブースでは、Sekai Camera OpenVision Solutionを利用しているパートナー(ひだっちプロジェクト、全日本空輸、タカラトミー、佐賀市)の協力を得て、本ソリューションの体験デモを実施。全日空のコンテンツは、パネルにスマートフォンをかざすと「ボーイング787」が浮かび上がるようになっていた。またタカラトミーのコンテンツもチラシをかざすと「ブランケブランケ」というキャラクターが画面に飛び出し、さらにキャラをクリックすると動き回る仕組み。好きなところで画面をポーズすれば、キャラと自分の写真を合わせて写真を撮影することもできる。
従来までは、このようなARアプリの導入は企業にとって敷居が高いものであった。しかし、本ソリューションなら、パートナー側が画像認識後に表示されるコンテンツやアイコンなどの素材を用意するだけでよい。マーケットへのアプリケーション申請などの諸作業や、その後の運用などは一切する必要がない。ノウハウがないと難しい作業については、頓智ドットが担当するからだ。もしARに興味があるが、導入が難しいので躊躇していた企業担当者は、同社に相談してみるとよいだろう。
【CEATEC 2011(Vol.17)】「Sekai Camera OpenVision Solution」でAR体験を身近に
《井上猛雄@RBB TODAY》編集部おすすめの記事
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