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【TGS 2011】全て一新、新たな舞台と物語で展開する『真かまいたちの夜』とは?伊東氏に訊く

ソニー PSV

チュンソフトの代表作品のひとつであるサウンドノベルシリーズ『かまいたちの夜』最新作がこの冬PS3とPSVitaで登場します。インサイドでは伊東シナリオディレクターに独占インタビューを行いました。

―――自己紹介と過去に携わったゲーム、今回の役割を教えて下さい
伊東幸一郎です。『かまいたちの夜×3』『TRICK×LOGIC』『428―封鎖された渋谷で―』のシナリオディレクター兼ゲームデザイナー。今作ではシナリオディレクターを担当しています。

―――『真かまいたちの夜』の概要を教えてください
シナリオを読みながら、要所要所で出現する選択肢を選んでシナリオを変化させていく、マルチシナリオ・マルチエンディングのサウンドノベルです。
雪に閉ざされた山奥のペンションで起きる殺人事件を、主人公・坂巻快人となって解決に導いてください。謎解きに失敗すると、次から次へと殺人が起きてしまいます。

―――もう一度「かまいたちの夜」を作ろうと思った経緯は?
チュンソフトの代表作『かまいたちの夜』は、おかげさまでたいへん好評をいただいています。今作『真かまいたちの夜』は、その『かまいたちの夜』の持ち味を活かしつつ、登場人物やシナリオを一新して新たなスタートを切るためのファーストステップとして企画しました。『かまいたちの夜』を遊んでくださった方にはもう一度あのドキドキ感を提供したいと思っていますし、また、遊んでいない方も、今作でその魅力に触れていただきたいと思います。

―――PS3とPSVのマルチプラットフォームにした理由について
今作は、これまでの作品より多くの皆さんに遊んでいただきたいという思いがあります。というのも、今回、最大100人のプレイヤーと殺人事件の謎に挑む対戦型ネットワーク推理ゲーム「みんなでかまいたち」を収録していまして、これはなるべくたくさんのプレイヤーが参加すると、より楽しく遊べるようになっています。マルチプラットフォームで同時発売にした理由はそれです。PS3ユーザーもPSVitaユーザーも一緒になって遊べますので、ぜひ体験してください。

―――PSV版はモーション操作、背面タッチパネル、通信機能を活かしたデザインに?
モーション操作(ジャイロ機能)で視点を上下左右に振ることで、ペンション内のラウンジや露天風呂などをくまなく調査することができるモードがあります。謎解きの手がかりを見つける新機能として用意しました。

背面タッチパネル操作は、PSVita専用2人協力プレイシナリオ「ふたりでかまいたち」に採用しています。通信機能は、「みんなでかまいたち」で使用していますが、ネットワーク接続しているPS3でも遊ぶことができます。1日10分程度の接続で気軽に遊べますので、ゲーム本編のあいまに対戦推理をお楽しみください。

―――シリーズ初のキャラクターボイス採用について、詳しく教えてください
基本的には「小説の持つ楽しさ」を軸にしてゲーム設計していますので、ボイスは控えめです。ただ、ここぞという場面でボイスを入れることで、臨場感がぐっと増していると思います。開発当初はボイスの採用に懐疑的でしたが、試みとして声優さんをお呼びして声を収録し入れ込んでみたところ、思いのほかなじんでいると感じました。ですから、今作は、「小説」であり「ドラマ」であり、もちろん「ゲーム」であるという、ちょっと類のない魅力があると思っています。

―――舞台に遠野を選んだ理由は?
『かまいたちの夜』では、そのままズバリ「かまいたち」が謎を深める存在として登場しましたが、それ以外の題材を探したときに、河童やおしらさま、座敷わらしなどの妖怪の昔ばなしが有名な岩手県遠野市を一番に思いつきました。

―――発売を楽しみに待っているファンへメッセージを
本のページをめくっていくような簡単な操作で、奥深く多彩なシナリオを楽しめるのがこのゲームです。小説を読むのが苦手になった方も、ゲームをクリアできなくなってしまった方も、楽しく最後まで遊べる一作だと思います。旅のおともにサクサクPSVita版、酒を呑みつつじっくりPS3版、お好みで選んでください。本格ミステリーをはじめ、さまざまな物語を用意して、雪山のペンションであなたのお越しをお待ちしております。

―――ありがとうございました!

東京ゲームショウ2011会場ではいち早く体験することができます。シナリオは体験版だけの描き下ろしとなっていて、製品版では楽しめないここだけの内容となっています。ビジネスデーは常時60分以上待ちと大盛況。一般公開日となる土日はさらに混雑が予想されます。早めに並んだほうがよさそうです。

『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』は、12月17日発売予定で価格は未定です。

(C) CHUNSOFT
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