そんな中に日本のディー・エヌ・エーやグリーもブースを構えています。ちょうど先週27日より「Mobage」を中国でも開始したDeNA Chinaの唐さんにお話を聞くことができました。
「Mobage」がスタートしたのはAndroid向けのアプリとウェブ版。中国ではグーグルの公式Android Marketが存在しないことから、Q1というポータルサイトの運営する最大手のマーケットでの配信開始となりました。今後も様々なマーケットでの配信を予定しているとのこと。
現在サービスされているのは『怪盗ロワイヤル』『忍者ロワイヤル』『アクアコレクション』そして中国で開発が行われたという『地鼠大冒険』というゲームの4種類。『怪盗ロワイヤル』はウェブ、その他はアプリでの提供です。今後も農場ゲームなどパートナータイトルも含めて順次追加を行っていくそうです。当然今回の出展の目的も現地デベロッパーの開拓があったとのこと。
中国版「Mobage」はゲームのみでなく、ソーシャルネットワーク要素も完備されていて、友達との交流やミニメールのやりとりも出来るようになっています。
まずはPCサイトでの広告などで認知を図り、いずれは日本のようなテレビCMでの展開も行い、ユーザーの拡大を図っていきたいとのことでした。ブースでは孫悟空のような忍者や多くのスタッフがお客さんの対応をしていてディー・エヌ・エーの意気込みを感じることができました。ライバルは多いながらもこの大きな市場でどのように展開していくのか期待ですね。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
ゲームコントローラーの市場規模、2027年に29億7350万米ドル到達予測─技術的進歩や新型コロナの影響で
-
【Autodesk×Unity】マトリックスが自社ブランドに挑戦~Androidの『Ragdoll』
-
【CEDEC 2012】ハンソフト、カプコンへプロジェクト管理ツール「Hansoft」を提供
-
アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載
-
ゲーム会社の総合力とソーシャルの融合・・・躍進するKONAMIのソーシャルコンテンツ(1)
-
OPTPiXはこうして生まれた!ウェブテクノロジ設立物語(後編)・・・「OPTPiXを256倍使うための頁」第4回
-
『マインクラフト』生みの親ノッチの声明全文 ― MS買収のMojangを去る理由とは
-
マリオファクトリー南柏店レポート
-
シンガポールが新しいゲームレーティング制度を導入
-
任天堂、ロゴを変更?