シブサワ・コウ氏は株式会社コーエーテクモゲームスのゼネラルプロデューサー。歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』『三國志』の生みの親として知られますが、ゲームショウのイベントに参加するのは、なんと10年ぶり。『決戦』発売時以来だといいます。
一方の早矢仕洋介氏は、同社の開発チームTeamNINJAを率いるプロデューサー。TeamNINJAは先日、『METROID Other M』(wii)をリリースしたばかりです。
『仁王』は5年前に開発がスタート。当初はPS3のロンチタイトルとなるはずでしたが、シブサワ氏自身「面白さが出せていない」として開発が一時中断されていたものです。
昨年、コーエーテクモゲームスの設立を機に両者が話をしたところ、シブサワ氏は「彼らならすばらしい『仁王』を作ってくれるだろう」と感じたといいます。実際、シブサワ氏は『デッド・オア・アライブ』などTeamNINJAの作品に触れており、『METROID Other M』に至っては「攻略本を送ってほしい」と早矢仕氏に頼むほど、その出来に満足していたとのこと。
早矢仕氏らTeamNINJAも、「『METROID Other M』を通しチームの外の人と開発する楽しさを知りました。今度の相手は、これほど楽しく作れる相手は他にいない『最高のパートナー』」だといいます。一度は中断したタイトルということで、超えるべきハードルが高く感じないか? との問いには「いろんなアイデアをいただき、挑戦しています」と前向きな発言がありました。
『仁王 NiーoH』の舞台は戦国時代。金髪碧眼の侍が主人公だといいます。これは一時中断する前の『仁王』の設定を、ほぼ引きついだものとのこと。
早矢仕氏が「TeamNINJAはあらゆる忍者を生み出してきましたが、今度は皆さんが想像する『サムライ』の、さらに上をいきたい」と意気込みを語ると、シブサワ氏も「(早矢氏との)年齢差を考えると、親子で作るようなものですが、頑張って良い作品を作りたい」と話しました。
なお、対応機種については「PS3を中心に展開」。発売時期は「発表会を開き、その時に皆さんにお伝えしたい」とのことです。
編集部おすすめの記事
特集
ソニー アクセスランキング
-
『モンハンワールド:アイスボーン』ミラボレアスを倒すために考えた7つのこと
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
-
『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた
-
『モンハンワールド:アイスボーン』あの「ベヒーモス」も今なら余裕で狩れる? マスター装備で挑むソロベヒーモス戦をレポート!【特集】
-
『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート
-
PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう
-
豪華声優陣!『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』登場キャラを一挙公開
-
『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず
-
「『モンハンワールド:アイスボーン』で1番好きになった武器種はどれ?」結果発表―ハンターたちが命を預けた“相棒”はこいつだ!【アンケート】
-
『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった