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【CEDEC 2010】3Dゲームも容易に実現できるCryEngine 3

ドイツのCrytekが開発するCryEngine 3は現行世代を代表するゲームエンジンの一つと数えられます。そのCrytekは今春から豊田信夫氏をエグゼクティブアドバイザーに起用し、日本市場の攻略に乗り出しています。

ゲームビジネス 開発
【CEDEC 2010】3Dゲームも容易に実現できるCryEngine 3
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ドイツのCrytekが開発するCryEngine 3は現行世代を代表するゲームエンジンの一つと数えられます。そのCrytekは今春から豊田信夫氏をエグゼクティブアドバイザーに起用し、日本市場の攻略に乗り出しています。CEDECでは最新バージョンで導入された3D対応を中心にCryEngine 3の優位性が語られました。

日本市場担当の豊田信夫氏


ゲームの3D対応は今のホットなトピックスですが、いざ作るとなるとツールなどに課題が残ります。ソフト面だけでなく、ハード面でも様々なテレビの規格がありため処理は煩雑になります。そうした際にはCryEngine 3のような確立されたゲームエンジンを利用するのも一つの手です。同社では数年前から技術開発に着手し、そのノウハウがCryEngine 3には組み込まれていると言います。

3D対応では適切な立体感の実現がポイントとなります。立体感が少なければ意味がないですし、多すぎると健康への影響も懸念されます。ただ単純に飛び出せばいいという訳にはいきません。

ライブクリエイトで見ながら開発隣にはソースコートの画面が


CryEngine 3ではライブクリエイトを使い、1ボタンで2Dと3D表現を切り替えながら、ゲームを実際に動かしながら制作できるため、高いクオリティの3Dゲームを作る事が出来ます。実際に会場ではCrytek GmbHからアジアパシフィック担当マネージャーのWayne Choi氏が、ゲームを遊びながらオブジェクトやパーティクルを調整、2Dと3Dを切り替えながら開発する実演デモが行われました。CryEngine 3では「3Dを意識することなく3Dゲームを作れます」。

最後にPS3で開発中の『Crysis 2』の最新デモが公開されました。今作ではサーモグラフィやナイトビジョンを使いながら、銃を使わずステルスで敵を倒すという新しい楽しさがあるようでした。「もっと戦略的に遊ぶゲームになった」ということです。来年初頭の発売予定です。

豊田氏によれば評価用のエンジンは無料で使えるとのこと。また、テクニカルサポートもゲームエンジン選びには重要なポイントで「ぜひ試用中でも試してみて欲しい」ということでした。
《土本学》
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