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『デビル メイ クライ 4』の世界が新世代機ユーザーを心酔させる!〜小林裕幸プロデューサーが独特の世界観を徹底的に語り尽くす〜

今回の「今どきゲーム事情」では約1年ぶりに、欧米でも人気の高い日本のゲームタイトルをフィーチャーします。それは『デビル メイ クライ』シリーズの最新作、『デビル メイ クライ 4』!!

ソニー PS3
© CAPCOM CO., LTD. 2008 ALL RIGHTS RESERVED.
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中村: “デビルブリンガー”(ネロが持つ、右腕のテクニックの総称)はどのようにして生まれたのでしょうか?

小林:過去の『デビル』でも腕ネタはやったんですが、『デビル4』で新しいアクションにしようと考えてたところに、右腕でつかんで投げるというGIFアニメを伊津野ディレクター自らつくってきたんです。それを見たとき、単純に面白いな、と思いましたね。銃と剣も使うんですが、彼のプレゼンでは、敵をひきよせて、切り上げて、撃つ、そして倒すというアクションだったんです。ネロの戦いはヨーヨー風というか、敵を自由に操れるアクションなので、そこが面白いと感じたのです。ダンテの場合は基本的に自分が動かなければならないので、そこが違います。銃と剣に右腕が追加されたわけですが、これは、単なる足し算ではなく、掛け算で増えていくのです。実機でプレイしたとき、コンセプトどおりそれができたのは面白いなと思いました。


右腕を駆使するデビルブリンガー※クリックで拡大画面を表示


中村:このあらたなフィーチャーに対するユーザーの反応はどうだったのでしょうか?

小林:2006年の東京ゲームショー(以下、TGS)ではじめて見せたときは、シリーズではおなじみの“スケアクロウ”しかゲーム画面上に写せなかったのですが、そこでデビルブリンガーをプレイアブルで出したのと、映像出展でネロを紹介したんですが、映像とプレイアブルを出してホッとしたというか、最初の大きい山を越えたという感じはします。来場した人たちには、いいんじゃないの、という感じで興味を持っていただいたし、ちょっと遊べるという雰囲気は作れたと思います。ただ、当時は皆さん、銃と剣を当然使うんですよ。でも右腕を使う人がいないんです。何回も並んでくれた人は、私と伊津野ディレクターのプレゼンでやっているのを見て、右腕を使ってくれましたけどね。ですが、TGS07では、右腕を使っている人がバンバンいましたね。07年は体験する機会も多かったと思います。店頭で体験できるPLAYSTATION TVとか、すでにはじめてからだいぶ経っているのにまだやっている方もいて。海外プレスの人たちは、07年2月のGamer's Dayにお招きし、そのときベリアルとの対戦をチーム外ではじめてプレイしてもらいました。大きい敵で、実際、強いんですが、「何回目で倒せたよ!」と興奮して言ってきてくれました。ここから、ベリアルとの対戦バージョンをプレイする機会を増やしました。ただ、海外はE3が縮小されたので、例年より体験する機会が減ってしまいました。欧米では、ダウンロード配信の体験版をリリースする予定なので、そこでプレイする機会を増やしたいとは思っています。

中村:あと魔人発動も非常に面白そうですよね。

小林:ネロ本人と、魔人とダブルで、戦えるという、というのが、これまでの魔人とは違いますね。この魔人がネロの一部なのか別のものなのかについては謎ですが…(笑)。


ネロと魔人※クリックで拡大画面を表示


中村:ネロのフィーチャーに負けず劣らず興味深いのがダンテの新武器ですが、こちらもそれぞれどのような面白さ、かっこよさを体感できるのでしょうか?

小林:いろんなスタッフの力で、アイデアが豊富な作品になっているんですが、最初から何かを変形させようというのがあって、その中で鞄みたいのが変形するのも面白いよね、というのがあったんです。箱が変形して一体、何になるんだろう、というのは初めて見るときは面白いのではないでしょうか? 一方、攻撃については、『デビル3』のシステムを進化する形にしています。スタイルというシステムもそのまま持ってきました。

■ダンテの父、スパーダによってつらぬかれた『デビル メイ クライ』ワールド

《中村彰憲》
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