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【月刊ゲームフロント】第9回 『伝説のクイズ王決定戦』プレイレポート

『どうぶつの森』とWi-Fiコネクションが盛り上がる中お届けする、「月刊ニンテンドーゲームフロント」9回目です。今回は、ゲームキューブマイクを使用するGC『伝説のクイズ王決定戦』のレポートです。

ゲームビジネス その他
『どうぶつの森』とWi-Fiコネクションが盛り上がる中お届けする、「月刊ニンテンドーゲームフロント」9回目です。今回は、ゲームキューブマイクを使用するGC『伝説のクイズ王決定戦』のレポートです。

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展示ソフトリスト(展示期間:2005年11月19日〜12月2日)
(太字が今月新しく出展されたソフト)

ニンテンドーDS
『おいでよ どうぶつの森』
『とっとこハム太郎 ナゾナゾQ 雲の上の?城』
『ソニック ラッシュ』
・『スノボキッズ パーティ』
・『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』
・『だれでもアソビ大全』

ニンテンドーゲームキューブ
『伝説のクイズ王決定戦』
・『マリオパーティ7』
・『SSX On Tour with マリオ』
・『NARUTO−ナルト−激闘忍者大戦!4』

ゲームボーイアドバンス
・『スーパードンキーコング3』
・『通勤ヒトフデ』
・『マリオテニスアドバンス』
・『PLAY-YAN micro』
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プレイレポート

GC『伝説のクイズ王決定戦』
『伝説のクイズ王決定戦』は、ゲームキューブ専用マイクを用いて問題に答える、新感覚クイズゲームです。一人プレイだけでなく、マイク一個で4人までの多人数プレイにも対応しています(恐らくコントローラーは4つ必要ですが)。あいにく、長くプレイしてる方がいらっしゃったので実際にプレイできなかったのですが、眺めてみての印象を、ゲーム概要と含めてお伝えします。

クイズ問題のジャンルには「食べ物」「スポーツ」など11ジャンルから8000問以上が収録されています。たとえばこんなような問題がありました。
「ホワイト、ブラウン、クリーム、オフホワイトと言う種類があるキノコは?」
「『巨人の星』の主人公の名前は?」
問題の難易度を設定することも出来るようです。

さまざまな「クイズ番組」が用意されており、それぞれ違ったルールでのクイズを楽しむことが出来ます。
・「クイズDEビンゴ」
見ることができたのはこのモードでした。早押しでクイズに答え、正解するとビンゴに穴を開ける事ができ(番号はランダム)、ビンゴした人が最終的な勝者となります。自分が正解していなくても、選ばれた番号が自分にもあれば、自分も穴が開きます(お手つきだった場合は無理です)。完全に実力だけで決まるわけでなく、かなり運も絡んでくるクイズモードです。
その他、以下のようなモードも用意されています。
・「IQマニアックス」
次々と出てくる問題を制限時間15秒以内に答えていく、いわば「タイムショック」のようなモード。
・「なすりつけまSHOW」
わからない問題を他人に押し付けることが出来るモード。
・「逆転ルーレット」
クイズに答えてルーレットを回し、その得点を競うモード。
これ以外にも、特別番組と言うものも用意されており、特別なルールでクイズを楽しむことが出来るようです。

このゲームの肝といえる音声認識については、よく出来ているのではないでしょうか。見たかぎり、誤認識は無かったように思います。正解かどうかが認識しづらかった場合には、「もう一度答えてください」となるようになっていました。ゲームとしては十分なレベルにはなっていると思います。

印象としては、「想像していた以下のソフトではないけど、特に想像以上でもない」といった感じでしょうか。恐らく、皆さんが想像している通りのソフトだと思います。良い意味でも、悪い意味でもですが。司会者がいてライバルもいて自分の声でクイズに答える、という古きよきクイズ番組らしい要素はきちんとまとめられているので、雰囲気作りはきちんと出来ているとはおもいます。番組で優勝するともらえるトロフィーなどのコレクション要素もあるので、一人で遊ぶことは出来ないことは無いと思いますが、やはり遊ぶなら多人数でわいわい楽しくやったほうが面白さが数段UPするゲームでしょう。予想通りのことでしょうが、正直一人で遊ぶにはきついんじゃないかと私は思いました。周りに気のあう、そして知識レベルが同じな対戦相手が(出来れば4人)居る方に、と言う感じです。

GC『伝説のクイズ王決定戦』は12月8日発売予定で、価格は5800円です。
《》
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