セガとテイク・ツーは昨年から共同で「ESPN SPORTS」ブランドでスポーツゲームを発売していましたが、最も大きな成果を上げたフットボールゲームが今年からは発売できない状況となり、見直しを迫られていました。
ただし、同時に締結した業務提携により、ビジュアルコンセプトの開発したスポーツゲームを国内で優先的に販売する権利は保留しました。また、テイク・ツーのゲームソフトの一部をアジア地域で販売する権利も取得しています。
「セガは、これまでのTake-Twoとのパートナーシップにより、北米コンシューマ事業の収益力強化を実現して参りました。この度の基本合意は、両社のパートナーシップがグローバルに発展することを意味しており、アミューズメント事業及び日本を含むアジア地域コンシューマ事業におけるシェア拡大を目指して参ります」とセガ代表取締役社長兼COOの小口久雄氏は述べています。
「利益性の高いスポーツゲーム市場への参入にあたり、セガとのコラボレーションは、大きな成果をあげることができました。Take-Twoは、高い評価を得ているスポーツゲームをアジア地域に提供していくと共に、アーケードゲーム分野においても世界中に展開する方針であり、セガとのパートナーシップをさらに拡大していけることを期待しております」とテイク・ツーのPaul Eibeler社長は述べています。