人生にゲームをプラスするメディア

任天堂がマリナーズの筆頭オーナーに (2)

(2)19:43追記

ゲームビジネス その他
(2)19:43追記

任天堂がマリナーズの筆頭オーナーになったそうです。今年8月に山内溥相談役が保有していた全株式を任天堂オブアメリカが6700万ドルで購入しました。これでこれまでの保有分を合わせて50%以上となったそうです。山内氏は将来株式が分散することを懸念し持ちかけ、任天堂は「広告宣伝効果を考え、購入を決めた」とのことです。

(1)

任天堂が発表した平成17年3月期中間決算によれば、米メジャーリーグ、シアトル・マリナーズを運営するベースボール・クラブ・オブ・シアトル(The Baseball Club of Seattle, L.P.)が任天堂の関連会社で持分法適用会社となったようです。

ベースボール・クラブ・オブ・シアトルは任天堂相談役の山内溥氏を中心とするグループがマリナーズを買収する際に設立した受け皿会社で、山内氏が過半の資本を出資しています。運営に元NOA社長の荒川氏や元副社長のハワード・リンカーン氏が携わっていましたが、任天堂としては関与していませんでした。

今回関連会社となったということは、多少なりとも任天堂の資本が入ったということになります。どういう判断があったのでしょうか、詳しい経緯が聞きたいところです。ちなみに持分法というのは投資額に見合った割合で当該会社の勘定を決算に反映させるものです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

    【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

  2. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  3. 教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

    教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

  4. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  5. ゲームのナラティブはどうして議論がわかりにくい? 立命館大学ゲーム研究センターの研究員が徹底議論

  6. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  7. 先月お引っ越ししたイメージエポックへ会社訪問に行ってきました。

  8. 【Autodesk×Unity】セガが語るUnityで作るiPhoneゲーム、そしてコンテンツ工学

  9. 【CEDEC 2014】知っておきたいゲーム音楽著作権、JASRACが教える有効な利用法

アクセスランキングをもっと見る