人生にゲームをプラスするメディア

任天堂経営方針説明会、要点チェック(8/8 17:00 update)

ちぇっく。順次更新します。

ゲームビジネス その他
ちぇっく。順次更新します。

ゲーム業界について
・ハード・ソフト共に縮小傾向にある
・ゲームの複雑化、大容量化によって市場は拡大したが飽和状態
・誰にでも遊べる間口の広いゲームが重要になる
・新規ユーザーの獲得とゲームを離れた人を再び掴むのが任天堂の使命
・海外市場は息長く売れるなどまだ健全な状態にある
・しかしリアリティ重視の表現力は飽和に近づきつつある
・「任天堂はいつでも、どうすれば世界の市場を活性化できるかを考えている」

クラブ・ニンテンドー
・ネットで登録してゲームの感想などを伝える
・購入金額によって製品紹介の特典DVDや非売品の色つきコントローラーをプレゼントするかも
・開発中のゲームを体験出来る機会もあるかも
・コマーシャルだけではゲームを伝えきれない
・個々のユーザーの動向を掴む手段としても有効ではないか
・個人のニーズに合った情報提供も
・岩田「日本では当初30−40万人を想定している。世界規模では何百万人というスケールまで育てたい」

ナムコと共同でドンキーコング開発中
・「ドンキーコング」に登場するキャラクターを使ったゲームソフト
・という事は本編ではない可能性もある?
・ナムコと共同発表する予定
・発売は年内

ポケットモンスター
・欧州では既に176万本を出荷した
・北米で発売したときと変わらない強さ
・岩田「ポケモンブームは終わったとの指摘もあったが、ポケモンは改めて認められているようだ。ルビーとサファイアの販売が今年中に1000万個を超える水準に到達するのは確実だ」

ゲームキューブの販売
・岩田「流通在庫が適正な水準に戻った。年間販売目標は十分達成できる」

ゲームボーイアドバンスの販売
・2004年3月までに累計販売台数が5000万台を突破する見込み
・8月は月産200万台体制に
・「この7月は、北米でSPが約9万台/週、従来型GBAも約3万台/週、欧州もSPが約5万台/週、従来型GBAが1.5〜2万台/週売れている」
・「GBAは今もなお順調に加速している状況にある」

PSPについて
・岩田「ソニーが多機能ハードを発売するといっただけで、任天堂の株価は暴落したが、任天堂は路線が違うので、影響をほとんど受けない」
・岩田「多機能ハードが将来、任天堂のハードと競合して任天堂の強みが脅かされると誤解されたのも事実」
・岩田「任天堂も将来に向けた展開を用意している」

来春発表の商品
・上から続いて
・岩田「戦略上、詳細は明らかにできないが、次は今までと異質な商品を出したい。来年春には発表できるように新しい商品を用意している」
・ハードともソフトとも今はいえない
・岩田「任天堂の新たな成長路線につながる、世の中に大きな「インパクトのある新しい商品を来年春に発表できる」
・岩田「グラフィックや処理速度の向上をアピールする商品は目指していない。その部分では(どれだけ性能が向上しても)もはやインパクトを与えることはできないでしょう。我々はシンプルさに焦点を当てて、いまだからできる技術を融合します」
・誰にでも楽しめるのが特徴
・文脈からすると新ハードのような感じがしますね
・岩田「あるハードを出したら、次の準備は当然進めている」

次世代GB
・光ディスクの採用は価格は壊れやすさの点で問題がある
・しかし常にあらゆる選択肢を考えている
・光ディスクとマスクロムの製造日数は殆ど変わらなくなってきている
・バッテリーについて「どうやってケチケチにパワーバランスを取るかだが、ゲームにおいてやはり10時間〜20時間はバッテリーが持たないと、ゲーム機としては全く意味がないと思う」

オンラインゲーム
・任天堂ならではの方法で活用していく
・月額課金制のオンラインゲームには興味がない
・「ブロードバンドは確かに急速に普及してきているが、任天堂は世界を相手に商売をしている。いつになるのかわからないブロードバンドの世界的普及を待つつもりも今はない」

開発力強化
・2つのハードを生かす為に開発力を強化していく
・企業買収は会社という枠を買うだけで興味は無い
・東京開発と任天堂ゲームセミナーが柱
・外部の力を有効に活用することは非常に重要
・今後も世界の開発者と積極的にコラボレーションをしていきたい
・「任天堂の持つ知名度の高いキャラクター資産の活用や、クリエーター同士の混血や合作によって生まれる新しいアイデアなどによって,魅力的な商品ができるはずだし、それが魅力となってプラットフォームホルダーとしてのソフトメーカーの取り込み策にもなる」
・「このような形で生まれるゲームソフトは、ゲーム離れ現象が進んでいる市場に対して示すべき新しい魅力ある商品になる」
・「単純に経済条件を競争するということに明け暮れるのではなく,有力な自社開発陣がいるからこそ可能な手段を投じていく、というのが任天堂の基本方針」

その他のゲーム
・GCゼルダの伝説を来年に
・GCメイドインワリオを10月に
・GCマリオカートは11月発売
・パックマンは他のゲーム付属させるかの方法で年内には
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第21回

    言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第21回

アクセスランキングをもっと見る