ジャレコは2006年に持株会社に以降、ゲーム事業を新設したジャレコに移管しました。家庭用ゲーム・携帯電話向けゲーム・オンラインゲームの3分野に取り組み、テレビ番組連動や優良コンテンツとのタイアップ作品などを重点的にリリースしてきましたが、一部タイトル以外は低調に推移し、事業を改善されるにはさらなる時間とコストが必要になると判断したとのこと。
ジャレコとゲームヤロウはオンライン事業で業務委託契約を結んでいることから売却先となった模様です。売却価格は1円で、ジャレコ・ホールディングがジャレコに対して貸付している16億9000万円のうち、債務超過を解消し自立を図るため、9億9000万円を債権放棄するとのことです。ジャレコ・ホールディングは、ゲーム事業におけるリスクを取り除き、将来的に残りの7億円の回収見込みがあり、妥当な内容だとしています。
ジャレコはオンラインゲーム『ノーステイル』や複数のモバイルゲームを運営しているほか、家庭用ゲームではWiiで『黄金の絆』を2009年春に発売予定にしています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【CEDEC 2016】技術から語る『龍が如く』の10年──特殊エフェクトや物理エンジンの取り組み
-
「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回
-
【ゲーム×法律】子どもがゲームに高額課金、親は取り戻せるのか?
-
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴
-
任天堂ミュージアムに行ってきました!
-
それは“絶望の一週間”―『シノアリス』のエンジニアがサービスイン時の混乱を語る【CEDEC 2018】
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
シンガポールが新しいゲームレーティング制度を導入
-
海外パブリッシャー向けの営業とは・・・IGDA日本グローカリゼーション部会 特別セミナー