ページをめくるように画面の言葉を追い、自らの選択によって運命の歯車を動かしていく……。
「プレイヤー自身が主人公となり、濃厚な物語の深淵へと没入する」体験こそ、アドベンチャーゲームというジャンルが持つ最大の魔法です。
今回は、実りの秋を迎える9月に発売が予定されている注目作の中から、時間を忘れて物語に溺れることができる珠玉の5タイトルをご紹介します。
◆『制服カノジョ3』(ニンテンドースイッチ/PC)

本作は「制服カノジョ」シリーズの3作目となるナンバリング最新作です。福岡県を舞台に可愛い制服の魅力を伝える「制服カノジョプロジェクト」の活動を通じて、博多美人のカノジョたちと制服デートを堪能できる恋愛アドベンチャーゲームとなります。プレイヤーは制服カノジョプロジェクトのカメラマン、板橋樹となって物語を体験します。


本編は、全ヒロイン共通の「制服ストーリー」と、個別の「カノジョストーリー」が収録されており、最初から好きなストーリーを選んでプレイすることが可能。
制服ストーリーでは、私服通学ブームにより存続の危機に瀕した、制服カノジョプロジェクトを立て直す物語が展開されます。本作より新ヒロインも加わり、新たな一歩を踏み出していく物語が描かれます。
カノジョストーリーでは、8人のキャラクターのそれぞれの物語が描かれます。好きなカノジョと温泉旅行やクリスマスなどを楽しみながら、思い出を作りましょう。


福岡を舞台に、カメラマンとして可愛い制服の魅力を発信しながら、博多美人のカノジョたちと甘い青春を紡ぐ人気シリーズ第3弾。
新ヒロインを迎えてプロジェクトの存続に挑む共通の「制服ストーリー」と、8人のカノジョそれぞれと温泉旅行やクリスマスを過ごす個別「カノジョストーリー」の二重構造は今作も健在です。さらに最新3Dモデルによる新要素「ぎゅっと温もりタイム」により、肌が触れ合うほどのゼロ距離でスキンシップを満喫できる極上のイチャラブ体験があなたを待っています。
◆『学校であった怖い話と晦‐つきこもり』(ニンテンドースイッチ)

1995年にスーパーファミコン用ソフトとして発売され、その後も様々なプラットフォームで親しまれたホラーアドベンチャーゲームである本作。この傑作タイトルが2本セットでニンテンドースイッチ用ソフトとして移植されました。


本作では、登場人物たちが語る怪談を読み進めながら、選択肢を選んで物語を進めます。マルチエンディングを採用しており、自身の選択しだいでストーリー展開が変わるため、より緊迫した恐怖を体験が可能。また、実写を用いた味わい深いグラフィックが、日常の隣にあるような現実感のある恐怖を掻き立ててくれます。
『学校であった怖い話』は、旧校舎を舞台に新聞部の部員として語り部から七不思議を聞く物語で、個性的な語り部たちの強い存在感や、幅広いテイストの物語が特徴となっています。
『晦‐つきこもり』は、田舎の本家に親戚が集まる中で「七回忌に怖い話をすると死者が蘇る」という状況で話が進み、前作よりさらにダークで濃厚かつ、心理的な恐怖を追求した作品となっています。


1990年代のスーパーファミコン時代、実写グラフィックと陰鬱な語り口で当時のプレイヤーにトラウマを植え付けた伝説のホラーADV2作が、ニンテンドースイッチでまるっと楽しめる本作。
新聞部員として語り部たちから怪談を聞く『学校であった怖い話』と、「死者が蘇る」とされる七回忌の夜を描くさらにダークな『晦‐つきこもり』。 選択肢によって物語のテイストや結末がガラリと変化するマルチエンディングと、現実の隣にあるような生々しい実写ビジュアルが、残暑の背筋を芯から凍りつかせます。
¥10,978
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
◆『AKIBA LOST』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/Steam)
本作は、同じ時間帯のストーリーを、複数のキャラクターを切り替えながら進行する本格実写サスペンスです。プレイヤーは各キャラクターの視点を切り替えながらゲームを進め、選択肢によって他キャラクターの展開に影響を及ぼし、群像劇を多面的に楽しめます。
物語は、「アキバの神隠し」という事件を題材にしたゲームが、ゲームクリエイター新城大輝によって開発・発表されたことをきっかけに、不可解な失踪事件が起こり始めるというものです。


日本テレビとの共同制作ということもあり、スチル画像約10万枚、ドラマ部分は20時間超となり、強いこだわりを感じさせる本作。
主役は「世にも奇妙な物語」「君が獣になる前に」などでも活躍する北山宏光さん。出演者は松村沙友理さん、田辺桃子さん、宇垣美里さん、小栗有以さん、大原梓さん、MINAさんがキャスティングされており、俳優やモデルに現役アイドルまで、秋葉原を舞台にしたゲームにふさわしい出演者が揃っています。


「アキバの神隠し」を巡る不可解な連続失踪事件を、同一時間軸の複数キャラクターの視点を切り替えながら紐解いていく本格実写サスペンス群像劇。ゲームのクオリティを最大化させるために制作されたというドラマ版も放映されており、今後の展開が気になる本作。ゲームの発売を待っている間に、ドラマでその世界観を一足先に体験してみてはいかがでしょうか。
選択肢が他キャラクターの運命を狂わせていくスリリングな群像劇の結末を、その手で解き明かしてください。
◆『ミステリーの歩き方2 人魚伝説殺人事件』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ)
プレイヤーは主人公「赤沢独歩」となり、過去の真実を見ることが可能な「過去視」の能力を駆使して、未解決事件の解明に挑みます。様々な登場人物たちが抱える秘密や事件の謎を、過去と現代を往来しながら解き明かしていきましょう。


過去に戻り、事件に関わる重要な事実を調査でき、散策要素、時間制限、ミッションなどの要素により、自由度と遊びごたえの両面が拡大。また、過去での調査を元に推理を行う現代では、自在に移動・探索して操作を楽しめる「フリーサーチモード」で探索の幅も広がっています。
また、過去と現代で描写が異なる、独特な世界観演出も特徴です。過去のグラフィックはレトロなドット絵で表現され、往年のテキストアドベンチャーゲームを彷彿とさせるコマンド選択式で楽しむことができます。現代は実在する土地を参考とした美しい背景やムービーによって高い臨場感を演出しており、人物の会話もフルボイスで表現されています。


過去の真実を視ることができる特殊能力「過去視」を駆使し、未解決事件の闇に挑むタイムリープ推理ミステリーの続編。
「レトロなドット絵&コマンド選択」で手掛かりを集める過去パートと、「美麗な実写風背景&フルボイス」で街を自由に探索(フリーサーチ)して推理する現代パートという、時代ごとに描写スタイルが切り替わる演出が秀逸です。過去と現代を往来しながら散りばめられた伏線を回収し、哀しくも美しい「人魚伝説」の真相を暴き出しましょう。
◆『オービタルズ』(ニンテンドースイッチ2)

本作はレトロアニメ調のグラフィックが印象的な、アクションアドベンチャーゲームです。2人協力プレイ専用タイトルとなっており、プレイヤーは探検家の「マキ」と「オムラ」を操作して、崩壊寸前の故郷・宇宙ステーションを救うために旅立ちます。


作中に登場するツールはさまざまなものがあり、状況に応じて適切なものを選んで使い分け、先へと進みます。例えばワイヤーを発射して活用する「スクラップフック」や、高熱を放つ「ビームキャノン」など、進むためには色々な種類のツールを駆使する必要があります。


懐かしくも温かいレトロアニメ調のビジュアルで描かれる、崩壊寸前の宇宙ステーションを救う旅路。
最大の特徴は「物理的にプレイヤーが2人必要」な完全2人協力プレイ専用設計であること。探検家のマキとオムラをそれぞれ操作し、「スクラップフック」や「ビームキャノン」といった多彩なツールを声を掛け合いながら使い分けるパズルアクションは、隣にいるパートナーとの絆を試されます。ゲームならではの濃厚なコミュニケーションを、大切な人と一緒に楽しんでみませんか。
¥6,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
今回は9月に発売されるアドベンチャーゲームを5作、紹介しました。
至近距離で触れ合うカノジョの温もり、背筋を凍らせる伝説の怪談、アキバを揺るがす実写サスペンス、過去と現代を紡ぐ人魚伝説、そして2人で息を合わせる宇宙の旅……。多彩な演出と緻密なシナリオが織りなすアドベンチャーの世界は、秋の夜長を彩る最高の相棒になってくれます。あなたの心を最も強く揺さぶりそうな「運命の1本」は見つかりましたか?
それでは、物語の深淵に浸る最高のゲームライフをお楽しみください。



















