人生にゲームをプラスするメディア

5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由

体験版のプレイを通して再燃した『プラグマタ』への期待。心を動かした3つのポイントとは。

ゲーム 特集
5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由
  • 5年待った甲斐はあったのか? 諦めかけていた期待が『プラグマタ』体験版で再燃した3つの理由

■ヒューとディアナの「バディ感」に、期待感が再燃

まず最初に期待を高めてくれたのは、ヒューとディアナの関係性です。システム監査員であるヒューは当然ながら大人であり、ディアナの見た目は可憐な少女です。この点だけに注目すると、ヒューが保護者、そしてディアナは守られるべき「弱き存在」として映ります。

しかし前述の通り、ディアナは高度なハッキング能力を持つアンドロイドです。彼女の力がなければ施設内の探索は進まず、戦闘でもヒュー単独では厳しい状況に陥るでしょう。

一見守られる存在に見える子どもが卓越した能力で大人を助け、そして大人はその身を挺して子どもを守る。この「大人×子ども」のバディ関係は、漫画や映画、小説などさまざまなメディアで魅力的に描かれ、受け手を魅了しています。

ヒューとディアナの関係からも、まさにその魅力を感じることができました。ディアナはアンドロイドなので、「子ども」と定義するのは正確ではないかもしれません。しかし、画面を通じて直感的に伝わってくる彼女の仕草や、ヒューとの関係性から感じるものは、理屈では抗いようのない確かな温かみがありました。

RPGやADVでは見かけることのあるこの関係性ですが、アクションゲームでは意外と多くありません。特に大作規模のタイトルでは守られる象徴として描かれがちなので、『プラグマタ』のような作品は珍しい存在です。

この関係をアクションゲームで体験できるのは貴重な機会なので、製品版への期待もおのずと上がらざるを得ません。

■低重力と宇宙服が生む「重み」の表現

ゲームシステムとは少し異なりますが、ゲームの作り込みとして印象的だったのが「重み」の表現です。もう少し具体的に言うならば、「低重力下の月面における、動きの手応え」が、驚くほど作り込まれていると感じました。

アクションゲームにおいて「動き」の完成度は、そのまま作品の魅力に直結します。動きが妙に重くて鈍かったり、動作に納得感のないレスポンスであれば、それだけでプレイを続ける気持ちが削がれてしまうでしょう。

『プラグマタ』体験版の舞台は月面なので、低重力環境ゆえに動きやすいと考えがちです。しかし、ヒューが着用している宇宙服は“ボット”の攻撃にもある程度耐えられるほど頑丈なので、重量も相応だと想像できます。

そのためか、ヒューの繰り出すアクションは、いわゆる他のアクションゲームの主人公のような軽やかさはありません。しかし、それは決して操作性が悪いという意味での「重さ」や「鈍さ」ではなく、「重い宇宙服を着ている感覚」が自然に伝わってくるような動きでした。

コントローラー入力への反応は機敏でありながら、動作からは確かな「重さ」を感じる。「重い宇宙服を着て低重力の月面を歩いたら、きっとこんな感覚なんだろう」と納得したほどです。もちろん、リアルの月面を体験したことがありませんが、想像する動きとゲーム内の挙動に違和感がなく、「リアル」かどうかは分かりませんが「リアリティ」は強く感じました。

こうした「動きの質感」にまでこれほどのこだわりを見せてくれるのであれば、他のあらゆるシステムや演出の完成度についても、同様に高い水準になるはずだと考え、ここでも期待感が高まります。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ゼンゼロ』Ver.3.0プレイデモ映像公開!新エージェント「ピュロイス」の終結スキルでは、パエトーンも一緒に戦う

    『ゼンゼロ』Ver.3.0プレイデモ映像公開!新エージェント「ピュロイス」の終結スキルでは、パエトーンも一緒に戦う

  2. 『ほの暮しの庭』の「彼ヶ津村」から“入村体験の案内”が到着! 犬も猫も死なないあんしん暮らしの村に、ちょっと行ってきます

    『ほの暮しの庭』の「彼ヶ津村」から“入村体験の案内”が到着! 犬も猫も死なないあんしん暮らしの村に、ちょっと行ってきます

  3. 『エースコンバット8』の女性パイロット「ターシャ」が海外中心に大人気―ピンク髪&へそ出しのギャルな風貌に「可愛すぎる!」の声多数

    『エースコンバット8』の女性パイロット「ターシャ」が海外中心に大人気―ピンク髪&へそ出しのギャルな風貌に「可愛すぎる!」の声多数

  4. ロート製薬、『ドラクエ』コラボの「キングスライム目薬」が出来ていく様子を公開―「可愛すぎる」「絶対に捕まえたい」との声

  5. 『ポケカ』30周年記念商品がベールを脱ぐ!6月1日22時に最新情報が公開決定、キーとなるのは「ミュウ」「ミュウツー」

  6. 『メタファー』新作電撃発表!と思ったら…アトラスが社員のなりすましアカウントに注意喚起―あのジェフ・キーリー氏もうっかり騙される

  7. 『FGO』生徒会長モルガン、水着ジャンヌオルタが眩しい!海の家コラボや「FGOフェス2026」で描き下ろしサーヴァント続々

  8. 『エルデンリング ナイトレイン』3,278円に『ヒノカミ血風譚2』2,728円、『ドラクエIII』『ライズ オブ ローニン Zver.』は2,178円に!─ゲオ店舗セールを実地調査

  9. 『ポケカ』30周年記念の拡張パック「30th CELEBRATION」発表!新レアリティ“FUR”の「ミュウex」「ミュウツーex」や、30種の「ピカチュウ」を収録

  10. 『遊戯王OCG』最初期のストラクチャー「遊戯編/城之内編/海馬編」が蘇る!特別セットより、原作デザインの各エースカードが初公開

アクセスランキングをもっと見る