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凡庸プレイヤーは『仁王3』で生き残れるのか?“10回落命するまで”縛りに、のたれ死ぬ末路の予感が走る

凡庸な腕前で、『仁王3』に立ち向かえるのか。10回の命でどこまで挑めたのか、実体験をお届けします。

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凡庸プレイヤーは『仁王3』で生き残れるのか?“10回落命するまで”縛りに、のたれ死ぬ末路の予感が走る
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■初ボスを前に、命の残数が削られる……!

新たな社を拝むと、その先にある陣幕が目に飛び込んできました。しかも、何やら戦っている様子。いかにも仕切られそうな空間なので、そろそろ強敵の出現かもしれません。

陣幕に近づくと、妖怪を相手に本田忠勝が猛威を振るっていました。もしかして、彼と一緒に戦えるのでは……と期待するものの、残念ながら夢は叶わず、現れたボス・山県昌景との一騎打ちが始まります。

道中の敵も恐ろしげでしたが、山県の強敵感は一回り違っており、「ここであと8回死んで終わるのでは……」と、企画倒れな未来予想図すら浮かんでしまうほど。実際、初戦では相手の体力をほとんど削れず、あっけなく斬殺となりました。

先ほどの社はほぼ目の前なので、再戦までの道のりはノンストレス。もちろん、戦闘中はプレッシャーとストレスの二重奏なのですが。そして2戦目・3戦目は、衝死による落命です。山県さんは、色んな死に方を教えてくれます。

すでに計5回も落命しており、このままでは先ほどの予想が現実になりかねません。敵の動きも多少は分かってきたので(避けられるとは言っていない)、長期戦の心構えで焦らず立ち向かおうと気持ちを切り替えました。

その開き直りが功を奏したのか、仙薬を4つ残した状態で、山県の体力を半減させることに成功。ただし、相手からの大技も食らってしまい、到底油断はできません。

ここで、「九十九化身」というパワーアップを促す案内がありました。さすがチュートリアル、親切丁寧です。「九十九化身」状態になると、攻撃を受けても体力は減らず、代わりにゲージが減っていきます。つまり、ゲージがある限り、落命せずに済むということです。

これぞ勝機と見て、少しでも相手の体力を削ろうと躍起になります。しかし、躍起になり過ぎて、敵の攻撃も結構食らっていた模様。化身状態はあっさり終了し、山県の体力はまだ2割ほど残っています。

この時、仙薬の残りはひとつ。互いに追い詰められた状況で、一進一退の攻防を繰り返し、最後のひとつも使い切った後、ようやく山県が膝を屈しました。こちらの残り体力は、瀕死の赤色に突入。まさしく死闘というほかありません。

まだチュートリアルなのに、もう命が半分しか残ってない……!

■意外と怖くない……かも? オープンフィールドで姑息に立ち回る

山県を退け、再び合流した本田と共に船に乗って新たな地へ。そして、浜松城を見下ろす高台から、赤く染まった異様な景色を臨み、そして『仁王3』のタイトルコール。

もうここでエンディングでもいいのに……山県戦で疲れ切ったがゆえの願いは当然届かず、オープンフィールドによる広大な戦いがここから始まります。

しかし、オープンフィールドでの戦いは、少し風向きが変わりました。移動できる範囲が格段に広がったため、地形の高低差を活かして敵を避けることもできますし、背後に回って「暗殺」する機会も増えました。

また、すべての敵に有効なわけではありませんが、「暗殺」だけで倒しきれなかった場合、一度逃げて敵の知覚から外れると、相手は諦めて元の位置に戻ります。改めて「暗殺」を狙うもアリですし、正面から戦っても敵の体力が減っているので有利に戦えます。

「暗殺」に慣れて次々に仕掛けていたところ、「緑影の剣鬼」という手ごわそうな敵に喧嘩を売ってしまい、一度焦って逃げ出したところ、この敵も再度待機状態に戻ってくれました。雑魚クラスだけでなく、ネームドにも再暗殺が効いたのは、嬉しい誤算です。

時には、見上げるような大型の敵と遭遇することもあります。餓鬼大将は特に巨大で、流石にこれはヤバいだろうと戦々恐々としましたが、一撃こそ重めですが動きは遅く、攻撃に予兆もあるので、対処としては楽なレベルです。凡庸な腕前でも、初見で餓鬼大将を撃破できました。

むしろ、馬頭鬼のような中型サイズの方が、かなり手こずらされました。恐ろしさも手伝って距離を開け気味に戦ったところ、こちらの体力も徐々に削られていきます。結果、仙薬を7つ使うほどの消耗戦になり、ギリギリで辛勝。危ないところでした。

とはいえ、“死にゲー”と思ってかなり身構えていましたが、特にオープンフィールドに入ってからは楽に戦える場合もあり、想像よりも緊張感は少なめ。もちろん強敵との戦闘中は手に汗握りますが、探索中もドキドキしっぱなしというほどの切迫さではありません。

あくまでプレイした範囲の感想ですが、オープンフィールド化が、緊張を緩和するバランス設定に寄与しているように感じました。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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