『ポケットモンスター』シリーズにて、しばしば姿をあらわす「きんのたまおじさん」ですが、既存作品の過去を描いた『ポケモンレジェンズ アルセウス』にも登場していた模様。
そしてなにやら、トレーナーの間では「きんのたまおじさん」にまつわる物騒なウワサが囁かれているようです…。
大昔から存在していた“きんのたまおじさん”
そもそも「きんのたまおじさん」とは、ゲーム内で高く売れる「きんのたま」をくれるNPCのこと。彼に会えば、ほぼ無条件で「きんのたま」を入手できるため、経済的に助けられた経験のあるトレーナーも多いことでしょう。
なお、「きんのたまおじさん」と呼ばれるようになったのは、単純に「きんのたま」をプレゼントしてくれるから…というわけではない様子。というのも、「きんのたまおじさん」は自身のことを「おじさん」と呼称し、その上会話の中でやたら「おじさんのきんのたま」というワードを強調してくるのです。
そのため、トレーナーの間で感謝(?)とネタ的な意味を込めて「きんのたまおじさん」と呼ばれるようになったのだそう。また「きんのたまおじさん」は1人というわけではなく、多くのシリーズに登場しているので、もしかすると“そういう趣味”の一族なのかもしれません。
そんな「きんのたまおじさん」と思わしき人物が、「ヒスイ地方」でも発見された模様。同作では、風船を割るミニゲームを遊ばせてくれるNPCとして登場し、報酬として「きんのたま」をプレゼントしていました。直接的ではない分、逆にイヤらしいような…。
“きんのたまおじさん”にまつわる痛すぎるウワサ
ちなみに、『ポケモンレジェンズ アルセウス』には他にも「きんのたま」をくれる人物が。その人物とは、同作において“悪の組織”ポジションとして活躍した「野盗三姉妹」(ショウチクバイ)の3人。
彼女たちは、あるタイミングから「ヒスイ地方」の各地を放浪するようになり、見つけることでポケモンバトルが可能に。そして見事打ち倒すと、「きんのたま」や「ほしのすな」といった金目のものを落としていきます。
プレイヤーとしては、金策に繋がるのでとてもありがたいのですが、その一方で物騒なウワサも。というのも、「野盗三姉妹」はその名の通り野盗が生業。つまり、落とした金目のものも、誰かから盗んだものである可能性が高いでしょう。
そして、そんな彼女たちが落とすアイテム、とくに「きんのたま」を盗むために狙う相手として浮かび上がってくるのが同作の「きんのたまおじさん」。ようするに、彼女たちがドロップする「きんのたま」は、「きんのたまおじさん」から“盗った”ものなのではないかとウワサされているのです。一体何人のおじさんが犠牲になったのでしょうか…。
この衝撃的なウワサを耳にしたことで、SNS上では「野盗のお姉さんがきんのたま4つ落としていったんだけど、誰からもぎ取ってきたの…」「野盗の犠牲となったきんのたまおじさんが偲ばれる」などと哀悼の意を表するトレーナーが続出していました。
余談ですが、4月16日に「Pokémon LEGENDS アルセウス 公式ガイドブック【完全版】」が発売予定。とくに深い意味はありませんが、購入特典として「きんのたま」が50個ついてきます。こちらは「きんのたまおじさん」の犠牲によって生み出されたものでないと良いのですが…。