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『GUILTY GEAR -STRIVE-』実戦的初心者ガイド!格闘ゲー始めたてがランクタワーで勝つまで!【特集】

『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライブ)』を舞台に、初心者が喧嘩殺法に負けづらくする「初心者三原則」と、その上で自分が仕掛ける側となる「喧嘩殺法」をお伝えします。

ソニー PS5
【特集】『GUILTY GEAR -STRIVE-』初心者がランクタワーで勝つまで!実戦的初心者ガイド
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ギルティギアシリーズ最新作『GUILTY GEAR -STRIVE-』が発売され一週間以上が経ちました。今作が初めての格闘ゲームという方は、ランクマッチを楽しめているでしょうか?


格闘ゲームを始めた時、最初に練習するものはなんでしょうか。「コンボを練習する」というのも一つの正解です。しかし実戦経験が少ないと、知識がないと咄嗟に対応できない「喧嘩殺法」に負けるというのは初心者にはよくあることかと思います。この記事では初心者が喧嘩殺法に負けづらくする「初心者三原則」と、その上で自分が仕掛ける側となる「喧嘩殺法」をお伝えします。


■注意


この記事は初心者を対象にしていますが、チュートリアルから少し踏み込んだ内容になっています。具体的には、MISSIONモードの「フォレストエリア」、「必殺技キャンセル」のミッションまでの内容を理解している方向けの情報です。既にチュートリアルで把握していると思うミッションはスキップしても結構です。


■初心者三原則


まずは、筆者が本作で初心者が優先的に意識すべき「三原則」を紹介します。


原則1「先手必勝」自分から攻めよう


ガードさせる側にさえ回れば自分のターンが回ってきます

格闘ゲームの戦術はよく「ジャンケン」に例えられますが、ギルティギアにおいてはジャンケンの前にまずは「自分が先に相手に攻撃を当てること触ること)」が重要です。使用キャラの通常技の間合いを把握し、距離に応じた技を正確に出しましょう。特に遠距離SやHSは間合いが広く便利です。


また遠い間合いでは、空中ダッシュからジャンプHSなど飛び込みに適した技をガードさせるとリターンが大きいです。空中攻撃はガードさせて有利(先に動ける)なので、対空されるまでどんどん飛び込み、そのまま近距離でS→HS→必殺技……とラッシュをかけることができます。


ウォールクラッシュが存在する本作は画面端メリットが特に大きい

これらの牽制はほとんどガードされることになるのですが、その後の展開を少しづつ・確実に有利にします。相手を画面端に近づけていきながら、自分のテンションゲージを貯めていくことになるからです。牽制の段階で当てることができたら、今度はリターンを意識します。


原則2「強く打て」必ずリターンを取ろう


間合いの取り合いや読み合いをくぐり抜け、ようやく攻撃を当てることができました。その時のリターンを大きくしましょう。コンボダメージを伸ばすということができれば理想的ですが、それはリターンの一側面に過ぎないのです。


敵キャラによってはより強い技でコンボを組み立てることができますが、勝敗を左右するほどの差になるのはずっと先です。安定して成功状況を良くするコンボで十分

具体的には、「攻撃を当てたら必ずキャンセルして必殺技に繋げる」「ダウンを取ったら飛び道具か打撃を重ねにいく」の2つに集約されます。攻撃を当てたら少しでもリターンを大きくすることを意識します。相手の起き上がりを恐れて距離を取るのは一番もったいないので避けましょう。


最も無難な飛び道具による起き攻め

先述の通りギルティは攻撃する側が有利なゲームです。無敵技をケアするなら少し離れたところから技を重ねようとしたり、起き上がりに一瞬遅らせてから技を重ねれば無敵技の空振りを誘えます。

こういった攻め続ける技術はギルティらしい「センス」が出るところです。初心者のうちはコンボミスで逆に隙を晒したり、適当な固め連携の途中に多少の反撃をもらうこともあるかと思います。しかし実戦の中で最大の反撃をもらうことは(初心者のランクでは)稀なので、有利な状況では恐れずリターン重視の行動を意識しましょう。


原則3「無慈悲に攻める」相手のレベルに合わせた行動をしよう


練習した連携を色々試そうとしても、その中の一つだけが通り続けることは多い

ゲームを理解し鮮やかに勝つことは大事ですが、相手に合わせた行動こそ対戦ゲームの醍醐味ではないでしょうか。例えば、対空が疎かな相手なら空中ダッシュから攻め続ければずっと自分のターンで戦えます。ある必殺技の隙を怖がって反撃して来ないのなら、その必殺技を中心に攻めを組み立てれば良いのです。つまり、自分の引き出しの中から、相手が嫌がる選択肢を対戦中に探るという考え方です。


ワンパターンな攻撃はいかにも対応されそうですが、相手の対応はどのくらい成功しているでしょうか?成功率が低いのなら、それは相手が苦手としている攻撃ということになります。「もうこの攻撃は絶対に通じない」と感じるまでは使い続けましょう。そうなったら、今度は動きの固くなった相手を攻めるキッカケになります。


仕掛ける側に回れ!各キャラが持つ「喧嘩殺法」


原則・「無慈悲に攻める」で示したような、相手が嫌がる技を紹介します。原則・「先手必勝」を使って相手に有利な状況を作ったところからこれらの技で攻めてみましょう。対策も書いていますが、まずは対策をするよりも自分の強い行動を押し付けやすいように動いたほうが勝ちに繋がります。


ソルの「バンディットブリンガー(空中)」


ソルはすべての行動が必殺技と言えるほど強力ですが、対初心者に向けてこの技をチョイスしました。空中を二段ジャンプでフラフラとしながら、バンディットブリンガーで急降下突進してガードさせてください。分かっていても対空することは難しいです。ガードされると僅かに不利ですが、無敵技であるヴォルカニックヴァイパーで暴れるかしゃがみPを刻めばダメージレースで負けることはないはず。ヒットしたらダウン追い打ちを→+S>ガンフレイムと繋げて、起き上がりを横に押していきましょう。


βテスト時に空中での様子見が強く全キャラのジャンプの着地に硬直が追加されましたが、この技で着地してしまえば関係ありません


対策


ソルの空中様子見に付き合わないこと。バンディットブリンガーの角度に合わされる前に自分もジャンプして、横に長い空中技で空対空をして相手を地上に引きずり下ろしましょう。


カイの「フードゥルアルク→しゃがみP」


形を変えて幾度となく登場している、カイの初心者キラーな突進技です。
めり込まなければ五分~微不利。よほど心の準備が出来ていないとこちらのしゃがみPに反撃できません。当てたら図々しくしゃがみPx2→前P→ダイアエクラで相手をショックステートにしてしまいましょう。ショックステートの相手にフードゥルアルクをガードさせると有利になるので、今度はもっと貪欲に投げ・打撃・ダストの択をかけていけます。


対策


読んだら前Pで落とす。または、カイ相手に間合いを取らない。見てから落とせる人は初心者ではありません。


メイの「イルカさん・横(S)」


接近したら適当に通常技をガードさせて、イルカさん・横(S)を連発しましょう。徐々に画面端に追い詰めることでリターンが大きくなり、反撃に失敗した相手はカウンターヒットとなり、よろめきで隙だらけになります。そこでさらにイルカさんを連発すればKOは目前となっているはずです。


イルカさん・横(S)はガードさせて微不利ですが、メイ自体の勢いによる誤魔化し力が高く簡単には咎められません。イルカさん・横をHSで出すと発生が鈍化する代わりにメイ側が有利になるのですが、このイルカさん・横をSで出した場合との見た目の違いを対戦中に見極めて適切な反撃をするのは初心者には困難です。そして守りに入っている敵にはコマンド投げから大ダメージを狙うことができます。


対策


イルカさん・横をSでしか出さない相手ならしゃがみPなどで反撃可能ですが、実際には間に通常技を挟んだり前述のHS版が存在するためリスクが大きいです。ガード後空中に逃げるか、通常技をガードさせられる段階からフォルトレスディフェンスを使用して距離を取るのが無難です。


レオの「ツヴァイト・カルタスゲシュトゥーバー」


接近したら適当に通常技をガードさせてこの必殺技を出しましょう。裏に回るため、相手のガード方向は反対となります。ヒットすればダウンを取りながら「ブリュンヒルドの構え」に移行します。この構え中の攻撃はどれも発生が速いので近距離の乱戦に負けることはまずありません。中下段の揺さぶりにも長けています。さらにDボタンひとつで相手の攻撃を跳ね返す「カーンシルト」まで完備しているため、初心者が状況を突破することは困難です。相手が混乱しているなら、構え中さらにこの「ツヴァイト」を出してハメつづけましょう。


カーンシルト。投げ以外の攻撃は覚醒必殺技でもカウンターできる

対策


ガード後空中に逃げるか、通常技をガードさせられる段階からフォルトレスディフェンスを使用して距離を取るのが無難です。そもそも通常技からこの「ツヴァイト」に繋げて裏を取るか、隙の少ないS版の「エアースト」に繋げるかという揺さぶりだけでも初心者狩り力が高いです。その上「ブリュンヒルドの構え」もあることを考えるとレオは初心者キラーなキャラと言えますね。


できることからコツコツと!勝つために必要なこと


本作はプレイヤーの腕前を「タワーシステム」によって改装分けしており、初心者は初心者同士でマッチングする工夫がなされています。この記事の戦法がどこまで通じるかは分かりません。しかしまずはこの記事のような手軽な戦法を実戦で試して「行けるところまで行く」楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。そうすれば順を追って必要な技術を身につけるキッカケとなり、実戦と練習をバランスよく遊ぶことができるのではと老婆心ながら筆を執らせていただきました。


格闘ゲームはトッププレイヤーのコンボやシステムの作り込みが注目されがちで、よく敷居が高いと言われます。しかし、人に勝つために必要な技術はその一部に過ぎないという場合がほとんどです。本作で格闘ゲームを始めた方が、少しでも続けていただけたら嬉しいです。

『GUILTY GEAR -STRIVE-』はPS5/PS4/Steamで発売中です。



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