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珠玉の32タイトル勢揃い!すべてのゲーセン少年に捧げたい『カプコンアーケードスタジアム』プレイレポート【UPDATE】

「巻き戻し」「どこでもセーブ/ロード」などの機能を搭載し気軽にとことん遊び尽くせます。

任天堂 Nintendo Switch
珠玉の32タイトル勢揃い!すべてのゲーセン少年に捧げたい『カプコンアーケードスタジアム』プレイレポート【UPDATE】
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カプコンは、ニンテンドースイッチ向けに『カプコンアーケードスタジアム』を配信開始しました。『戦場の狼』『ストリートファイターII』『ファイナルファイト』など、1984年から2001年までゲームセンターに登場した、アーケード作品32種類を遊ぶことができる珠玉の名作集です。


収録タイトルの中には1996年リリースの『19XX』や、2001年リリースの『プロギアの嵐』など、これまで家庭用コンソールに移植されていなかった作品も登場。難易度やゲームスピードの変更オプションやどこでもセーブ/ロード、ゲーム内での「巻き戻し」機能など、プレイヤーの腕前や目的にあわせたカスタム機能も搭載しています。


本稿では『カプコンアーケードスタジアム』のプレイレポートをお届け。収録されている作品や機能のほか、本作に込められている「ゲームセンター愛」などの雰囲気を紹介していきます。

遊べる作品は総勢32本!


本作は、無料の『カプコンアーケードスタジアム』本体(『1943~ミッドウェイ海戦~』が付属)に、それぞれ10作品が収録された3種類のDLC(税込1,500円)を購入していく形式。また、全てのゲームがセットになった「30本パック(税込4,000円)」を購入することで『魔界村』が無料特典として付属します。『魔界村』は税込200円で単品販売もされています。




『カプコンアーケードスタジアム』本体

  • 『1943~ミッドウェイ海戦~』

Capcom Arcade Stadium Pack 1:すべてはここからはじまった!

  • 『バルガス』
  • 『ひげ丸』
  • 『1942』
  • 『戦場の狼』
  • 『セクションZ』
  • 『闘いの挽歌』
  • 『アレスの翼』
  • 『BIONIC COMMANDO』
  • 『フォゴットンワールド』
  • 『大魔界村』

Capcom Arcade Stadium Pack 2:アーケード絶頂期!

  • 『ストライダー飛竜』
  • 『天地を喰らう』
  • 『ファイナルファイト』
  • 『1941 - Counter Attack -』
  • 『戦場の狼II』
  • 『チキチキボーイズ』
  • 『U.S. Navy』
  • 『ストリートファイターII - The World Warrior -』
  • 『キャプテンコマンドー』
  • 『バース - OPERATION THUNDER STORM -』

Capcom Arcade Stadium Pack 3:アーケードはさらなるステージへ!

  • 『天地を喰らうII - 赤壁の戦い -』
  • 『ストリートファイターII' TURBO - HYPER FIGHTING -』
  • 『スーパーストリートファイターIIX - Grand Master Challenge -』
  • 『パワードギア - STRATEGIC VARIANT ARMOR EQUIPMENT -』
  • 『サイバーボッツ - FULLMETAL MADNESS -』
  • 『19XX - The War Against Destiny -』
  • 『バトルサーキット』
  • 『ギガウィング』
  • 『1944 - The Loop Master -』
  • 『プロギアの嵐』

単品販売(30本セット購入時は無料特典)

  • 『魔界村』



豊富すぎる画面オプション!筐体タイプまで設定可能


ゲームを起動すると「リュウ」「ハガー」「張飛」「キャプテンコマンドー」など、カプコンのキャラクターたちが所狭しと遊んでいるイラストが登場。この時点でなんとも言えないお祭り感にワクワクしてしまいます。


ゲーム選択画面では、カプコンの"インプレス筐体”に映った数々のゲームのお出迎えを受けます。「ここは夢のゲームセンターだ!」となりつつ、早速目の前にあった『ひげ丸』(1984)を選んでゲームスタート。ゲームは方向キーでそれぞれ選択できるほか、ジャンルごとのソートも可能です。

本作が素晴らしいのは、プレイヤーにここが「ゲームセンター」だと思わせてくれること。ゲームを遊ぶ際には、Rスティックを押し込むことで筐体に「コインを投入」する必要があるのです。コインを入れることで、ゲームがデモ画面からスタート画面へと切り替わるのも嬉しい演出。また、オプション設定などをしている際のボタン操作が画面のレバーやボタンと連動しているのも最高です。


本作のゲームセンター愛のこだわりはそれだけではありません。ディスプレイオプションでは、ゲームの筐体を「ステイタス」「ミニキュート」「インプレス」「アップライト」から自由に変更可能なのです。しかも、設定した筐体は実際に形を変え、ゲーム選択時に反映されるというこだわり方。筐体の形によって表示される画面の「距離感」も異なるのも異常なほどのこだわりポイントです。




ディスプレイオプションではそのほか「走査線の表示」「ドット表現」「ブラウン管のような湾曲」など、多彩すぎる項目を設定可能。『1942』などの縦画面作品では、スイッチの表示に合わせて画面を回転することもできます。もちろん、筐体やモニター演出を切った純粋な全画面表示もできるのでご安心ください。




ゲーム開始前からテンションが上がりまくりな本作。もちろんゲーム自体も懐かしく、そして新しい要素がたくさん用意されています。

英語版もプレイ可能。

巻き戻しで"クリアできなかったゲーム"にリベンジだ


本作には「どこでもセーブ/ロード」や、ゲームの「巻き戻し」機能などが搭載されています。難易度や開始ステージ、スピードなど細かな設定が可能なオプション設定もあり、気軽にとことんゲーム遊び尽くせるようになっています。

特に素晴らしいのが「巻き戻し」機能です。ゲーム内でZRボタンを押すと一定時間ゲーム時間を戻せるため、自機がやられたときにいつでも「なかったこと」にできるのです。そして、巻き戻し機能の恩恵はそれだけではありません。



この機能を利用することで、ゲームの攻略研究に大いに役立つのです。例えば『ファイナルファイト』などのゲームでは「どれくらい上下に避ければ攻撃が当たらないか」、格ゲーでは「どの状況だとCPUがどんな技を出すのか」などを試しながらプレイ可能。シューティングゲームの「ドットで避ける」も、何度もやられて試すことで感覚がつかめるかも知れません。

格ゲーは発見が多いです。


連打機能も充実で車も簡単に破壊。
オーマイゴー

もちろんオプション設定では、ゲームを難しくすることも可能。スピードアップは単純にゲーム自体が早くなるため(キャラの声も高くなる)、格ゲーなどは恐ろしい速度で敵が迫ってくることになります。『ストリートファイターII』で一気に迫ってストマッククローをかけてくるザンギエフは恐怖以外の何物でもない……。

しかし、筆者はその恐怖のザンギエフを「リュウの垂直ジャンプキックのみで倒す」という外道戦法で攻略。この戦法、おそらく20年以上前にやって以来ですが自然と使えて驚きました。このエピソード、本作がプレイヤーに「ゲームセンター時代」を思い出させる効果がある証左と言えるのではないでしょうか。



本作にはオンラインハイスコア機能などのやりこみ要素も搭載。期間限定でスコアを競う「スペシャルチャレンジ」などのイベントも用意されています。また、プレイ内容に応じてCASPOと呼ばれるポイントを獲得可能。獲得数に応じてレベルアップし、新たな画面オプションなどを入手できます。




豊富なディスプレイオプションやこだわりで、素晴らしいゲームセンター愛にあふれている本作。ただ「懐かしい」だけでなく、すべてのユーザーが楽しめるさまざまな機能や配慮を感じさせます。なお、本作には全てのゲームに分かりやすいマニュアルも用意されています。


いくつかのゲームをプレイして思うのは、巻き戻しなどを駆使してでも「ゲームをクリアするのは純粋に嬉しいし楽しい!」ということ。当時のアーケードゲームとは基本的に難易度が高いものでした。コンティニューのお金が足りず、悔しい思いをしたあの頃のゲーセン少年へ「さあ、リベンジのときは今だ!」とのメッセージを伝えたいと思います。

『魔界村』だって気軽に遊べてしまう。

『カプコンアーケードスタジアム』はニンテンドースイッチ向けに配信中。本体は無料で『1943~ミッドウェイ海戦~』が付属しています。また、さまざまなゲームがセットになった3種類のDLCや単品販売の『魔界村』を購入すれば、遊べるゲームが増やせます。

せっかくなのでキャミィを貼っておきたい。


UPDATE(2021/2/19 13:30):30本パックの価格を修正しました。
《Mr.Katoh》
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