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最高にタフなレースゲー『オーバーパス』はどれだけリアル?声優・白石稔と四輪バギーでオフロードを攻めてきた

7月9日にオーイズミ・アミュージオより発売されたPS4向けオフロードレーシングゲーム『オーバーパス』。その魅力をお届けするため、声優の白石稔さんとリアルバギー体験を楽しんできました。

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最高にタフなレースゲー『オーバーパス』はどれだけリアル?声優・白石稔と四輪バギーでオフロードを攻めてきた
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PS4向けオフロードレーシングゲーム『オーバーパス』が7月9日に発売を迎えました。従来のレーシングゲームと違って、舞台はオフロード!とにかくアクセル全開でコーナーギリギリを攻めた走りをすれば良いのではなく、凸凹の斜面、急傾斜、木の幹、沼などの障害物を乗り越える必要があります。どちらかというと、障害物競走のようなイメージですね。

プレイヤーはヤマハ、アークティックキャット、スズキなどのメジャーメーカーによるパワフルなバギーや四輪バイクを操作。エクストリームなオフロード環境に乗り出し、高度なテクニックを要求されるコースに挑戦していきます。ベストタイムを出すためには、それぞれの車両が持つ特徴を理解し、かつ車両のダメージに対処しながら、アクセルや各種のディファレンシャルギア、駆動装置のオプションをうまく活用しなければなりません。


しかし、気になるのが本作のリアリティ。現実のオフロードレーシング攻略を徹底的に追求した完成度は、どこまで楽しめるのか、ゲームを体験するだけでなく、実際にオフロードを走ることではっきりするのではないか。そしてそれを動画で伝えよう!という思いから、リアルバギーを使ったPR動画の制作が決定。声優の白石稔さんに、山梨県河口湖にあるオフロードを四輪バギーで走ってもらいました。

そして今回、教習所を出てから一度も運転せずにゴールド免許を獲得した筆者も同行することになりましたので、撮影の様子をレポートしていきましょう。強引に付き合わされた感も否めませんが、大変貴重な体験を共有させていただきました。

まずはゲームを体験!



今回は、前述の通りPR動画制作のための企画なので、まずは白石さんにゲームをプレイしてもらいます。初めてなので、初心者コースから始めることとなりましたが、担当者によれば「大きな難所が3つある」とのこと。操作方法自体は特に難しい部分はなく、アクセル・ブレーキ・ステアリングを駆使して進んでいく点は一般的なレースゲームと大差ありません。

ただし、従来のレーシングゲーム感覚でアクセル踏みっぱなしで走ると障害物に躓いたり、コースの凸凹で車両が強い衝撃を受けてダメージを負ったりします。車両のダメージは画面左端で随時確認でき、ダメージが蓄積してくると車両の操作に悪影響が出てきます。また、コースアウトしてしまったり、障害物を避けて平坦な道を進んだりすると、ペナルティーで都度タイムが加算されていきます。


白石さんは「腹立つわー!」「アクセルのベタ踏みでもダメなのね」と戸惑いつつも、「アクセル踏みっぱなしよりも、ちょいちょいアクセルを入れていくほうがタイム縮められそう」だとあっという間に慣れてしまいます。特に障害物を乗り越える際は、ブレーキが重要になってくるのです。

平坦なコースではないので、アクセル踏みっぱなしだと、隠れた出っ張りなどに引っかかって転倒することも

初級コースながら細かいアクセルワークを要求される難所も。アクセルベタ踏みでもダメ。かといってスピードを落とし過ぎても傾斜の強い坂を超えられないという、蟻地獄のような罠に陥ってしまいました。「やりごたえあるけど、一回ハマると地獄。登山家のような気持ちになるね」と白石さんは、何度もチャレンジしていました。

本作が従来のレーシングゲームと違うのは、いつでもリスタートできることです。例えば、障害物に躓いてしまったり、バックもできないような状況になったりしても、ボタン一つで通過できなかったポイントの直前に戻れるので、何度も何度も難所に挑むことができます。


無事にゴールした白石さんですが、タイムは9分台。普通のレースゲーの感覚だと、かなり遅めに感じるタイムですが、こと『オーバーパス』においては「初めてにしては好タイム」位の感覚です。目に見えて分かる難所でなくても、タイムを急ぐあまり、思わぬ落とし穴になってしまう障害物も多いので、常に油断ができないのです。

白石稔が語る「ブレーキの重要性、リトライの楽しさ」


河口湖へ移動する前にゲームプレイを終えた白石さんに率直な感想を訊きました。取材前日が雨だったのもあって、オフロードが荒れている可能性に「皆さんも、実は願ってたんでしょ?」と楽しそうでした。


――普段もレースゲームはプレイされていますか?

白石稔(以下、白石)昔、放送されたアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』にハマった世代なので、子供時代は友人達とレースゲームで競い合っていましたね。

――日常生活でも車はよく運転されますか?

白石運転しますし、ドライブは本当に好きです。ただ、家族がいるのでファミリーカーですね。天井が高い方が落ち着くんですよ。

――ゲームをプレイして第一印象は?

白石ゲームをプレイしてみて、障害物を避けるんじゃなく、乗り越えないとタイムが加算されることを初めて知りましたね。それにしても、本当によくあんなに命を懸けるなと(笑)。今日やったゲームでもリアルだったら、僕は3回以上死んでいますからね(笑)

リアル過ぎて、主観視点だと「これは相当、三半規管が鍛えられるな!」と(笑)。カメラの振り方も含めて妥協なく作られていると感じました。エンジン音やハンドルのグリップの仕方もそうですけど、臨場感があって、やればやるほど楽しくなる。

今回、このタイムが出たから次はもっと速く走りたい欲求が出てきますね。また、その「速く走りたいな」は普通のレースゲームと違って、障害物を乗り越えていくというのが、自分の想像以上に面白いんだなと感じましたね。


――普通のレースゲームと比べて操作の違いは感じましたか?

白石グリップの入れ方が違うなと感じました。今回は四輪バギーでしたから、ハンドルが丸型ではなく、グリップを握ってやるので、左右に振った時のハンドルの切れ方が、普通のレースゲームの感覚でいると持ってかれちゃうんですよ。

ハンドルもそうだけど、ブレーキが重要だなとやっていて感じました。ブレーキをミスると転がっていく感じでしたね。その辺もリアルだなと。


――率直に伺いますが、面白かったですか?

白石面白かったですよ。さっきプレイしたのはバイク型だったので、ハンドル操作のマシンもあるので、そっちの方はどんな感じで運転できるんだろうと楽しくなりますね。

――今回プレイされたコースは、まだ初心者コースなんですよね……。

白石そうなんですよね!つまり、中級、上級と・・・あと二つくらいは存在するわけなんで・・・それはどういう風に走れば良いのか(笑)。初心者コースでも随分難しかったですからね。でも、何度もやればいけるんじゃないかという部分もあるんで、レースゲームが苦手な人でもできる気がします。1箇所のリトライが早くできるので、トライアンドエラーを繰り返して攻略していくのがとにかく楽しい。

――これから河口湖に行って、実際に乗ってみるわけですが意気込みは?

白石この撮影の前日が雨だったのが全てを物語っているというか……。雨天決行ですから、皆さん心の中では雨降って路面状態が悪いのを望んでいたでしょ!?絶対水たまりできてますよね(笑)

実は昔ちょっと四輪バギーに乗ったことがあって、林の中を走ったんですけど、あまりにもスピードを出そうとし過ぎて前の人に追いつきそうになって係の人に怒られてしまいました。男ですので、乗り物に乗るのは好きで、ついムキになってしまう。

河口湖は行ったことはないですけど、本格的なのは初めてです!やるからには面白くなるかが大事ですからね。いかに衣装の使用前と使用後のギャップが出るか、僕自身も楽しみです(笑)


命懸け!?の四輪バギー体験


インタビューを済ませ、やってきたのは、山梨県は河口湖にある「カントリーレイクシステムズ」。手ぶらで富士山の自然が楽しめる場所で、森の中のオリジナルコースを四輪バギーで走ることができます。まさに、凸凹の斜面、急傾斜、木の幹、沼などの障害物が現実にあるわけです。


今回、参加するのは白石さん、本作を発売した「株式会社オーイズミ・アミュージオ」宣伝担当の齋藤氏、筆者の3人。白石さんは「女性ゲストがいないから絵面に華がないけど、よくこの企画通りましたね!?」と驚いていましたが、齋藤さんは「ガチンコで一歩間違えたら、大怪我しかねないレースに挑む映像だからこそ、ユーザーにも届くと思うんです!」と熱く語ります。


筆者は「君は完全に巻き込まれた形だよねぇ」と同情してくれる白石さんに、「教習所を出てから一度も運転してないのに、オフロード走るの無理ですよ」と漏らしたい気持ちをぐっと飲み込みました。


動画収録も並行する中、「カントリーレイクシステムズ」スタッフのヒロさんが四輪バギーの操作やコースのナビゲートをしてくれます。不安で顔が引きつりそうな中、何かあっても助けてくれる安心感に縋る筆者でした。四輪バギーはアクセルもブレーキもグリップに付いています。アクセルはスロットルでもペダルでもなく、なんとレバー状になっており、親指で押し込むことで加速します。最高速度(40~50km/h)に対し、アクセルレバーの可動範囲が狭く、少し押し込むだけでも一気に加速してしまうことがあります。押し過ぎは命取りです。「ゆっくりでも坂道登れるので、押し過ぎないように」と何度も注意されました。一度乗ったら、馬に跨る感覚で足をギュッと内側に閉めて体勢を安定させるのもポイントです。


レクチャーを受けたらいざスタート。コースは、体験コース・チャレンジコース・頂上コース、さらには視野が奪われるナイトクルーズコースの四つがあります。体験コースは中腹までの坂道と、中腹の森林地帯をグルっと回るだけなのですが、凹凸のある斜道で、ハンドルが持っていかれて走行が安定しません。ステアリングを安定させるためにはしっかりとハンドルを制御しなければならず、曲がる時はバイクのように体重を傾ける必要もあります。思ったよりも筋肉を使います。

白石さんは、「面白いねーっ!」とハイテンションで、危なげなく走行して行きます


体験コースを全く苦にせず、満面の笑顔で楽しむ白石さんとは裏腹に、筆者はぶつかったり、道から外れて落下しそうになったりと、付いていくだけで精一杯です。ハンドルを握る両手の握力の消耗も大きく、腰への負担もあります。とてもじゃないですけど、アクセル押しっぱなしは無理で、ゲーム以上にブレーキの重要性を理解しました。スピードが上がるとハンドルが引っ張られる力も強くなるので、テンパってしまうのです。道や車から落ちないか、恐怖で心労も……。


体験コース完走後は、ブランコを楽しむ余裕すら見せる白石さん。いよいよ、チャレンジコースに挑むわけですが・・・。


「いきなり難易度上がり過ぎ」だとツッコミたくなる傾斜、凹凸、障害物で満たされた頂上までのコースが待ち構えていました。これ転倒したら……暑いにもかかわらず冷や汗が流れる筆者でしたが、「よく頑張った」と体験コースまでで終了して良いとのお達しが……。こんなに嬉しい戦力外通告は初めてでした。


「え!?ここを登るの!?」と、さすがの白石さんの顔からも笑顔が減るほどの傾斜と凹凸のコース。ハンドルを持ってかれると、即コースアウトなので、必死の踏ん張りが求められます。体験コースの数倍もカーブが多いので、曲がりきれない時のプレッシャーも大きいのです。


そして、白石さんが「全然違うなっ!」と驚きの声をあげたのが、下り。登りと下りはアクセルやブレーキの掛け方の勝手が違うため、初見では大きく戸惑ってしまったようです。


「ヒャッホー!おもしれぇ~!」とすっかり、コースに慣れた白石さん。実際に体験すると、ハンドルのコントロールの難しさと、落下しかねない恐怖がのしかかって来るだけに、遠くから見ているとなんだかシュールな光景でした。


ハイライトはチャレンジコースのラストで、狭い凹凸を走りながら頭上の木の枝を避けなければいけない場所です。例えると振り落とされないように馬にしがみついた体勢から、体を大きく傾ける必要があるので、映像としては盛れるけど、運転する側は難易度高いんです。これがオフロード……さらに難易度の高い頂上コースとナイトクルーズはどれだけ怖いのか。


夏の肝試しよりもスリルを味わえるかもしれないチャレンジコースを終えた白石さんに感想を直撃。「ゲームと違って両腕や腰に負担が来るね!ハンドルを握る腕をしっかり張って曲がらないようにしないと、ハンドルが持ってかれちゃうからさ」と、興奮気味に語ります。ゲーム操作と通じる部分もあったようで、「コントローラーのアクセルボタンを押すのと、実際のバギーのアクセルレバーを押すのが似ていましたね。本当に、ゲームプレイで、ブレーキかけて走らなきゃいけないとか、ハンドル持っていかれる感じが、リアルなのを感じましたよ!」と絶賛していました。


最後は皆で仲良く山を降りてお開きに。「また、やりたい!頂上コース走りたいね!」と最後まで興奮気味な白石さんでしたが、筆者としてはかなりヘビーな一日に……。しかし、山道をバギーで走るというのは普段まずできない体験であり、そのスリルと非日常感に病みつきになってしまう人も多そうです。大自然に触れるという意味でも、とてもいい経験ができました。

そんなオフロード体験をお家にいながら味わえるのが『オーバーパス』です。リアルオフロードは楽しいですが、いきなり挑むのはちょっと……という方はまずはゲームから始めるのもいいのではないでしょうか。『オーバーパス』から始めるオフロードレース。ぜひ、チャレンジしてみてください。


最高にタフなレースゲー『オーバーパス』は2020年7月9日よりPS4向けに発売中。価格は、パッケージ版が6,980円(税別)、ダウンロード版が6,980円(税込)です。

『オーバーパス』公式サイト

■取材協力
カントリーレイクシステムズ
《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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