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『世界のアソビ大全51』で全然知らないゲームを遊んでみた!─蒔いた種を刈り取るのが快感な「マンカラ」など、シンプルなのにどれも奥深い【プレイレポ】

『世界のアソビ大全51』は、お馴染みの遊びから聞き慣れないゲームまで多種多彩。その中から、独断で選んだ“初めて遊ぶ3作品”のプレイレポをお届けします。

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視覚的な分かりやすさと、カーリングのような“邪魔をする位置取り”がアツい「キャロム」



マスを使ったゲームが続いたので、今回最後のゲームは「キャロム」をチョイス。本作の中では“ビリヤードの原型!? インド生まれのおはじきゲーム”と紹介されており、確かにビリヤードと似た一面があります。

ちなみに「キャロム」で検索すると、アミューズメントスポットやビリヤード競技なども引っかってしまいます。ウィキペディアでの項目名は「カロム」だったので、こちらで再度検索してみると、ヒットした件数は約71,000件。ちなみに「カロム」のページを見ると、「カロム」と「キャロム」のルールは異なっており、共通点も多いものの同一のゲームとは言えなさそうです。このあたりの事情も、検索数に影響しているのかもしれません。


「キャロム」は、盤上の中央にお互いのコインを置き、自分のコインを四隅のポケットに落とすゲーム。ビリヤードでいうところの「手球」にあたる「ストライカー」を弾いてコインに当て、自分のコインをポケットに落とす──この進行自体は、ビリヤードやおはじきをイメージしてもらえると分かりやすいでしょう。


自分のコインを落としたらもう一度プレイが出来るのも、ビリヤードと共通するポイント。ちなみに自分の「ストライカー」を落とすと、それまでに獲得したコインをひとつ、盤上に戻さなければなりません。ちなみに、相手のコインを落としてもゲームはそのまま続行するので、この場合は相手が有利になるだけです。


「キャロム」が持つ特徴のひとつは、「ストライカー」を弾く位置が決まっていること。毎回、自陣に引かれた線上に「ストライカー」を置き、ここからコインを狙います。線の上ならば置く場所は動かせますが、横一線(画面的には縦一線)なので前後には配置できません。

常にこの線上から狙わなければならないので、コインをどのように弾くかも重要な戦略になります。基本的には奥側のポケットの方が狙いやすいので、うまく狙えそうな時にしっかり落としたいところです。


──しかし、ただ自分をコインを落とせばいいだけではありません。というのも、盤上には互いのコイン以外に「クイーン」と呼ばれるコインが存在しており、自分のコインを全て落とす前に、この「クイーン」もポケットに落とす必要があるのです。


しかも、「クイーン」を落とした後、続けて自分のコインを落とさなければならず、このチャレンジに失敗した場合、落とした「クイーン」は盤上に戻されてしまいます。そのため、落としやすいコインがあっても「クイーン」攻略のために残しておく、という選択肢が生まれるのです。

無論、盤面はゲーム進行と共に変化するので、弾かれ方次第では、落としやすかったはずのコインがとんでもない位置に移動することも。戦局は常に流動するので、どのタイミングで「クイーン」の獲得に動くか、その判断力も求められます。ちなみに、「クイーン」は相手が落としてもOK。ここもひとつの駆け引きとなります。


ちなみにここまで解説した内容以外で、実際にプレイを通じて感じたことと言えば、「ストライカー」を弾く場所が決まっているため、相手の邪魔がしやすい点です。弾く方向がある程度定められているので、例えば相手のコインよりもポケットに近い位置に自分のコインを置ければ、相手の攻撃を防ぎつつコインをゲットするといった展開もあり得ます。


もちろん、上手く弾かれて逆に利用されてしまう可能性もあるので、諸刃の剣でもありますが、一般的(テクニックの度合いも含めて)なビリヤードに比べ、進路への牽制がしやすく、プレイヤーの個性が反映されやすいゲーム性になっているように思いました。


あと、これは「キャロム」のゲーム性とは直接関係ありませんが、「ストライカー」を当てたら“それぞれこの方向に飛んでいく”といった結果を示すガイドラインが表示されるので、この手のゲームが不得意な方でもかなり遊びやすい仕様になっています。これも、コンピュータゲーム化の恩恵でしょう。ビリヤードゲームにもこのシステムは多く見られますが、あるとないとでは遊びやすさが段違い。本作にもしっかりと搭載されているので、ご安心ください。


決められた線上から放つ「ストライカー」。「クイーン」を落とす駆け引きとタイミング。相手の攻撃を阻む動きも可能と、独自のルールが展開にメリハリを与えてくれる「キャロム」。『世界のアソビ大全51』に収録されたことで、細かく正確なショットが誰でも可能になったので、際どい接戦が楽しみやすいゲームになった印象も覚えました。




今回紹介したのは3本ですが、『世界のアソビ大全51』にはこの他にも多数のゲームが収録されています。マイナーなゲームもあれば、昔流行ったトイゲームを再現したものなど、その方向性も多種多彩。それをひとつずつを遊ぶだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

AAAクラスのゲームも素晴らしいものですが、シンプルなゲームをひとりでじっくり、または友達とワイワイしながら遊ぶのも一興でしょう。ローカル通信・インターネット通信にも対応しているので、幅広いプレイも楽しめます。まずは「ドミノ」「コネクトフォー」「大富豪」「スロットカー」が収録されている無料配信版『世界のアソビ大全51 ポケットエディション』から始めてみてはいかがですか?
《臥待 弦》
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