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サウンドノベル×音ゲー『SEVEN's CODE』プレイレポ!サイバーパンクな世界と“選べる”音ゲーを味わう

UNLIMITED STUDIOから10月21日より配信された、スマートフォン向けサウンドノベル×リズムアクションゲーム『SEVEN’s CODE』のプレイレポートを掲載します。

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さまざまなリズムゲームに楽曲を提供してきた音楽クリエイター・NAOKI MAEDA氏が設立した「UNLIMITED STUDiO(アンリミテッド スタジオ)」の第1弾タイトル『SEVEN’s CODE』が、iOS/Android向けに2019年10月21日より配信されました。

スマートフォン向けリズムゲームは、硬軟さまざまなスタイルの作品が配信されていますが、本作はサウンドノベル要素を取り入れ、さらにリズムゲームパートにバトル要素を盛り込むなど、独自色を打ち出しています。この意欲作の特徴を紹介していきましょう。

独特な世界観が広がるストーリー


『SEVEN’s CODE』の魅力の一つが、近未来の超大型エンターテインメントシティ「セブンスコード」を舞台にしたストーリーモードです。

主人公・橿原唯人(かしはら ゆいと)は、セブンスコードの民間治安維持部隊「SOAT」の上級隊員。SOATの隊員たちは、人間の臓器とその特性をモチーフにした特殊能力「植能」を所持しています。唯人も植能を持つ一人ですが、謎の少女・アウロラとの出会いから、世界の試練に巻き込まれてしまうのです。

豊富なスチルも本作の特長。アニメーションやカットインなどリッチな演出もストーリーを盛り上げます。

サイバーパンクな世界観を持つストーリーは、フルボイスで展開。ストーリー中には、植能=「スキル」を駆使したリズムアクションゲームがバトルとして組み込まれており、プレイヤーを飽きさせません。特に1章はリズムアクションゲームのチュートリアルも兼ねているので、初めてプレイする人、音ゲーに慣れていない人はストーリーモードからプレイすることをおすすめします。

本作の大きな特徴は、このストーリーが毎月更新であり、かつ12カ月で完結することが既に決まっている点にあります。“ストーリー連載型”のリズムアクションゲームと称してもいいかもしれません。原稿執筆時点では1章まで公開されていますが、この1章だけでも「捕縛」「7つの柱」「審判」など、まだまだ真意が明かされていない言葉もあり、続きが非常に気になるところです。


キャラクターのセリフで色がついている言葉の中には、タップすると辞書のように補足が見られるものも。プレイヤーが世界観を理解するための一助となります。

なお、近未来感あふれるビジュアルは、クリエイティブスタジオ「SSS by applibot」がプロデュース。さらにアートディレクションを米山舞氏が、キャラクターデザインをBUNBUN氏が担当するなど、多彩なクリエイター陣の手によってこの世界観が創り上げられています。

「選べる」リズムゲームは好みに合わせて


ストーリーとともに本作の肝となるリズムゲームは、「シンプル」「カオス」という2種類のゲームタイプが存在します。

「シンプル」は、画面奥からノートが流れてきて、画面下部で処理していくスタイル。スマートフォンのリズムゲームとしては“王道”の形式と言えます。一方の「カオス」は、画面全体にノートが現れるスタイルで、一部のリズムゲームをプレイしていた人にとっては、慣れ親しんだ形かもしれません。

筆者は画面奥からノートが流れてくるリズムゲームをよくプレイしているので、やはり「シンプル」の方が叩きやすい印象を抱きました。とはいえ、「カオス」でのプレイは非常に新鮮。同じ楽曲を違う気分でプレイしたい際に切り替えるのも良いかもしれません。

シンプル

カオス

このリズムゲームパートの特徴は、前述した「スキル」によってゲームプレイが変化する点にあります。

本作ではストーリーモードに加え、「フリープレイモード」や「オンライン対戦」でも、キャラクター同士のバトルがリズムアクションゲーム上で表現されています。ノートを処理することで溜まるゲージがMAXになると、スキルが発動可能に。このスキルによって、戦局がガラリと変わるのです。

特に相手のスキルを受けた際に、ゲームプレイが大きく変化します。具体的には、画面全体にモザイクがかかったり、レーンが揺れたり、ノートがぼやけたり。こうしたギミックを乗り越えて勝利を目指す、一風変わったリズムアクションゲームが楽しめるのです。


プレイヤー側が使用するスキルは、選択するキャラクターによって変化します。キャラクターはミッション報酬で得られる「ゴールド」で解放されるほか、同じくミッションなどで獲得できるアイテムによって、スキルレベルをアップさせることも可能です。


楽曲はストーリーの進行によって解放されるほか、ゲーム内アイテムで購入することも可能。50曲以上の楽曲が用意されており、難易度はNormalからMasterまでの3段階。全楽曲で「シンプル」「カオス」の両方がプレイできるので、非常に多くの譜面が遊べるようになっています。

これらの楽曲はNAOKI MAEDA氏をはじめ、サブカル系音楽シーンを賑わす音楽アーティストたちの手によるもの。そのサウンドも本作の世界観にマッチしており、ゲーム全体の統一感が醸し出されています。

隠された「コード」を解き明かす


本作のメインパートではないのですが、プレイヤーを『SEVEN’s CODE』の世界に引き込む一因となっているのがターミナルにおける「コード入力」機能隠しコードです。

メニュー画面の中央にあるロゴをタップすると入力画面が出てくるのですが、中央という配置からして非常に趣深い。ゲーム内外問わずさまざまなキーワードが隠されていますので、これだと思う言葉を入力して試してみましょう。ストーリーを振り返ったり、クリエイター名などをチェックしてみると良いかもしれませんよ。ちなみに、コードが認識されると「ダイヤ」がもらえます。




サイバーパンクの世界観を軸に、サウンドノベルとリズムゲームの両方が楽しめる本作。楽曲やグラフィック、演出に至るまでこの世界観で統一されており、どっぷりと浸らせてくれる作品です。PVを見て気になったら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょう。

《ばかいぬ》
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