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『DEAD OR ALIVE 6』 先行インプレ―遊びやすく、親しみやすく「激闘エンターテインメント」へと進化

3月1日(金)発売予定の『DEAD OR ALIVE 6』。「激闘エンターテインメント」へと進化を遂げた今作をみっちりプレイしてきましたので、おすすめポイントを皆様にご紹介します!

ソニー PS4
『DEAD OR ALIVE 6』 先行インプレ―遊びやすく、親しみやすく「激闘エンターテインメント」へと進化
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3月1日(金)発売予定の『DEAD OR ALIVE 6』は、当初予定されていた発売日よりも多少ばかり延期しましたが、対戦における表現、バランス調整を含む多くの箇所に渡ってクオリティに磨きがかかりました。前作のテーマである「格闘エンターテインメント」から「激闘エンターテインメント」へと進化を遂げ、格闘ゲーマーはもちろんのこと、多くのユーザーに楽しんでもらえる要素がたくさん詰まっているのも注目ポイントです。

今回は、無類の格闘ゲーム好きでもある筆者が今作をみっちりプレイしてきましたので、『DEAD OR ALIVE 6』が持つおすすめポイントを皆様にご紹介します!

◆「DOA」シリーズが持つ特徴あるシステムはゲージ要素によりさらに進化!ワンボタン連打で発動可能な専用コンボも!


『DEAD OR ALIVE』(以下、DOA)は忍術や太極拳、プロレスや蛇拳など、それぞれ特徴的な格闘スタイルを持つキャラクターの中から一人を選び、打撃・投げ・ホールドの3すくみを瞬時に判断しながら、攻防を繰り広げる対戦格闘ゲームです。シリーズの歴史は長く、ナンバリングとして発売されたのは、前作『DOA5LR』から数えるとおよそ4年ぶり、「DOA5」から数えると約7年ぶりとなります。

今作では「DOA」シリーズにおける基本のシステムはそのままに、初のゲージ要素を搭載。ダメージを与える・受ける、攻撃をガードするといった行動により専用のゲージ「ブレイクゲージ」が溜まっていきます。ゲージを50%分消費することで相手の打撃系の攻撃を全てホールドできる「ブレイクホールド」、100%分消費することで相手の上段・中段攻撃をさばきながら必殺の一撃を放てる「ブレイクブロー」が発動可能です。

一方的にやられてしまっている際の逆転の一手として、もしくはコンボを継続・締めに使うパーツとしても有効活用できるこのシステムは「DOAらしさ」を損なうことなく非常にマッチしているように感じました。



また今作には一つのボタンを連打することにより発動できる「フェイタルラッシュ」が搭載されています。この「フェイタルラッシュ」の始動技を当てると、相手は「フェイタルスタン」と呼ばれる専用のやられ状態になり、その状態中は「ブレイクホールド」以外の対抗手段がなくなります。フェイタルラッシュは4発まで連続で打つことができ、ゲージが100%溜まった状態で4発目を当てると、そのまま「ブレイクブロー」に繋がります。「フェイタルラッシュ」を当て続けるか、それとも「ブレイクホールド」を警戒するため「フェイタルラッシュ」を中断して別の攻撃に移行し、コンボを繋げるか……この駆け引きが「DOA」に新たな楽しさを生んでいると言えるでしょう。


◆新キャラクター「ディエゴ」「NiCO」はどちらも使いやすく初心者にもおすすめ!


今作から登場する新キャラクターは、ストリートで鍛えた喧嘩スタイルが武器の「ディエゴ」と、東南アジアに存在する武術シラットを極め、電撃をも操る天才科学者「NiCO」の二人です。


ディエゴはその豪快な動きを武器に、タックルや殴打、空中に浮かせた相手を掴んで床に叩きつけるなど激しい攻撃が強みです。相手を壁際に持っていった際の爆発力はすさまじく、怒涛のラッシュで相手の体力をごっそり減らすことができます。先述したタックルは攻めの起点にもなりますので、相手の様子を見つつも積極的に放つと良いかもしれません。またあまり攻撃が届かないかも……と思っても一歩踏み込んでのパンチや蹴りなどもあるので、思い切って打ってみるのもいいでしょう。




NiCOは小柄な体格を活かした鋭い攻撃、そしてコマンドによってはボタンを長押しすることで性能が強化される必殺技があります。長押しで強化された技の中にはガードをされてもこちらの優勢・もしくは五分五分の状況を作り出せるものもあるので、チャンスを見つけてどんどん技を押し付けましょう。相手が慌ててしまっている隙にコンボを叩き込んだり、投げたりしていくことにより自分のペースを保ちやすいキャラだと思います。




この二人に共通しているのは、他のキャラと比べて技コマンドが多少少なめになっている点です。3D格闘ゲームというと、ボタンの押す順番や途中でレバー入力をすることにより技が変わるものが多く、その分コマンドリストの総数が膨大なものになることがよくあります。このコマンド数が少ないというのは=キャラの行動を把握しやすいということにも繋がるので、最初に使うキャラにおすすめできるというわけです。

それでも、2D格闘ゲームに比べれば技数は非常に多いので、もしわからなくなった時は「トレーニング」を行い、「コマンドトレーニング」で少しずつ覚えていくやり方をおすすめします。

◆「DOAクエスト」は遊びと学びが両立された新モード!報酬は「DOAセントラル」で思う存分楽しもう!


今作から追加された「DOAクエスト」は提示されたお題をクリアすることでさまざまな報酬が得られるモードです。お題の例として試合に勝つ、1コンボで一定量のダメージを与える、ダウン攻撃を一定回数成功させるといったものから、連戦にてスコアを一定数獲得するなど、数多くのお題があります。そのお題をクリアしていくことにより、衣装やアクセサリーなどを獲得するためのポイント、コスチュームを開放するための設計図などが獲得可能です。


この「DOAクエスト」の素晴らしいところは、提示されたお題によって「おすすめチュートリアル」というショートカット機能が使用できる点です。このショートカットは提示されたお題の中でも難しいものに関して、それぞれに対応する、またはアドバイスになり得るものへのチュートリアルへ瞬時に移動、プレイできるシステムになっています。これにより「ホールドがうまくできないなあ……」、「どうすればもっとコンボを繋げられるんだろう……?」といったような悩みにも、すぐ対応できるのです。

気軽に遊びながら、クリアすることで報酬も獲得でき、しかも知識やアドバイスもその都度吸収できる、まさに一石三鳥なこのモードは遊びと学びが両立された素晴らしいモードといえるでしょう。


そしてクエストクリアの報酬は「DOAセントラル」モードで、それぞれのキャラクターのコスチューム・ヘアスタイル・メガネ解放に使いましょう。この「DOAセントラル」では獲得したコスチュームなどでキャラクターの着せ替え・鑑賞を楽しめる「ワードローブ」のほかにも、今までの戦績を閲覧できる「データベース」やユーザーがオフライン・オンラインマッチで保存したリプレイを見たり、COM同士の対戦を観戦したりできる「シアター」など多くのモードがあります。


◆今作が初めてでも大丈夫!魅力たっぷりな「DOA」の世界へようこそ!


息が長いシリーズほど、新しく入るのは少し気が引ける……と思ってしまう気持ちも十分にわかります。しかし、今作においてその心配は無用です。格闘ゲームに初めて触れる人に向けた、十二分に充実した「トレーニング」。世界観を楽しみつつ、多くのキャラクターを操作することのできる「ストーリー」。遊びながら対戦の基礎やコツも学ぶことができる「DOAクエスト」や、対戦を十分に楽しむことができる「ファイティング」や「オンライン」といったモードの数々……。

なによりかわいい、綺麗、カッコいいキャラクターが目白押しの「DOA」なので、一目惚れするキャラクターもきっといるはずです! ユーザーそれぞれの楽しみ方を受け入れてくれる格闘ゲームですので、今まで格闘ゲームに触れてこなかった人、キャラクターやこのシリーズのことを知りたいという人、シリーズを長年遊んできた人、多くのユーザーに遊んで欲しい作品です!


発売日の約一週間前になる2月23日(土),24日(日)には、二日間限定で『DEAD OR ALIVE 6』豪華体験版が配信予定です。これは一部機能やモード、ステージが遊べないものの、ほぼ全てのキャラ(なんとDLCキャラ以外の全員!)を使ってランクマッチとトレーニングを遊べます。またストーリーモードの序章もプレイできるので、「DOA」シリーズ入門にもってこいの体験版になっています!この機会にぜひ遊んでみてください!
《伊藤ガブリエル》
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