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「最高のドラマがあるアートを皆さんに届けたい」直良有祐氏が語る―ディライトワークス肉会Vol.7レポート

2018年12月7日(金)、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)の開発などで知られるディライトワークスにて、「肉会(MEAT MEETUP)Vol.7 秘密の肉会 ~直良のアートディレクション編~」が行われました。

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2018年12月7日(金)、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)の開発などで知られるディライトワークスにて、「肉会(MEAT MEETUP)Vol.7 秘密の肉会 ~直良のアートディレクション編~」が行われました。

「肉会(MEAT MEETUP)」とは、毎回ディライトワークスでの仕事に興味を持った社会人を対象に、情報交換や交流、キャリアの相談が行えるイベント。

2018年最後の開催となるVol.7のテーマは「秘密の肉会 ~直良のアートディレクション編~」。会場にはディライトワークス クリエイティブオフィサーの直良有祐氏、グラフィックディレクターの田口博之氏、アートディレクターの角崇康氏が登壇し、アートディレクションに関するノウハウや、ディライトワークスでの現場の仕事について語られました。

トークセッション終了後の懇親会では、クリスマスにちなんだ肉料理が登場! ターキーやクリスマスハム、鴨のローストをつまみつつ、ゲーム業界の話で盛り上がりました。


イラストとデザインの区別はついているか


『ファイナルファンタジーVII、VIII、X、XV、零式』アートディレクションをはじめ、『サ・ガ』、『FRONT MISSION』シリーズのアート、『戦国IXA』など、数多くのイラストを手掛けてきた直良氏。

直良有祐氏

早くも会場には肉料理が用意されていることについて、直良氏は「お肉の臭いがある中、お腹が鳴るのを我慢しながら話を聞くのは大変かもしれませんが……」と会場の笑いを取りつつ、さっそくトークセッションをスタートしました。


最初のテーマは、「イラストやデザイン画など、名前がたくさんあり過ぎる件について」。イラスト、コンセプトアート、デザイン画、イメージボード、キービジュアル、設定画など、会社によって呼び方は様々。直良氏は、それらを厳密に分けができているかと会場に問いかけます。

直良氏の問いに対し、田口氏は「(ゲーム業界に携わる人たちの)ほとんどがイコールだと思っているんじゃないか」とコメント。定義が曖昧なままプロジェクトが進行するとトラブルの元になり、作業の妨げにもなると続けます。

田口博之氏

直良氏はイラストを“ユーザーの感情に作用させるもの”、デザイン画を“チーム内の仕事の基準を決めるもの”と定義。前後の工程を意識して、誰に作用するか考えるのが重要だと話します。

角氏の「イラストは商品に近いのでしょうか?」という質問に対し、直良氏は「イラストは商品そのものの看板になる」と回答。さらに、「今日の話はどんどん広めて欲しい」と強調しました。

角崇康氏


画面を見た瞬間に「あのゲームだ!」と思わせる特徴づくりが重要


続いてのトークテーマは「アートのコンセプトって必要なのか分からない件について」。直良氏は、作りたいものを可視化し、チーム内で最終イメージの共有するのが一番大切だと言います。例えばファンタジーをベースにした世界を作る場合、「ドラゴン」や「勇者」、「魔法」など人によって概念のばらつきがあり、このままだと統一感がありません。


個人個人が単に好きなものを持ち寄るだけでなく、コンセプトを明確にするためにアートが必要だと直良氏は言います。スポンサーや会社などへアートを提示し、商品イメージの可視化してゴールを明確化する必要があるからです。

画面を見た瞬間に「あのゲームだ!」と思わせる特徴づくりが重要で、この工程にはかなりの時間を割いているとのこと。さらに、アートの作成はユーザーの想像の力を奪うことにも繋がるので、責任が重大だとも話します。

角氏は「分かってはいるが、とても難しい部分だ」としながらも、予めベースとなるものを共有しておけば誤解を生む可能性もなく、説明の時間も短縮ができるとコメント。直良氏は「アートとはユーザーや会社の仲間、上層部など色んな人たちに対するファイナルビジョンであり、新規性・独自性があるかに重点を置くべきだ」と結論付けました。


最高にドラマあるアートを作り上げるために


アートコンセプトについて、直良氏は「キャラクターを通して、世界をどう描くか」が重要だといいます。例として『ロード・オブ・ザ・リング』を挙げ、「指輪を返すと世界が救えるなど、その中の循環から世界観が生まれています。世界がキャラクターに、キャラクターが世界にどう影響し合うかを考えることで新しい概念ができるんです」と解説。

また、コンセプトを考える時には、コンセプトシートを活用しているという直良氏。自分の頭の中にある内容を可視化でき、自分の閃きが正しいのか確認にも使えると言います。

※本コンセプトシートは直良氏が今回のトークセッション用に簡易的に埋めた物であり、講演用のダミーです

さらに、コンセプトに関する評価軸は3つあると持論を展開。1.新規性・独自性があるか、2.時代に寄り添っているか、3.(イラストを)描き切れているかを大事にしており、商品であることを常に意識してキャラクターや世界を描き切ることが重要だと強調しました。


最後に、直良氏は「最高のドラマがあるアートを皆さんに届けたいです。10年大事にしてもらえるキャラクターを心掛けているし、大事にしたいです」と話し、トークセッションは終了となりました。





ターキーやクリスマスハムなど、クリスマスにちなんだ肉料理が登場!


トークセッション終了後の懇親会では、ターキーやクリスマスハム、鴨のローストなど、さまざまな肉料理が登場!








また、12月29日~31日開催のコミックマーケットで販売されるアクリルスタンドも展示されていました。




次回の肉会(MEAT MEETUP)Vol.8は、2019年1月11日に「DELiGHTWORKS SWALLOWTAIL Studios キャリア相談会」をテーマとした会を開催予定。ディライトワークスについて興味がある方は、忘れずにチェックしておきましょう!
《島中一郎》

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